1月28日、原発不明がんのため亡くなった、森永卓郎さん。
森永卓郎さんが館長をつとめた、私設博物館「B宝館」の運営継続が、公式サイトで公表されました。
【写真を見る】森永卓郎さん 私設博物館「B宝館」 「これまでと同様に営業を続けていきます」「大切な場所を守っていきたいと思います」
公式サイトでは「B宝館 2代目 館長」の署名で文書を公表し「2025年2月1日(土)の開館日につきましては、館長である森永卓郎の逝去を受け、急遽『臨時休館』とさせて頂きました。 毎月の開館を楽しみにして頂いた方々には大変申し訳ありませんでした。」と、投稿。
続けて「非常に沢山の方々から『今後のB宝館はどうなるのか』というお問合せを頂きますので、本投稿にて今後のB宝館運営について、皆様へお知らせしたいと思います。」と、綴りました。
公式サイトでは「当館は『普段の暮らしの中で使っているものの中にこそ美しさがある』というコンセプトのもと、館長が『B宝館』と名付けた私設博物館です。館長が生涯をかけて集めたコレクションの一つ一つを大切に保管・展示しています。」と、説明。
続けて「館長は、生前最後に出演したラジオ番組(大竹まことゴールデンラジオ)の中で『楽しい社会って何なのか』という話をしていました。その中で『私はエンターテインメントの果たす役割って、すごく大きいって。私も隅っこでは発言してるんですけど、エンターテインメントって、別に何の役にも立たないわけです。ご飯を食べるっていう意味では。でも、そういう時代だからこそ、楽しめる社会を作るために大きな貢献ができんじゃないかな、という気がして仕方ないんですよね。(~中略~)世の中に役に立たないものだけに、こういう時代は(エンターテインメントが)一番役に立つんじゃないかという風に思うんですよね。』と語っていました。」と、記しました。
更に「館長の言うとおり、エンターテインメントというものは、生きること(衣食住)と直接的には関係しないかもしれません。ただ、『楽しい社会』を作っていくという点においては、社会に対して大きく貢献できるものであることは間違いないと考えていますし、これからも、そのような存在であり続けられるよう、B宝館という大切な場所を守っていきたいと思います。」と、綴りました。
そして「来月からは、これまでと同様に営業を続けていきます。次の開館日は2025年3月1日(土)です。沢山の方々にお越し頂けることを楽しみにしています。」と、記しました。
公式サイトでは「最後に、館長は生前『バットは振り抜け』『フルスイングで生きる』という人生のテーマの話をよくしていました。館長はその言葉どおり、バットを振り抜いて逝ってしまいました。最期まで「森永卓郎」を貫き、人生をフルスイングして生きたと思います。そんな館長を支え、愛して下さった皆様に、心から感謝の意を伝えたいと思います。素敵な愛を。」と、綴っています。
森永卓郎さんは2023年12月27日に「すい臓がん(ステージ4)」の診断を医師から受けたことを明らかにしていました。しかし、その後「原発不明がん」とされ、免疫療法薬による治療を行っていることを、後日、明かしていました。
そして、亡くなる前日の2024年1月27日までラジオに出演するなど、闘病生活を続けるなかでも、経済アナリストとして精力的に発信を行っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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