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iPhone7のSuica対応は何ができるの? 安全なの? 使い方は? 素朴な疑問を解決

2016-11-07 10:00:00

iPhone 7シリーズは、iPhoneとして初めて電子決済の「Suica」に対応した。 国内のiPhoneユーザーにとって、待ち望んできた機能でもある。

「Suica」が使えるということだが、実際には、

「何ができるのか?」 「どうやって使うのか?」 「支払い方法は、どうなっているのか?」 「iPhoneを紛失した際などの安全性は大丈夫なのか?」

など、わからないことや、疑問をお持ちの方も多いことだろう。

そこで今回は、iPhone7のSuica対応とは、いったいどういうことなのか、解説しよう。

iPhoneのSuicaは、何ができるのか?

iPhone 7は、内蔵アプリ「Apple Pay」を使ってSuicaやクレジットカード、プリペイドカードを、搭乗券やギフトカードなどと一緒にWalletアプリケーションに入れておくことができる。

使い勝手はSuicaカードとまったく変わらない。電車に乗ったり、コンビニで買い物したり、自動販売機でお金を払ったりもできる。

JR東日本によれば、日本全国4,789 の駅、約3 万台のバス、約36万の店舗で利用できる。

iPhoneのSuicaは、どうやって使うのか?

Suicaを使い始めるのは簡単だ。iPhone 7をSuicaカードの上に置くと、Suicaの残額やSuica定期券の情報がすばやく転送される。もうプラスチックのカードを持ち歩く必要はなくなるのだ。

Suicaカードを持っていない場合は、JR東日本のSuicaアプリケーションの中で、Apple Payと一緒に使えるSuicaを作ることができる。

複数のSuicaをApple Payに登録して、利用目的にあわせて使い分けることも可能だ。

SuicaへのSFチャージ(入金)や定期券の更新は、Apple Payに登録したアメリカン・エキスプレス、MasterCard、JCB のクレジットカード、ビューカードからできるようになる。

iPhoneを紛失した際の安全性は大丈夫なのか?

Suicaカードが簡単に転送できるとなると、安全性が気になる人もいるだろう。 安全性と個人情報の保護は、Apple Payでもっとも重要視されていることなので、心配はいらない。

iPhone 7を紛失した場合には、「iPhone を探す」機能で紛失モードに設定することによって、Apple Payの利用を簡単に一時停止することができる。

さらに「リモートワイプ」(遠隔消去)を実行すれば、端末に保管される個人情報を全て消去することも可能だ。 iCloud. com にログインしてApple Payの支払いを停止することもできる。 またiPhoneを紛失した場合でも、Suicaのチャージ残高は保証される。

Apple PayをiPhone に設定した場合でも、ユーザーのクレジットカードの番号がAppleのサーバーに保管されることはない。 というのは、ユーザーのiPhoneには、固有のアカウント番号が発行されており、暗号化された状態で安全にiPhone内に保管されているからだ。

よって、Apple Payを利用したときでも、ユーザーのクレジットカード番号が加盟店に通知されることはない。

海外のiPhone 7はSuica対応なの?

通販やオークションのサイト、秋葉原のモバイルショップでは、海外のiPhone 7を入手することが可能だ。 ここで、ひとつの疑問が出てくる。

海外のiPhone 7はSuica対応なのだろうか?

結論から言えば、ノーだ。

海外では、NFCの周波数が異なるため、日本国内で発売されているiPhone 7のみがFeliCaに対応している。 実は、国内版iPhone 7の裏面には、よく見ると、「総務省指定」の刻印がある。国内で使う近接無線技術「FeliCa」に対応した機器には、表記が義務付けられているのだ。

iPhone7の「Suica」対応は、必要な安全性や機能は十分に揃っているといえるだろう。 ・既存のSuicaカードがあれば簡単に転送できる ・SuicaカードがなければApple Payと一緒に使えるSuicaを作ることができる ・使い勝手はSuicaカードと変わらない ・安全性と個人情報の保護も対応している

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情報提供元: クチコミ.jp

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