整理収納アドバイザーが教える「片付けているのに片付かない家」がやりがちなこと4選&解決法
2025-08-16 11:00:00
①「収納で解決する」と考えている
「もっと自宅の収納が広かったらな…」とか「どんな収納を使ったら収まるかな?」そんな考えが浮かんだことはありませんか?
もちろん「収納」は片付けにおいて大事な要素。しまいやすく取り出しやすくするためには収納で解決できることもたくさんあります。
ですが、片付けが何度やってもうまくいかない方は「収納」よりももっと根本的な「整理する」部分に問題がある場合が多いです。そもそも自分にとって必要な物・不必要な物の選別が中途半端だと、モノの量や定位置が曖昧になり、収納してもすぐにリバウンドする結果に。
「収納」は片付けの醍醐味で、収納スキルで片付くと思われがちですが、片付けの7割は「整理」で解決すると言っても過言ではありません。
まずは、1ヶ所ずつ「本当に必要なモノ」「本当に必要な量」だけを意識して整理してみてください。
最初は難しくても何度も繰り返すことで整理のスキルはUPします。もうこれ以上減らせない、自分にとってベストな量になったらモノに合わせて収納を考えてみるとリバウンドしにくくなります。
②つい余白をうめてしまう
お片付けのサポート中でもよく聞かれる「ここには何を入れたらいいですか」の質問。収納=モノを入れる場所ではあるのですが、せっかく余白ができても「何を入れよう?」「なにか収納しなくちゃ」とモノを収納した結果、本当に必要でないモノを収納してしまうのです。
用途の決まっていない空き缶に「何を収納しよう?」と考えるのと同じですね。
収納において「余白」は大事なポイントになります。余白があるからこそ、モノの出し入れがスムーズになりストレスなく片付けができたり、いただきものなど突発的にモノが入ってきても、収納が溢れることがなくなります。
シンデレラフィットを目指すより、収納の7~8割程度のものの持ち方を目指してみましょう。
余白ができても「そのまま余白を取っておく」くらいの気持ちで片付けると管理するモノも場所も減って、片付けがラクになります。
③表面上だけしか片付けていない
忙しいとつい、とりあえず押し込んだり、詰め込んだり、片隅に追いやったりしていませんか?
一時的に綺麗になる「表面上の片付け」を繰り返していてもあっという間にモノは溢れかえってしまいます。忙しい方・余白がない方こそ「根本的な片付け」が大事になってきます。
例えば、本来モノの居場所となる収納が不要なモノで埋められていませんか?そのせいで、収納が機能せずよく使うアイテムの定位置が曖昧になっていたり、収納からモノが溢れてしまえない状態になっていませんか?
まずは、家にある造り付けの収納を機能させること。①でも書きましたが、詰め込みがちな収納やすぐあふれる収納の整理をしてみてください。
収納が機能しだすと、モノの定位置ができ、毎日の「出したらしまう」片付けがスムーズになって「片付けに追われない」暮らしになります。
④不要なモノが家から出て行っていない
片付けはやっていても、不要なモノが家に存在し続けていませんか?
例えば、整理がうまくできず「とりあえず取っておこう」と決断を後回しにしてただモノの移動だけで片付けが終わってしまっているパターン。または、不要なモノの選別はできたものの、「今度売りに行こう」「今度粗大ごみに出そう」と不要なモノが家に待機していたり、アプリで売ろうとして、「売れ待ち」のものが部屋の片隅に長期間居座っているパターン。
片付けで大事なのは不要だと判断したら最短で家から出すこと。ついつい損得勘定が生まれて「売れたらいいな」と思ってしまう気持ちも分かりますが一番の目的である「家を片付ける」「スッキリさせる」ことを忘れないことです。
不要なモノがすぐになくなれば視覚的にも部屋がどんどん片付いていっている実感を味わえ、片付けのモチベーションも上がるはずです。
いかがでしたか?最初は「絶対無理!」と思うかもしれませんが、片付けは実践あるのみです。表面的ではなく根本的な片付けをぜひやってみてくださいね!
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情報提供元: michill (ミチル)