人道支援の現場と笑顔の力を伝える!村山輝星・松平健がグローバルフェスタJAPAN2025に出演
2025-09-29 17:20:04

国際NGO「ジャパン・プラットフォーム(JPF)」が設立25周年を迎え、9月28日には「グローバルフェスタJAPAN2025」が都内で開催された。
記念企画として行われた「ジャパン・プラットフォーム25周年スペシャルステージ 笑顔でつなぐ未来〜人道支援と連携のチカラ〜」には、俳優・村山輝星氏と松平健氏が特別応援団として出演した。
人道支援とは?村山輝星氏が専門家に質問
第1部では村山氏と外務省 NGO担当大使 国際協力局審議官 西崎寿美氏、難民を助ける会(AAR Japan)支援事業部マネージャー 野際紗綾子氏、CWSジャパン プロジェクト・オフィサー 五十嵐望美氏、ジャパン・プラットフォーム 海外事業部 藤井康平氏の5名が登壇し、外務省やNGO関係者とともに人道支援の現場について語り合った。
村山氏は4人に「活動を通して大変だったこと、良かったこと」を質問。藤井氏は「支援をする際のインタビューで、つらい経験を思い出してしまうと口が重くなってしまう。そういった中で進めなければいけないところが非常に大変でした」と語る。
一方で、避難者の女性が得意な料理を活かし、レストランを開業したエピソードを紹介し「支援を受けながらも、自分で未来を切り開く姿に勇気をもらいました」と振り返った。
五十嵐氏は、ミャンマーで支援した少年の話を紹介。「知的障害が理由で両親に見放され、さらに祖父の死や地震など不運が続いたことに胸が痛みました。しかし教育やリハビリの支援を受け、今では八百屋を切り盛りし、家族を支える存在になっていることが嬉しい」と語った。

村山氏は「大変な状況に置かれた方々を見ていると、私なんかじゃ何も変えられないんじゃないかとか、笑顔でいるのが申し訳なくなっちゃうようなことがあるんです。どうすれば寄り添えるのでしょうか?」と問いかける。
野際氏は「笑顔の力ってすごく大切だと思います。私がAARで働き始めて20年、一人でも多くの人を笑顔にしたいという思いは変わっていません。これからも笑顔は大事だと思います」と返答。
西崎氏は、東日本大震災で世界160以上の国や機関から支援が寄せられたことを紹介し、「災害支援は一方通行ではなく助け合いです。多くの方にNGOを知ってもらい、人道支援に関心を持っていただきたい」と呼びかけた。
最後に、村山氏は「知ることと、自分事として捉えることがすっごく大事なんだな、と思いました。ニュースで報道されてるのは本当に一部だし、それ以外にもたくさんの人が苦しんでるっていう意識があるだけでも、小さなアクションに出るきっかけになると思います。今日みたいにこうやってイベントに参加するだけでも、現地の方々に支援を届けられるんだなって」とコメントし、第1部は終了。
松平健氏「マツケンサンバ!!」で参加者を笑顔に

続く第2部では、松平氏が代表曲「マツケンサンバ!!」を披露し、会場を大いに盛り上げた。
松平氏は「このステージは、笑顔でつなぐ未来へというテーマです。私も常に、元気や笑顔を届けたいという思いでステージに立っています。少しでもお力になれたら」と語り、2日間のフェスタを笑顔で締めくくった。
ぜひこのようなイベントを通じて、人道支援についての知見を深めるきっかけにしてほしい。
情報提供元: マガジンサミット