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好きなモノと暮らすということ

2018-04-12 07:00:00

モノとの付き合いのはじまり

こんにちは。整理収納アドバイザーのmaikoです。

なかなか意識することではないと思いますが、モノとのお付き合いって生まれた直後から始まっています。赤ちゃんは裸で生まれてきますが、すぐに服を着せてもらいますよね。すでにモノとのお付き合いスタートです。そこからモノなしでは暮らしてはいけないのです。

我が家の息子も、若干6歳にしてたくさんのモノを持っています。そんな小さな子供ですらモノとのお付き合いをしているわけですが、モノに対して学ぶ機会、考える機会って、自然と身につける以外にはそう多くないのかなと思います。「大切に使う」「お片づけをする」あたりが代表的なところでしょうか。

小さい子供であればそれで十分かと思いますが、大人になった私たちは、もっとモノとの関係を考えることで、暮らしを豊かにし、人生の楽しみにつながることがあるのではないのかな。そんなことを常々考えています。

気に入ったモノを使う暮らし

暮らしに必要不可欠な「モノ」たち。単純に使うモノが気に入ったモノであれば、少し気分が良いですよね。日々の暮らしが気分の良いものだと、少し人生得しているなと私は感じます。「気に入った服で出かけた日は、少し楽しい気分」これと同じです。

家中のモノを素敵なモノで揃えたり、お気に入りをコレクションするというなどの大げさなことではありません。お気に入り=素敵ではありませんしね。

「好き」「使いやすい」「お得に買えた」「誰かと一緒に買った」など、なんでもいいのです。どうでもいいモノをどうでもよく使うより、少しでも思いを感じて使った方が、自分も楽しいのではないかな、と思うのです。楽しくて少し得した気分の積み重ねが、自分の暮らしを気に入ったものに。

全くモノに対してこだわりがないので、どうでもいいモノを使うという方もいるでしょう。それも考え方一つ。自分のこだわりのポイントではないので簡素に済ませている=自分に合ったモノを使っている、と考えるのはいかがでしょう。

「自分がそのモノを使う理由を知っている」ことは、モノへの思いとともに暮らしを快適にする小さなヒントになるのではないでしょうか。

暮らしとモノとの関係

すぐに目に見えた効果が現れるとは限りませんが、モノに愛着が湧けば、大切に使い、手入れして管理していくこともできてくるかもしれません。また、そこから無駄な買い物が減ったり、暮らしを見直す機会になるかもしれません。

日頃、私が仕事を含め関わった方達と話す中で、そしてこうしたコラムを書かせていただいた反響から、お片づけに注目し、暮らしをスムーズに、そして豊かにすることに興味がある方はたくさんいるように感じます。お気に入りだけに囲まれて暮らす必要はありません。そこにこだわりすぎたらまた苦しくなってしまいます。

私は、暮らしとモノとの関係で、少しだけ得した日々を送りたいのです。せっかくであれば、自分の暮らしが気に入ったものでありたい。「理想の暮らし」を追うこととも少し違って、もっともっと小さな第一歩です。すぐに始めることができますよ。


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情報提供元: michill (ミチル)

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