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いつでもすぐ片付く家にするための、3つのステップ

2017-10-08 17:00:00

いつも片付いている家なんてない

モノは毎日必ず家に入ってきます。

郵便物や子供が学校から持ち帰る書類、スーパーで買ってきた食材やネットショッピングで届いたモノなど、日々沢山のモノが外から家の中に入ってきます。だからどんな家でも必ず散らかる瞬間があります。モデルルームのように美しい家やミニマリストのようにモノが少ない家でも必ず散らかる瞬間があるのです。

では、何故片付いているのか?答えは簡単です。

「片付けているから片付いている」のです。

裏を返せば、いくら収納術を凝らしても「片付けなければ片付かない」。身も蓋もないことを言っているようですが、整理収納術で「片付けやすくする」ことは出来ます。ここでは「いつでもすぐ片付く家にするための、3つのステップ」をご紹介します。

ステップ1 どこに何を収納するのか決める

作業に取り掛かる前にやっておいた方が良いことがあります。

それはどこに何を収納するのかを決めること。

やみくもに整理収納作業に取り掛かってしまうと、あとで使いにくくなってしまったり、何がどこにあるのかが分からなくなってしまう可能性があります。事前に各部屋の役割を明確にして「何がどこにあったら便利か」を考えて、収納をプランニングする必要があります。

収納プランは各ご家庭によって異なります。子供がリビングで遊ぶ場合と子供部屋で遊ぶ場合とではおもちゃの収納場所は変わってきますよね。薬もリビングにあった方が便利なこともあるだろうし、キッチンにあった方が便利という場合もあると思います。家族の行動を観察した上で、どこに何を収納するのがベストなのかをまず決めるようにしましょう。

ステップ2 必要なモノと不要なモノを仕分ける

どこに何を収納するかが決まったら、不用品の処分に取り掛かりましょう。いわゆる「断捨離」です。ただ、「断捨離」というとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃると思うので、その場合は「使うモノを残す作業」と考えていただければ抵抗感が少なくなるのではないかと思います。

「使うモノを残す」ためには一つ一つのモノに対して「使う・使わない」のジャッジをしていく必要があります。

決まった時期に必ず使うモノは良いとして、それ以外のモノで「1年以上使っていないモノ」は恐らくこれからも使うことがありません。手放すことを検討しましょう。

片付かない理由は、モノの量が自分で管理できる量を超えてしまっていることが原因。

壊れていないしまだ使えるのに手放すなんてもったいないですよね。ただ、一番もったいないことは「使わないこと」。

そして「使わないモノを置いているスペース」ももったいないです。ひとえに「手放す」と言っても、その方法は「捨てる」だけではありません。身内や知り合いに譲るのも一つの手。リサイクルショップを利用したり、フリマアプリに出品して欲しい人に譲るという方法もあります。自分が手放しやすい方法で、不用品を処分するようにしましょう。

ステップ3 ラベリングをしてモノの住所を決める

すぐに片付く家にするための最終ステップはラベリング。

ラベリングはモノに住所を与える作業です。 

住所が決まっていなければ、自分がどこに帰っていいかわからなくなってしまいますよね。

モノも家と同じ。帰る場所が必要なのです。

そしてモノを使うのは自分一人ではありません。自分はわかっていても家族がどこに戻せばよいのかが分からなければ片付かず散らかってしまいます。必ずラベリングをしてモノの住所を家族と共有するようにしましょう。

我が家はラベルライターを使っていますが、手書きでも全く問題ありません。マスキングテープにマジックでラベリングしてもオシャレな雰囲気になって良いですよ!

そしてモノの住所を決めるときは同じ用途のモノをひとまとめにしておくと、片付けやすく取り出しやすい収納になります。いわゆる「グルーピング収納」です。ボックスのようなモノにまとめるとより使いやすくなるでしょう。

綺麗な収納にこだわる必要はありません。家にある空き箱や紙袋だって立派な収納グッズとして使えます。より使いやすい収納に整えるために収納グッズを購入するのは「モノの住所」をしっかりと決めてからの方が良いでしょう。

まとめ

「いつでもすぐに片付く家」にすることは中々根気のいる作業。一気に片付く魔法のような方法はありません。でも一度整えてしまえば、散らかってもすぐに片付く仕組みが上手く回っていくようになります。

片付けの作業は「期間」と「エリア」を絞って行うと進めやすいです。「今月はキッチンを頑張る!」というように目標を決め取り掛かるとモチベーションも維持しやすくなります。少しずつでもよいので「いつでもすぐ片付く家」づくり、始めてみませんか?


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情報提供元: michill (ミチル)

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