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【尾上右近】出産直前に、尾上松也の妹・春本由香へ出演オファー「メチャクチャなオファーでした(笑)」 自主公演『研の会』

エンタメ
2025-05-19 16:03

歌舞伎俳優・尾上右近さんの自主公演「第九回『研の会』」記者発表会見が三社祭の楽日、18日に行われました。今年で9回目を数え、7月11・12日、国立文楽劇場(大阪)、7月15・16日浅草公会堂(東京)で公演。次回10回を一区切りとして最後の公演となります。


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未経験の名作に挑戦する事が、この公演の眼目となっており、今年は同期の中村種之助さんと共に約40年ぶりとなる「盲目の弟」と、「弥生の花浅草祭」(三社祭が題材)を上演。「弥生の~」では、種之助さんと2人で4役ずつ、計8役の早変わりを務めます。

 




右近さんは「盲目の弟」の演目を六代目・尾上菊五郎さんの写真集で知り、いつかはやりたいと種之助さんと話す中、“二代目・松本白鸚さんと二代目・中村吉右衛門さんが兄弟で演じた映像が資料室にあり、10年ほど前に2人で一緒に見て、いつかやろうと2人の約束を果たすために、今回上演する事にしました”と、経緯を明かしました。

 




また、お琴役には尾上松也さんの妹で、今月6日に、第1子の長男を出産したばかりの女優、春本由香さんが出演することになりましたが、右近さんは“実は、春本由香さんとは高校の同級生で、松也さんは、兄の同級生で子どもの頃からファミリーの付き合いなんです”と、告白。“彼女も新派の女優として舞台を見てきた中で、お琴という役がぴったりで、「これは真由香(春本さん本名)だ!」”と、すぐにオファーしたそうです。その時は、出産直前のタイミングだったそうで、“「いま大丈夫?」って話から、「あと、もうちょっとで生まれる」って。「そんな中、悪いんだけど7月出てもらえる?」って、メチャメチャなオファーでした”と、苦笑いで明かしつつ、“彼女もまぁまぁメチャメチャで、「あ~、うんうん」みたいな…「大丈夫?」って言っても、「大丈夫、大丈夫」と、二つ返事で引き受けてくれました”と、明かして、会場を笑わせながらも驚かせました。

 




右近さんは冒頭のあいさつで、この日の朝4時半に起きて、浅草・三社祭の宮出しに参加。そのあと歌舞伎座の序幕に出演したことを明かし、“毎年、仲見世の方で担がせていただいていますが、仲見世の皆さんがついに「毎年来てくれているから」と、「右近」と名の入った半纏をこしらえて下さった”と笑顔で報告し、ゆかりの地で、ゆかりの演目を演じる喜びを語りました。

 




また、「弥吉の花浅草祭」を最近、中村橋之助さん、中村福之助さん、中村歌之助さんの成駒屋三兄弟や、中村鷹之資さんら若手がこぞって演じていることに、“僕らがやる「弥生の花」が一番良いのは間違いないです。それを確かめに来てください!”と、力強くアピール。ただ、“まぁ、(中村)勘九郎さんは素晴らしいってことでしょう…雑なフォロー(笑)”と、先輩への気遣いも見せて笑わせました。

 




最後のフォトセッションでは、いただいたばかりの半纏を羽織って登場。“帯も締めての祭り衣装なんだけど、これじゃなんだか旅館の旦那みたい”と言いつつ、カメラマンからポーズを求められると、“いらっしゃいませ”と、若旦那風に挨拶するサービスを見せていました。最後に、“今日は宮入という事で、三社祭も最終日。こんな半纏姿の右近を見て、三社祭に行きたいと思っても、時すでに遅しです。まさに「あとの祭り!」。悔しい思いをされた方は、ぜひ7月、私の自主公演「研の会」にお越しください。きっとお祭り騒ぎの気分を皆さんに味わっていただけます”と、アピールしていました。


【担当:芸能情報ステーション】


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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