日本最大の馬産地であり、国内外の競走馬産業を支える北海道の胆振・日高地域。この度、その胆振・日高地域の5自治体と、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクが、12月13日に「胆振・日高地域振興に関する連携協定」を締結しました。

胆振・日高地域振興に関する連携協定

今回結ばれた協定では、「返礼品開発・寄附受付の推進」、「観光振興および関係人口の拡大」、「まちづくりの推進」の3つの取組みを通じて、持続的な馬産業の発展と地域振興を目指していきます。

協定を結んだ胆振・日高地域の5自治体は、北海道勇払郡安平町、浦河郡浦河町、日高郡新ひだか町、苫小牧市、新冠郡新冠町の５つ。トラストバンクが北海道内の複数の自治体と協定を結ぶのは今回が初めてとなります。

「世界に誇れる馬産地」としてブランドの確立を目指す

胆振・日高地域は、国内軽種馬生産の9割以上を担っており、国内外の競走馬産業を支える重要地域です。一方で、馬産業の振興、担い手不足、地域の魅力発信、観光導線の形成、引退馬の受け皿づくりなどといった課題も抱えています。

今回の協定はこれらの課題に対し5自治体が連携し、ふるさと納税を通じた地域資源の活用と課題解決に取り組むことを目的に締結。協定を通じて、胆振・日高地域を「世界に誇れる馬産地」としてブランドの確立を目指し、地域産業の価値向上と地域経済の発展につながる取組みを行います。

取組みは5自治体が主体となり、トラストバンクは制度活用・情報発信・仕組みづくりの側面から伴走支援を行います。

協定の概要

１．返礼品開発・寄附受付の推進

馬産業や地域課題の解決を目的とした寄附受付の仕組みづくりと、ふるさと納税を活用した地域経済の循環を図る

２．観光振興および関係人口の拡大

乗馬や牧場体験など、胆振・日高地域ならではの交流を通じて地域の魅力発信と理解促進を図る

３．まちづくりの推進

インフラ整備、教育支援、環境保全、地域医療連携、産業支援など、持続可能な地域づくりを進める

連携・協力内容

１．ふるさとチョイスおよびガバメントクラウドファンディング®を活用した寄付メニュー・返礼品・ 事業の共同開発

２．胆振・日高地域の魅力発信を目的としたプロジェクトの企画・実施

３．馬産地ならではの自然・文化・食・体験を活かした広報・PR活動の展開

４．企業版ふるさと納税を活用した地域内産業・教育・医療等への支援事業

 

北海道の胆振・日高地域の5自治体と、株式会社トラストバンクが結んだ「胆振・日高地域振興に関する連携協定」。今後の地域力の向上の成果に注目です。

情報提供元： マガジンサミット

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