E START

E START トップページ > マガジン > ZTEのAXON 7 miniは、無理にスペックを下げない性能重視の実用ミニモデルだった!

ZTEのAXON 7 miniは、無理にスペックを下げない性能重視の実用ミニモデルだった!

2017-03-29 10:00:00

ZTE製のSIMフリースマートフォン「AXON 7 mini」(アクソンセブンミニ)は、OSにAndroid 6.0(Marshmallow)を、CPUにQualcomm Snapdragon 617 MSM8952を採用し、デュアルスピーカーや「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)に対応。背面には、有効画素数約1600万画素のカメラ、指紋認証センサーを搭載したコンパクトなミドルハイモデルです。

国内向けには、フラッグシップモデルの「AXON 7」(アクソンセブン)と同じく、10月21日から販売を開始しました。 AXON 7に比べて機能を抑えた分、販売開始時の価格も2万円安い39,800円となっています。

AXON 7 miniは、機能を抑えたと言っても決して必要最低限というワケではなく、スペック的にはかなり高い仕様です、 AXON 7同様、もしくはそれ以上にコストパフォーマンスは高い製品と言えるでしょう。

本体サイズは劇的なminiサイズではない!?

「mini」というと、どうしても小型のスマートフォンを連想してしまいがちですが、AXON 7 miniは決して「小さくて必要最低限の機能しか備えていないモデル」ではありません。

本体のカラーバリエーションは、AXON 7と同じく ・「イオンゴールド」 ・「クオーツグレー」 の2色です。2つを並べてみると分かりますが、実は、AXON 7 miniは劇的に小型というワケではありません。

AXON 7の本体サイズは、高さが約151.7mm×幅が約75mm×厚さが約7.9mmです。 対してAXON 7 miniは、高さが約147.5mm×幅が約71mm×厚さが約 7.8mmです。 一回り小さいとも言えないほど、かなり近いサイズ感です。

一見して異なる部分が、ナビゲーションキーです。 AXON 7はディスプレイ直下に備えていますが、AXON 7 miniはディスプレイ内の下部に備えています。操作に変わりはありませんが、位置とデザインが異なります。

なお、ディスプレイは、 AXON 7が、約5.5インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶、2560×1440ドット(WQHD)。

AXON 7 miniは、 約5.2インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶、1920×1080ドット(フルHD)となっています。

AXON 7 miniのほうが、わずかにサイズが小さく、解像度や表示領域が狭いという点がAXON 7との違いです。

デュアルスピーカーを搭載、「Dolby Atmos」にも対応

本体正面の上部、下部のいわゆるベゼル部分にはデュアルスピーカーを搭載しており、立体感のあるサラウンドサウンドを再現する「Dolby Atmos」に対応します。

そのほか、サウンド関連ではオーディオ専用チップ「AK4962」を搭載するなど、AXON 7同様にサウンド機能に注力していますが、残念ながらハイレゾオーディオには非対応です。

1600万画素カメラと指紋認証に対応

本体の背面には、F1.9 有効画素数約1600万画素のメインカメラと、指紋認証センサーが縦に並びます。このあたりのデザインもAXON 7とほぼ同じです。上部の側面には3.5mmのイヤホンジャックを搭載しています。

なお、メインカメラは、最大サイズの16Mの設定では「4608×3456」(4:3)、最小サイズの2Mの設定で「1920×1080」(16:9)で記録できます。マニュアルモードを搭載し、シャッター速度やISO、ホワイトバランス、露出補正の設定もできるため、自分好みに細かな調整をして撮影することができます。

USB Type-CとDSDSに対応

本体下部側面にはUSB Type-Cコネクタを搭載しています。上下を気にすることなく挿しこむことができるType-Cですが、従来のType-Bとは形状が異なるので注意が必要です。

本体には、ACアダプタと、Type-Cのケーブルが1本付属しています。

また急速充電規格にも対応していますが、AXON 7の「Quick Charge 3.0」規格ではなく「Quick Charge 2.0」の対応になっているため、AXON 7よりは充電効率はやや落ちます。とはいえ、急速充電機能には対応しているため、非対応モデルよりは効率のよい充電が可能です。

こちらはAXON 7と同様に、2枚のSIMカードをセットできるSIMカードトレイを搭載し、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。

トレイ2はmicroSDカードとの兼用トレイになっているため、microSDカードを利用する場合は、1つのSIMカードしか利用できないので注意が必要です。

なお、いずれのSIMスロットも、対応バンドはAXON 7と同様です。microSDカードは、microSD/microSDHC/microSDXCに対応しています。

本体の保存容量(ROM)は、AXON 7の64GBに対して、AXON 7 miniは約半分となる32GBである点も異なります。 どうしても保存容量が大きいほうがいいという方は、AXON 7を選択することになります。

とはいえAXON 7 miniの32GB(実質の空き容量20GB程度)は、決して少ないワケではありません。microSDを併用する場合は、あまり気にする点ではないと言えるかもしれません。

主な仕様 OS:Android 6.0 CPU:Qualcomm Snapdragon 617 MSM8952 OctaCore (Quad 1.5GHz + Quad 1.2GHz) ストレージ(ROM):32GB 内蔵メモリ(RAM):3GB ディスプレイ:5.2インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶 2.5Dラウンドエッジガラス, Gorilla Gen4 解像度:1920 x 1080ドット(フルHD) カメラ 有効画素数:Main:1600万 F1.9 EIS/PDAF、Front:800万 F2.2 センサー:指紋認証センサー、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、光センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、3.5mm イヤホンジャック サウンド:フロント デュアル スピーカー、Dolby atmos ヘッドホン端子:3.5mm オーディオ ジャック 位置測位:GPS/A-GPS/Glonass/Bei dou 無線LAN(WiFi):Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz Bluetooth:Bluetooth 4.1 デュアル待受け機能:LTE, UMTS同時待受け可能 通信方式 スロット1:FDD-LTE: 2100(B1) / 1800(B3) / 900(B8) / 800(B19) / 700(B28)、TDD:2500(B41)、UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、 GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz、キャリアアグリゲーション(CA) 800(B19)+1800(B3) 通信方式 スロット2:UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz 下り(受信時)最大:300Mbps(LTE) 上り(送信時)最大:50Mbps(LTE) SIMカードスロット:Slot 1 : nano SIM/Slot 2 : micro SD or nano SIM 外部メモリ:microSD/microSDHC/microSDXC ※SIMカードトレイ2は、SIMカードとmicroSDカード兼用 連続待受時間:約 300時間(WCDMA) 連続通話時間:約 1200分(WCDMA) バッテリー容量:2700mAh/ Quick Charge 2.0(急速充電機能) 本体サイズ:高さ 約 147.5mm×幅 約 71mm×厚さ 約 7.8mm 本体質量:約 153g 本体色:イオンゴールド/クオーツグレー 保証期間:購入日より1年間の日本国内保証 /「ZTE安全保証サービス」(有償) 主な付属品:USBケーブル、ACアタプター、クイックガイド、保証書、イヤホン

関連記事

情報提供元: クチコミ.jp

  • Twitter投稿
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事

この記事へのFacebookのコメント