蒸します!揚げます!変幻自在なタケノコおつまみ2種
2018-04-14 12:00:00
春の王様といえば、タケノコ
それはいつも突然のこと。実家(とても田舎)の母から「タケノコ、明日、送るからね」と電話があれば、待ったなし。茹でるための大鍋を棚の奥から出してきて、冷蔵庫にもタケノコ様のためのスペースをバッチリ準備して、スタンバイOK。
堀ってすぐが勝負のタケノコに、待ったは許されません。段ボールを開けるなり、すぐ茹で、あとは、しばらくタケノコ祭り。
筍ご飯、若竹煮、天ぷら…、王道タケノコ料理はひと通りこなして、その後は、パスタにサラダにサンドイッチにチャーハン、カレーにラーメンにも何だってタケノコ。
ひたすら食べますよ、タケノコを。そんな私の春の風物詩(笑)。
この春の間に、およそ1年分のタケノコ、食べ切ってるんじゃなかろうか、という勢いです。
だけど飽きないんですよね、タケノコって。主役にもなり、様々な素材を脇から引き立てる名脇役としても欠かせない、何とも懐の深い素材、タケノコ。お酒の友としても欠かせません。
今回は、なかでも我が家で人気の2品をご紹介します!
まずは茹でます、タケノコを
掘り立てのタケノコを手に入れたら、間髪入れずに茹でましょう。それが美味しく食べるための一番のポイント。
タケノコの皮に切れ目を入れて、タケノコ1個につき、米ぬかをひとつかみ、赤唐辛子を1本入れて、かぶるまで水を入れてタケノコが柔らかくなるまで茹でればOK。
茹で上がったタケノコは、洗ってタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。毎日、水を変えれば、1週間は美味しく頂けます。
蛤と筍の酒蒸し
蛤の上品なスープを吸ったタケノコの美味しさといったらありません!ピェンロー鍋の春雨のごとく、美味しさをスポンジのように吸って、口のなかに届けてくれるタケノコ。コリコリとした食感もたまらんのです。
材料
蛤 100g
茹でたタケノコ 100g
豆腐 1/2丁
昆布 5cm角1枚
酒 大さじ4
水 大さじ4
作り方
① 蛤は砂をはかせ、殻をこすり合わせながらよく洗います。
② 土鍋に昆布を敷き、蛤、タケノコ、豆腐を入れ、上からお酒と水を注ぎます。
③ フタをして強火にかけ、沸いたら弱めの中火。蛤の口が開いたらできあがり。味をみて、足りなければ塩で調味しましょう。
※〆には、ご飯を入れて雑炊もまた最高です。
鶏ミンチと筍の春巻
パリパリ香ばしい春巻の皮に包まれた、コリコリ食感のタケノコ。タケノコは、煮物など他の料理に使って余った端っこでも構いません。
具にはすべて火を通しているので、春巻はさっと揚げるだけ。ビールが進みます!
材料
鶏ひき肉 50g
茹でたタケノコ 100g
生姜 1/2片
ごま油 大さじ1/2
塩 少々
春巻きの皮 5枚
作り方
① タケノコは線切り、生姜はみじん切りにします。
② フライパンにごま油と生姜を入れ、香りが出るまで炒めます。
③ ②に鶏ひき肉を入れて炒めます。ひき肉の色が変わったら、タケノコを入れ、さっと炒めます。塩で味を整えます。
④ 春巻きの皮で粗熱をとった③を包みます。
⑤ カリッと揚げてできあがり。
まさに今が旬のタケノコ。自分で茹でたタケノコの香り、味は格別です。
茹でたタケノコを冷蔵庫に常備して、この季節だけのタケノコ祭り、楽しみましょう!
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情報提供元: michill (ミチル)