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片づけ迷子さん必見!どうなったら終わり?整理収納のプロが教える「片づけのゴール」

2022-05-03 11:00:00

①持っているモノを生かせる「ほど良い量」を目指す

最近は、SNSなどでも、素敵に変わっていくお部屋のビフォーアフターを目にする機会も増えました。

見違えるほど、すっきりとしたアフターの写真に憧れて、そのようなお部屋を目指そう!という気持ちになってしまいがちですが、その写真に写るお部屋の収納は、自分のお部屋とは違いますし、自分が使うモノを置いてはいないのです。

それを真似るのではなく、自分が持っているモノを、使いやすくする方法を目指すようにしましょう。

そして、モノが少なく整っているお部屋が「正しく片付いた部屋」と思ってしまいがちですが、モノの量が少ないから良いというものではありません。モノが多くても、散らからず、使いこなせる人もいますから、自分が心地よいと感じる状態にしていくことが大事ではないでしょうか。

片付けのゴールは、自分が、覚えておくことが出来て、探さない迷わない状態、そして自分の持っているモノを生かせる状態にする事です。

②取り出しやすく戻しやすい収納を目指す

最近は、色々なお店で、素敵な収納グッズを目にすることが増えましたね。そんな素敵なグッズ、使ってみたい!と思いますし、真っ白に並んだ収納ボックスは、見るだけで、うっとりしてしまい、同じような収納にしようと思う事もあるかと思います。

でも、片付けで目指すのは、使うモノを使いやすくして、散らかりにつながらない事のはず。収納ボックスを使う事で、使うたびに、ボックスを引き出して、取り出して戻す、というような面倒な収納場所にしてしまうことも。

収納ボックスを使う事を目的とせず、使いやすさをゴールにしましょう。

③ストレスのない「空き」のある収納を目指す

以前の私の片付けの目標は、「いかに持っているモノをたくさん、収納に収めるか?」でしたが、それでは、使う事が面倒になるという事を知りました。

使う事が面倒になるのは、取り出しにくいとか、探すのが面倒と感じるからのはず。そうなると、持っているのに改めて買ってしまう事になるかもしれません。その事で、さらにモノが増えたり、使ったモノが元の場所に戻らないということにもなりますし、使う時の取り出しにくさから、イライラしてしまう事も。

そんな残念な状態にならないために、モノを使う時には、ストレスなく使え、使った後は投げ込んでも、簡単に元に戻るような収納の中に「空き」を作ることを目指しましょう。

片付けをする時は、SNSなどで目にする素敵なおうちの収納用品やモノを減らす事だけをゴールにすることなく、今の自分が気持ちよく過ごせる空間づくりや、好きなこと・やりたいことが心置きなくスムーズにできる状態に変えることをゴールに設定をしましょう!


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情報提供元: michill (ミチル)

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