子育てにも生かせる!過去の仕事の経験が未経験の育児を助けてくれた!
2021-09-27 11:00:00
自分の子供だけど別人格
子供が産まれたばかりの頃は自分の分身のように感じ、その後0~100まで何もかもお世話をしていると、体調や皮膚の状態、お腹のすき具合や好きな遊びまで「この子のことならなんでも知ってる!」という状態になり、成長していくと共に「今どう感じているのかな?」と感情を探ることが増えました。
そのうち、こちらの想像を遥かに超えるような出来事が起こるようになり、自分の子供だけど別人格だということを実感する毎日です。
現在3歳を目前にした娘はまさに「なんでも自分で!」の真っ最中。どんどん芽生える意欲にどう対応していいのか悩むことも増えてきました。
子どもも大人も、人対人
私が介護の仕事で学び、大切にしていたことは人として誠実に対応することでした。
具体的には「安心感を大切に」「否定をしない」「ペースを合わせる」「自尊心を保つ」など、今思えば育児にも繋がる優しい気持ちでした。
このことに気付いてからは自分の中に育児の「柱」ができ、文字通り心の支えとなってくれています。
子供への接し方
元々、娘の成長を感じる度に迷い、育児書やネットの中に正解を求め、そこで理想の育児と自分の育児の差に落ち込む日々でしたが、いくつかの共通点を見つけてからは、子供への接し方にも少しだけ自信がついてきました。
例えば、
・本人のやりたいことは抑え込まずに、こちらが許せる範囲で"先手を打つ"
・使い方や、やり方の違う遊びは、違うよと教えてもそうする場合、たとえ人前であっても命に関わることでなければ一緒に楽しむ"発想の転換"
・ぐずった時も本当は母親である自分が最後まで対応したいが、人を変えることで同じことがすんなり好転する時には、"こちらのこだわりを捨てる"
・イヤイヤと癇癪を起こす時も、受け入れて寄り添ったり、説得をするよりも、歌を歌ったり好きな食べ物を出したりして、子供が拘っていることから"気持ちを切り替える"
など。
もちろんこのことだけが正解だとは思いません。ただ、迷った時に親が自信を持って対応できる点については、子供から見ても安心感に繋がると思うので、大切にしています。
時を超えて
仕事を辞めたことで失ったものもありましたが、それまで仕事で培った経験が時を超えて今の自分を助けてくれました。
また、介護を通して人生の先輩方が教えて下ったことを自分の育児に役立てることができて、一人一人のお顔が浮かぶくらい嬉しかったです。
そして、介護と育児は真反対のように思われるかもしれませんが、 1番大きな共通点は、こちらが成長するという点です。
介護も育児もこちらのペースでは進みません。我慢や忍耐を強いられることも多くありますし、それと同時に、多くの気付きや喜び、発見があります。
育児と介護が同時進行となることも、昨今よくあることと思います。
この記事が少しでも不安を和らげられればと思います。
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情報提供元: michill (ミチル)