夏に向けて旬の果物をより美味しく食べるには?選び方のコツと食べ方を教えます!
2017-05-29 17:00:00
気温も一気に上がり、早くも暑い日が増えてきています。熱中症にならないためにも、水分補給はしっかりして過ごしたいもの。でも、水やお茶を飲んでばかりいるとお腹もタプタプするし…なんてことも。
そこで、美味しく水分補給ができるのが、これから旬の果物。口に入れると、溢れるほどのみずみずしい果汁と、天然の甘さが体も心も癒してくれますよ。
そんな、これから旬な果物の選び方と、美味しい食べ方を調べてみました。より美味しい果物を選ぶ秘訣をお伝えしちゃいます。
サクランボ
サクランボの旬は、5月頃~7月頃までで、6月頃が出荷の最盛期です。
・美味しいサクランボの選び方 美味しいサクランボを選ぶポイントは、まず色を見て十分に熟しているか確認します。しっかりと赤く色が付き、鮮やかでつやがあるものを選びましょう。サクランボは追熟しないので、青みが残っているものは避けるように。
また、茶色っぽく変色していたり、傷が付いているものはもちろん避けるべきですね。鮮度については、枝が緑の鮮やかなものを選ぶといいですよ。鮮度が落ちてくるサクランボは、枝が茶色くなっています。粒が大きいほど価格が高くなるため、同じ価格なら大粒を選ぶといいですね。
・サクランボの美味しい食べ方 サクランボは、食べる直前に冷やすのがオススメです。長い間低温にしておくと、実が締まって美味しさが損なわれてしまいます。また、サクランボをタルトにつめて焼き上げたチェリータルトも定番ですね。タルトには、通常缶詰のサクランボを使うことが多いですが、フレッシュなサクランボを使ったものは、また格別の美味しさですよ。
メロン
メロンは周年出回っていますが、最も流通量が多いのは6月で、この頃がシーズンです。
・美味しいメロンの選び方 網メロンの場合は、ネット(網模様)が盛り上がり、均一に張っているものを選びましょう。網なしメロンの場合は、形の整っているもので、変色や斑点、濃い筋などがないものを選びます。果柄は、太くて変色していないものが甘くて美味しいメロンです。キレイな球状で、ズッシリと重みのあるものが肉厚で多汁です。メロンのお尻の部分が、1円玉程度の大きさだと良品です。
・メロンの美味しい食べ方 くし型に切って種を取り除いて食べるのが、定番の食べ方ですね。甘みが足りなかったり、味が淡白な場合は、ブランデーやウイスキーなどを少しかけてみるといいですよ。また生ハムとの相性がいいため、果肉をハムで巻いてレモン汁やブランデーをかけてオードブルにするのもオススメです。適当につぶして凍らせると、サクサクのシャーベットになっちゃいます。
スイカ
スイカは4月頃から出回り始め、9月頃までがシーズンです。
・美味しいスイカの選び方 スイカの模様が、ハッキリしていて、模様のある部分とない部分の凹凸があるほど良く熟し、甘味が強いスイカです。よく昔から、叩いていい音のするスイカが美味しいと言われますが、素人には音の聞き分けは難しいので、模様をチェックすることとズッシリと重みのあるものを選びましょう。
・スイカの美味しい食べ方 スイカは追熟せず、劣化が早いので買ったらすぐに食べるのがオススメ。また、冷やし過ぎると甘味が半減してしまうので、食べる直前に冷やすようにしましょう。丸のままの場合は、バケツや桶にスイカを入れ、スイカの上にタオルなどを被せ、水道水を垂らしておくと良いですよ。スイカは中心部分が最も甘く、皮に近づくにつれ糖度が下がります。甘い部分がいきわたるように、中心部分から放射状に切るのがポイントです。
桃
桃の旬は6月頃から9月頃まで。7月頃が出荷の最盛期です。
・美味しい桃の選び方 ハッキリした紅色で、色付いているものを選びましょう。また色付いている部分に、白い斑点が表れているものは美味しい桃の目印です。さらに、枝側の色を見て、キレイな白い色のものを選びます。緑がかったものや、黄色みを帯びているもの、茶色っぽくなった部分があるものは避けましょう。
縦に伸びる割れ目に対して、左右対称のものかもチェック。サイズは、大きいものの方が美味しい傾向です。最後に、鼻を近づけて甘い香りがするかも確認しておきましょう。
・桃の美味しい食べ方 桃は、冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やすと美味しいですよ。桃の一番美味しいところは、お尻と言われるヘタの反対側。食べる時は、ヘタの方からお尻に向かって食べていくと食べ終わった後に、桃の甘さがいつまでも口の中に残って美味しいんです。
これから、夏に向けてみずみずしいフルーツが次々に出てきますね。それぞれのフルーツを単品で楽しむのもいいですが、複数の種類を混ぜて食べるのも美味しいですよ。旬なフルーツを食べて、暑い季節を元気に過ごしていきましょう。
情報提供元: クチコミ.jp