E START

E START トップページ > マガジン > 体験型バスツアーが新鮮!「エコフェス2023夏 in 戸隠高原」レポート

体験型バスツアーが新鮮!「エコフェス2023夏 in 戸隠高原」レポート

2023-10-03 10:00:39

暑い夏も終わり、おでかけに最適な秋到来。シルバーウィーク後半の9月22日(金)〜9月24日(日)にかけて、長野県戸隠にて「エコフェス 2023 夏 in 戸隠高原」が開催されました。

そば打ち体験や戸隠神社ウォーキングなど、長野県ならではの楽しみが盛りだくさんの本イベント。初日の様子をレポートします。

食べて歩いて!秋の戸隠を元気に満喫

共和観光バス株式会社(以下、共和観光バス)が、戸隠観光協会をはじめとする観光事業者と共催し開催された「エコフェス 2023 夏 in 戸隠高原」。

運動・笑い・食事・温浴の 4 つの観点で免疫力を高めることを目的とし、実際に体を動かしながら健康を意識できるイベントとなっています。

ゲストには、長野県在住お笑い芸人「こてつ」や、プロバスケットボール元日本代表の佐藤託矢氏が招かれ、参加者と一緒にそば打ちやウォーキングを楽しみました。

また、本イベントは国土交通省が支援。

交通事業者が、地域の観光資源とタイアップし、観光イベントの実施、車両等の観光資 源化・関連施設の高品質化等により、地域の集客力とアクセス性の向上を両立しつつ、地域観光の高付加価 値化を目指す事業の取組を支援する「交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・ 高付加価値化)」を実施、取り組みを支援しています。

「楽しくて美味しい!」笑顔で交流深まる、そば打ち体験

初日に集まったのは長野県内から訪れた男女18名。

朝早くからバスで移動し、一路そば博物館「とんくるりん」へ。1〜3名に分かれ、各テーブルでそば打ちを体験。ゲストのみなさんは参加者やスタッフとユーモアたっぷりに会話で盛り上げ、交流をはかりました。

始めに、講師のそば博物館スタッフが戸隠流そばについて説明。戸隠そばが「日本三大そば」のひとつであること、板や包丁など道具に専用のものがあることなどを聞いた参加者は、真剣な表情でうなずいていました。

いよいよ、そば打ちがスタート!

そば粉と水を “捏ね鉢”に入れ、箸で混ぜるみなさん。参加者は一人1本箸を持ち、講師からの「できるだけ早く混ぜて!」の声とともに素早く混ぜます。

ハイライトは、生地を円形に均一に「延す(のす)」工程。

力を入れすぎて生地がへこんだり、逆に力が弱すぎて生地がなかなか広がらなかったりと、やや苦戦。「難しい」という声が上がりつつも、そば博物館スタッフのサポートにより、終始笑顔で作業が続きました。

完成したそばは、昼食としていただきます。

参加者のみなさんに感想を聞いたところ、「打ち立てのそばは絶品!」「やっぱり自分でつくったそばは格別。特別に美味しいね」と、大満足の様子でした。

 

午後は、戸隠神社をゆったりウォーキング。

中社からスタートし、鏡池、随神門と進み、奥社入り口を目指す約4時間のコースです。

標高1200メートルの高地にある戸隠神社は9月とは思えない涼しさ。澄み渡った空気と静けさも相まって、まさに「パワースポット」と呼ばれるにふさわしい神聖な雰囲気です。

戸隠のガイドさんが同行してくださり、道中の植物や生き物について解説。楽しみながら歩くことができました。

ちょうど中間あたりにある、鏡池。戸隠連峰を鏡のように映し出すさまが名前の由来です。

静かで神秘的な湖面は、息をのむ美しさ。

しばし休憩をしたらゴールに向けて再出発です。

綺麗な小川が流れていて、空気も美味しい!忙しい毎日を忘れてリフレッシュできますね。

髄神門へ到着!

門の向こうには壮大な杉の木が広がっていました。約500メートルにわたって200本以上の杉があるそうで、スギの他にも、ハルニレ、シナノキ、ブナ、トチ、オオヤマザクラ、ハンノキ、ミズナラなどの落葉樹、モミ、イチイ、ウラジロなど針葉樹が見られるといいます。

その広さ、なんと154,000坪!広大な自然林です。

主催の共和観光バス株式会社にて、主宰を務めた吉田輝生さんいわく、本ツアーの評判は上々。口コミで広がり、「多くの方に興味をもってもらっているという実感がある」と言います。

また、本ツアーの企画趣旨について、思いを語ってくれた吉田さん。

「バスツアーというと、遠出して美味しいものを食べてという内容のものが多いが、長野県をもっとディープな形で楽しんでほしいという思いからこの企画は生まれました。そば打ちやウォーキングと、しっかりその土地の良さを体験することで色んな所に行かなくても十分楽しめるということを実感してくださっていたら嬉しいです」

今後もこのような体験型のツアーを増やしていきたいとのこと。新たなバスツアーの魅力が開花しそうですね!

情報提供元: マガジンサミット

人気記事