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タレントの梅宮アンナさんが「第31回 日本産婦人科乳腺医学会ランチョンセミナー2」に登壇し、「患者さんと考えるこれからの乳腺診療」について産婦人科医と共にパネルディスカッションを行いました。
「患者さんと考えるこれからの乳腺診療」について行われたディスカッションで、梅宮さんは患者サイドの目線で医師たちへの提言を行いました。
【写真を見る】【梅宮アンナ】 「がんは隠れるのが上手いんだよ」 乳房を意識する生活習慣を呼びかけ
がん健診結果を聞く際は、母のクラウディアさんも同席する中で行われたそうですが“「きょうは母親も一緒ですが…」と聞いた時、先生が「あっ、どうぞどうぞお母様も」って、言われたので「これは、がんじゃないかも?」”と内心では思っていたそうですが”「梅宮さん乳がんです」って言われたとき、あまりのカジュアルさにびっくりしてしまって。私は受け止められるんですけど、母が心配で…。こんなにカジュアルに言ってくれるなら、もう少し心の準備が欲しかったし、私が1人のバージョンと、家族がいるバージョンで違いが、あっても良かったかなというのが私の経験で…本当にカジュアルに言うんですね“と、がん告知の現在の状況に驚いた様子で語りました。
医師側から、以前は本人に伝えず、家族が結果を聞くという方法などもあったことの説明を受けると、アンナさんは改めて”一人と家族バージョンでテンションは変えてもらいたいなと、そこは先生たちに伝えておいた方が良いなと思いました。(自身が)あの時に戻れるならば、まず私だけに伝えてもらっておいた方が良かったな“と振り返ると、医師たちも、『患者側の貴重な意見が聞けたことに勉強になった』と感謝をしていました。
現在、乳がんの検診率は50%程度、それも異常を感じてから受ける方が多い事が乳がんの死亡率の下がらない原因でもある事を学会では憂慮していました。
アンナさんは2024年5月下旬、鏡に映る自身の胸に異変を感じ、自ら検査を受け、乳がんが判明。前年23年7月にも、人間ドックを受診し、異常は見つかっていませんでしたが、10か月後にがん細胞が発見されました。
アンナさんは“誰かが言ったんですが「がんは隠れるのが上手いんだよ」と、なるほど私の場合も『そうなんだ』と。早期発見ならば治療規模も小さく済むし、治療費もかからないです。私は発見時、ステージ3Aの標準治療フルコースです。なのでなるべく検診は受けた方がいいです”と、ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を呼びかけ、女性が乳房の状態に日頃から関心をもつことにより、乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するという心掛けを呼びかけていました。
そして、“怖くて検診に『行かない』という人もたくさんいますが、(がんは)日々、進んでしまうものなので、1分1秒も無駄には出来ません。それをしないと、もっと怖いことになるので、チラシでもネットでもいいですけど「乳がん」とか「検診」とか「病気」とか、そういうの(ワード)を目にした瞬間から(きっかけに)検診に行った方が良いと思い、私はそうして生きています”とアドバイスを送りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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