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ルーブル美術館|フランスパリのルーヴル美術館のチケット予約や攻略ポイント

2024-12-17 14:06:25

ルーブル美術館

出典:楽天トラベル観光体験

フランスの首都パリ、セーヌ川右岸にある『ルーブル美術館』。
世界的に知られる数々の名作が展示されているため、誰しも一度は訪れておきたい観光スポットではないでしょうか。
今回は、ルーブル美術館の見どころやチケット予約、混雑状況、おすすめのまわり方などを詳しく紹介します。

※2024年11月末時点の情報です。また、本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

1.フランスパリにあるルーブル美術館は世界最大級の美術館

ルーブル美術館は総面積約7万平方メートルで東京ドームの約1.5倍の広さがあり、収蔵品は38万点以上、400以上の部屋に約3万5,000点が展示されています。
もともと1190年にフィリップ2世によって建設された要塞で、その後ルーヴル宮殿へと変わり、約600年間歴代フランス王の王宮として使われていました。
1793に美術館として開設され、現代では年間700〜800万人もの人が訪れる世界最大級の美術館のひとつとなっています。
ルーブル美術館は5階建て(地下2階・地下1階・0階・1階・2階)で、リシュリュー翼・シュリー翼・ドゥノン翼の3つの翼棟があります。
地下2階を除く4フロアに作品が展示されており、翼を行き来しながら作品を鑑賞できます。

【ルーブル美術館の基本情報】

住所PALAIS DU LOUVRE 75001
電話番号+33 1 40 20 53 17
営業時間・9:00~18:00/月曜日・木曜日・土曜日・日曜日・9:00~21:00/水曜日・金曜日
※最終入場は閉館1時間前、退場は閉館30分前
休館日・毎週火曜日・1月1日・5月1日・12月25日
一般入場料€22.00(常設展・特別展の入場が含まれています)
・パリミュージアムパス利用可能(要予約)・ 18歳未満の方、障害のある方と同伴者、専門家などは入場無料(要予約・証明書が必要な場合あり)・毎月第1金曜日18:00以降 (7月〜8月除く) 、 7月14日はすべての人が無料
チケット購入方法現地・オンライン予約※ルーブル美術館では事前予約を強く推奨しています。
最寄駅パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅(Palais-Royal Musée du Louvre)
所要時間3時間〜
その他・再入場不可・大きな荷物の持ち込み不可(55 cm x 35 cm x 20 cm を超えるもの)・手荷物用ロッカーあり・個人使用に限り写真、ビデオの撮影可能(自撮り棒・フラッシュ・照明の使用禁止)
※常設展以外の展示では禁止されている場合があります。
公式サイトhttps://www.louvre.fr/en

1-1.ルーブル美術館への行き方

ここでは、ルーブル美術館への行き方を紹介します。

【主要スポットから徒歩で「ルーブル美術館」へ行く場合】
ルーブル美術館は、主要スポットから徒歩で行くことができます。
主要スポットからルーブル美術館に行く際の所要時間目安は以下の通りです。

観光地名徒歩時間距離 (m)
パレ・ロワイヤル4分290
サン・ジャックの塔10分750
オルセー美術館13分1000
サント・シャペル13分950
コンコルド広場16分1200
オランジュリー美術館16分1200
ノートルダム大聖堂19分1300
オペラ・ガルニエ18分1200

【地下鉄で「ルーブル美術館」へ行く場合】
地下鉄でルーブル美術館へ行く場合、最寄駅は『パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅(Palais-Royal Musée du Louvre)』です。
パリの地下鉄は全14線あり、パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅に停車するのは1号線と7号線です。

1-2.ルーブル美術館の入場口は4つ

ルーブル美術館の入場口は、以下の4つがあります。

ピラミッド中央入口
カルーゼル・デュ・ルーブル入口
パッサージュ・リシュリュー入口
ポルト・デ・リオン入口

混雑を避けたい場合は、チケット予約をして『カルーゼル・デュ・ルーブル入口』から入場する方法がおすすめです。
それぞれの入場口についてチェックしていきましょう。

【ピラミッド:ガラスのピラミッド中央入口(地上入口)】
ガラスのピラミッド中央入口は、ルーブル美術館のシンボル『ガラスのピラミッド』の正面にある入り口です。
チケットまたはパリミュージアムパスを持っている人、チケットを予約していない人、障害のある方などでレーンが分かれており、4つの入場口の中でもっとも混雑します。
チケットを予約していない場合は、こちらの入場口しか利用できません。

【カルーゼル・デュ・ルーブル入口(地下2階入口)】
『カルーゼル・デュ・ルーブル入口』は地下2階にある入場口で、ガラスの逆さピラミッドの横にあります。
チケット予約している人、団体、会員が利用でき、ガラスのピラミッド入口より空いていることが多いです。
そのため、なるべく並ばずに入場したいときは、チケット予約をして、こちらの入場口を利用するのがおすすめです。
こちらの入口には、地下鉄のパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅から、地下街『カルーゼル・デュ・ルーヴル・ショッピング・モール』を通ってアクセスできます。
地下鉄から直通でルーブル美術館に行くことができ、並んでいるときも雨や風、寒さをしのげます。

【パッサージュ・リシュリュー入口(地上入口】
パッサージュ・リシュリュー入口は、リヴォリ通り側にある入口です。
団体、会員専用の入口で、一般入場では利用できません。
ちなみに、こちらの入場口は毎日午後15:30以降に閉まります。

【ポルト・デ・リオン入口(地上入口)】
『ポルト・デ・リオン入口』は、ルーブル美術館の南、フランソワ・ミッテラン通り側にあります。
ポルト・デ・リオン(ライオンの門)と言う名前の通り、入り口前にはライオン像が並んでいます。
チケット予約者専用で混雑しにくいですが、不定期に閉鎖されることがあるため、事前に公式サイトで利用できるか確認しておきましょう。
ちなみに、2024年10月22日から改修工事のため閉鎖されており、現時点(2024年11月21日)でも閉鎖中となっています。

1-3.ルーブル美術館の混雑状況

ルーブル美術館は夏休みや年末年始などの休暇時期、時間帯では午後(とくに土日)が混雑しやすいです。
月曜日はパリの主要な美術館が休館することが多く、ルーブル美術館の休館日前日でもあるため、観光客が集まって混む傾向があります。
混雑を避けるなら、

  • 休暇時期を避ける
  • 月曜日以外の平日午前中(とくにオープン時間の9時)に入館する

といった方法がおすすめです。

2.ルーブル美術館のチケット予約方法

チケットの予約方法

ルーブル美術館の主なチケット予約方法は、

  • 公式サイトでオンライン予約する
  • 現地で当日券を購入する
  • オプショナルツアーサイトで予約する
  • パリミュージアムパスを利用する

という方法があります。
それぞれの予約方法についてチェックしていきましょう。

2-1.公式サイトでオンライン予約する(英語・フランス語など)

ルーブル美術館のチケットは、公式サイトにあるオンラインチケット予約サイトで購入できます。
日時・時間指定制で、2〜3ヶ月前から購入可能です。
表示言語は英語・フランス語・スペイン語・中国語が選択可能で、日本語には対応していません。
支払い方法はクレジットカード(JCB利用不可)です。

  • 公式サイト:https://www.louvre.fr/en


2-2.オプショナルツアーサイトで予約する(日本語)

ルーブル美術館のチケットを購入したい場合は、オプショナルツアーサイトを利用する方法もあります。
手数料がかかりますが、日本語に対応しており、簡単に予約できるのがメリットです。
日本語ガイドツアーがあったり、JCBクレジットカードやキャッシュレス決済サービスなどで支払いができたりするサイトもあります。


2-3.現地で当日券を購入する(英語・フランス語など)

チケットを予約せずに、現地のチケット売り場で当日券を購入することもできます。
ただし、予約者が優先されるため、当日券の空き枠がなければ入場できないので注意しましょう。
ルーブル美術館では事前予約を強く推奨しているので、なるべくチケットを購入しておくのがおすすめです。

2-4.パリミュージアムパスを利用して予約する方法(英語・フランス語・日本語など)

『パリミュージアムパス』は、パリ市内・郊外にある約50以上の施設に入場できる観光パスです。
2日券・4日券・6日券の3種類があり、現地の観光案内所や美術館、公式サイト、日本正規販売サイト、オプショナルツアーサイトなどから購入できます。
パリミュージアムパスを利用すると時短になり、お得に主要スポットを回れるメリットがあります。
ただし、パリミュージアムパスを持っていても、ルーブル美術館の入場には事前予約が必要です。

<対象施設例>

  • 凱旋門
  • ポンピドゥーセンター
  • オルセー美術館
  • オランジュリー美術館
  • ピカソ・パリ美術館
  • サン・ドニ大聖堂
  • ヴェルサイユ宮殿 など

<公式価格>

  • 2日券(~48時):70€
  • 4日券(~96時間):90€
  • 6日券(~114時間):110€

公式サイト:https://www.parismuseumpass.fr/

3.【ヨーロッパ観光】ルーブル美術館の見どころ!

ここからは、ルーブル美術館の見どころを紹介します。

3-1.「絵画」と「彫刻」

鑑賞する人々

出典:楽天トラベル観光体験

ルーブル美術館では、紀元前7千年紀〜1850年代までの絵画や彫刻などを鑑賞できます。

【主な展示内容】

リシュリュー翼:北側
フランス彫刻古代オリエント美術装飾美術ヨーロッパ絵画(北ヨーロッパ)フランス絵画
シュリー翼:東側古代オリエント美術古代ギリシア美術古代エジプト美術装飾美術ヨーロッパ古代ギリシア・イタリア・エトルリア美術フランス絵画
ドゥノン翼:南側イスラム美術古代ギリシア美術彫刻/ヨーロッパ古代ローマ美術アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ先住民美術フランス絵画イタリア絵画スペイン絵画イギリス・アメリカ絵画

ルーブル美術館に訪れたらぜひ観ておきたい作品は、『モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)』、古代ギリシア美術の『ミロのビーナス』、『サモトラケのニケ』です。
他にも、主要作品には、以下のようなものがあります。

  • 聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ(ラファエロ・サンティ)
  • 民衆を導く自由の女神(ウジェーヌ・ドラクロワ)
  • ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠(ジャック=ルイ・ダヴィット)」
  • カナの婚礼(パオロ・ヴェロネーゼ)
  • 『岩窟の聖母(レオナルド・ダ・ヴィンチ)』
  • ラ・ベル・フェロニエール(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
  • ハムラビ法典(作者不明)
  • レースを編む女(ヨハネス・フェルメール)

3-2.ナポレオンホール

ナポレオンホール

出典:楽天トラベル観光体験

『ナポレオンホール』は、ルーブル美術館の地下2階、ガラスのピラミッドの真下に位置するメインホールのことです。
インフォメーション、チケット売場、売店、クロークなどがあり、ポルト・デ・リオン入口以外の入場口を入るとナポレオンホールに出ます。
ナポレオンホールからエスカレーターを上がると、各作品が展示されている3つの翼の入り口があり、各翼に入って鑑賞をスタートする流れになっています。

3-3.ガラスのピラミッド

ガラスのピラミッド

出典:楽天トラベル観光体験

ルーブル美術館のナポレオン広場にある『ガラスのピラミッド』はメイン・エントランスであり、美術館のシンボルになっています。
1989年に建築家イオ・ミン・ペイによって建設され、高さ20.6m、底辺35m、603枚のひし形のガラス板と70枚の三角形のガラス板で構成されています。

3-4.モナ・リザの間

モナ・リザの間

出典:楽天トラベル観光体験

『モナ・リザの間』は、イタリアの名画である『モナ・リザ』が展示されているドゥノン翼の1階、第711室のことです。
モナ・リザの間は面積約800平方メートルあり、独立した壁にモナ・リザが展示されています。
盗難防止、外気からの保護などの理由で特殊ガラスケースに入っており、2〜3m程度離れたところから鑑賞できます。
広間内には他にも複数の作品が展示されており、モナ・リザの対面には『カナの婚礼』があります。
もっとも混みやすいエリアで、ハイシーズンにはモナ・リザの間に入るために行列ができることも珍しくありません。

3-5.グランド・ギャラリー

『グランド・ギャラリー』は、ドゥノン翼の1階にある全長460mの大回廊のことです。
1610年に渡り廊下としてアンリ4世が造らせたもので、グランド・ギャラリーに沿っていくつかの部屋があり、芸術家を集めてアトリエとして使わせていたといわれています。
イタリア絵画の名作が展示されており、モナリザの間の入口もグランドギャラリーにあります。

3-6.ルーベンスの間

『ルーベンスの間』はメディシスのギャラリーとも呼ばれる広間で、リシュリュー翼2階にあります。
部屋の壁には、ピーテル・パウル・ルーベンスの最傑作といわれる連作『マリー・ド・メディシスの生涯』が展示されています。
全24枚の大型の絵画で、ルイ13世の母マリー・ドゥ・メディシスの生涯の出来事や肖像画が描かれています。

3-7.ナポレオン3世の居室

『ナポレオン3世の居室』はナポレオン三世のアパルトマンとも呼ばれる部屋で、リシュリュー翼1階にあります。
ナポレオン3世のルーブル計画により、1857年〜1861年にかけて造られました。
大サロン・小食堂・大食堂の3部屋で構成されており、金色の壁や天井、彫刻装飾、シャンデリアなど、豪華絢爛な第二帝政時代の室内装飾を観ることができます。

3-8.アポロンのギャラリー

アポロンのギャラリー

出典:楽天トラベル観光体験

『アポロンのギャラリー』は、シェリー翼1階・展示室705にある広間のことです。
太陽王と呼ばれたルイ14世に命じられて造られており、太陽神アポロンをモチーフにした豪華な室内装飾が施されています。
歴代の王侯貴族が実際に身に着けていた宝飾品が展示されており、ルイ15世が戴冠式で使用した冠を観ることができます。

4.ルーブル美術館1日の回り方のおすすめ!

ここでは、1日で全フロアを効率よくまわる方法を紹介します。

1.入場したらドゥノン翼1階にあるモナ・リザの間に行き、最初に『モナ・リザ』を鑑賞する

2.モナ・リザの鑑賞が終わったら、同フロアの他の作品を鑑賞する(『岩窟の聖母』『カナの婚礼』『民衆を導く自由の女神』『ナポレオン一世の戴冠式』など)

3.シュリー翼側に進む途中にある『サモトラケのニケ』『アポロンのギャラリー』を鑑賞する

4.シュリー翼〜リシュリュー翼1階の作品を鑑賞する(『タペレト貴婦人のステラ(石碑)』『オーセールの婦人』『ナポレオン3世の居室』など)

5.リシュリュー翼・シュリー翼2階の作品を鑑賞する(『聖ドニの祭壇画』『浴女』『レースを編む女』など)

6.0階(地上階)に降りて、3翼の作品を鑑賞する(『ミロのヴィーナス』『ハンムラビ法典』『瀕死の奴隷』など)

7.地下1階に降りて、3翼の作品を鑑賞する(『聖マグダラのマリア』『ヨーロッパの女性』『マルリーの馬』など)

ルーブル美術館には数多くの作品が展示されていて館内も広いため、すべてを1日で網羅するのは難しいです。
鑑賞したい作品を確認しておき、「絵画中心でまわる」「主要作品だけ楽しむ」などスケジュールを立ててまわると良いでしょう。

ルーブル美術館で素敵な思い出を作ろう!

ルーブル美術館

出典:楽天トラベル観光体験

世界最大級のルーブル美術館は見どころがたくさんあり、歴史や芸術を存分に楽しむことができます。
膨大な展示数で敷地も広いことから、観たい作品をチェックしておき、効率よくまわるのがおすすめです。
フランス・パリへ旅行に行く際は、今回紹介した情報を参考にしてルーブル美術館で素敵な思い出を作ってくださいね!

まとめ

  • ルーブル美術館は1793に開設されたフランスパリにある世界最大級の美術館で、ルーブル美術館への行き方は『主要スポットから徒歩で行く』・『地下鉄で行く』
  • 混雑を避けたいなら『カルーゼル・デュ・ルーブル入口を使う』『休暇時期を避ける』『月曜日以外の平日午前中に入館する』
  • チケットの購入方法は、現地や公式サイト、オプショナルツアーサイトなど
  • ルーブル美術館はチケットを事前予約して、鑑賞したい作品をチェックしておき、効率よくまわるのがおすすめ

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情報提供元: 楽天トラベル観光体験

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