テーブルの上の桜、満開 春の桜のカクテルたち
2018-03-28 12:00:00
桜は喜びをともなって
私が、結婚式の披露宴の打ち合わせのために、会場となる料亭を訪れた時のこと。料亭の方から「この度は、おめでとうございます」と出された、桜茶。控えた結婚のこともあったかもですが(笑)、桜茶を目にし、口にし「嬉しいな。幸せだな。」と感じたのを覚えています。
どんな形であれ、桜を見たり、思いを馳せる時、私は喜びや幸せのイメージが重なります。これって日本人だからなのでしょうか?他の国の人はどうなんでしょう。
桜の塩漬けは、塩味を生かして
きれいなピンク。桜の塩漬けは、使う前にすすぎますが、やはり塩分は残ります。それが桜の塩漬けの味わいであり、使う際のポイントになってきます。
今回はそんな“塩味”を生かしたカクテルをご紹介します!
さくらんぼのお酒・キルシュに、にごり酒を
キルシュは、さくらんぼを発酵させ作られた蒸留酒。香りもさくらんぼの香りが優しく漂います。桜とさくらんぼは、どちらもバラ科サクラ属。桜の香りにさくらんぼの香り、同類だけによく合います。
今回、ご紹介するのは、このキルシュに、にごり酒をあわせたカクテル。おぼろげな春の景色を思わせ、度数も低めなにごり酒は、女性にもぴったり。明るい春の光に似合う、爽やかなカクテルです。
桜の春霞ソーダ
材料
桜の塩漬け 1房
キルシュ酒 3ml
にごり酒 30ml
炭酸水 適量
氷 適量
作り方
① 桜の塩漬けは、さっと塩をすすぎます。
② 氷をたっぷり入れたグラスに、①、キルシュ酒、にごり酒を入れます。
③ 炭酸水をそっと注ぎ、軽くかき混ぜてできあがり。
さくら餅の香りのウォッカ?
初めて口にした時は、驚きました。何故って、桜餅の香りがするのですから(笑)。それはポーランドのウォッカ、ズブロッカ。バイソングラスという植物を漬け込んだこのウォッカは、桜餅や、青りんごに似た香りと、爽やかな飲み口が特徴のお酒です。
桜の塩漬けを使った今回のカクテル。桜、桜、桜…。桜色といえば、ピンク。ピンクは、桃。閃いて桃のジュースをあわせてみたら、可愛らしいカクテルが出来上がりました。
桜と桃のピンクカクテル
材料
桜の塩漬け 2房
ズブロッカ 10ml
桃ジュース 50ml
氷 適量
作り方
① 桜の塩漬けは、さっと塩をすすぎます。
② 氷をたっぷり入れたグラスに、①、ズブロッカ、桃ジュースを注ぎます。
③ 軽くかき混ぜてできあがり。
グラスのなかに桜満開!
今回は廣島晴弥さんのカモメのカット、渡り鳥のカットが施されたグラスを使いました。桜の春霞ソーダと、桜と桃のピンクカクテル。どちらも仄かな塩気が効いてます。
グラスの中の小さな桜なのに、この華やぐ気持ちはなんなんでしょう!?この心浮き立つ、高揚する気持ち、テーブルの上で感じてみませんか?簡単なので、お花見の席で作るのもオススメです。
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情報提供元: michill (ミチル)