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映画『フロントライン』小栗旬・松坂桃李・池松壮亮・森七菜・桜井ユキ・窪塚洋介らのメイキング映像&写真

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2025-07-02 10:03
映画『フロントライン』小栗旬・松坂桃李・池松壮亮・森七菜・桜井ユキ・窪塚洋介らのメイキング映像&写真
映画『フロントライン』(公開中)メイキング写真(C)2025「フロントライン」製作委員会
 6月13日より公開中の映画『フロントライン』。4週目に入り、観客動員数85万人、興行収入は11.6億円を突破(7月1日時点)。最終興行収入20億円も視野に入る、ヒットを記録している。

【動画】映画『フロントライン』メイキング映像(6本)

 本作は、2020年、横浜港に停泊中の豪華客船で新型コロナウイルスの集団感染が発生したあの時、何が起きていたのか、綿密な取材によって得た事実をもとに、DMAT、役人、乗客、乗員、メディア、それぞれの視点から描いている。

 本来災害医療対応の組織であるはずのDMATへ出動要請があり、DMAT指揮官の結城(小栗旬)、厚生労働省の役人・立松(松坂桃李)、DMATの医師・仙道(窪塚洋介)と真田(池松壮亮)たちは感染者数、治療法、搬送先、責任者、何もかもが不明な状況の最前線に対峙していく。そして、クルーズ船クルーの羽鳥(森七菜)は通訳として医師と共に対応にあたることになり、船の外では記者の上野(桜井ユキ)が豪華客船の状況を報道していた。

 あの日、フロントラインにいた全員が主役とも言える本作から、小栗、松坂、池松、森、桜井、窪塚の6人が撮影に向き合う姿を映し出したメイキング映像6種とその様子を切り取ったメイキング写真が解禁となった。

 主演の小栗のメイキング映像には、感染症対応は出動案件ではなかったDMATが船内で対応するべきなのか葛藤する結城を演じる上で、モデルになった阿南英明医師に話を聞き、そして、「それが人道的に正しいと思ったからです」というせりふの撮影に挑むまでの姿が捉えられている。

 厚労省からクルーズ船対応のために神奈川県庁に派遣された役人・立松を演じた松坂。立松という役柄について「型破りな感じもありつつ、正義感と冷静さ、向き合う事柄に対しての強い感情が同居している人物」と松坂はコメントし、冷たくDMATへ出動依頼を言い放つ一方で、「僕は責任を回避しているんです。結城先生や他にも関わった人たちの善意や良心につけこんでいるんですよ」と吐露する姿もあり、立松が向き合っていた葛藤が垣間を見ることができる。

 DMATの医師・真田を演じた池松が監督と入念に話し合いながら「僕の家族のことは誰が考えてくれるんですか」とやり場のない不安を結城に明かすシーンを撮影する様子や、船内で指揮をとるDMATの仙道を演じた窪塚が「映画の中でどれだけ自分が仙道として生きられるか」を追求して撮影に臨んでいる姿が映し出す映像も。

 クルーズ船のクルー・羽鳥を演じた森はモデルとなった和田祥子氏に当時の船内の話を聞きながら、「船に残されたご家族が不安に思ってる気持ちご理解できませんか?」とクルーとして船内の状況を少しでも改善しようと全力で向き合う羽鳥役を真正面から演じている様子がうかがえる。

 記者の上野を演じた桜井は、クルーズ船内の集団感染にスクープの匂いをかぎつけ「面白くなりそう」と興味本位で状況をおいかけはじめるも、結城(小栗)の「隔離期間を終えて家に帰れば何の問題もなく普通の生活に戻れる人たちばかりです。どうかそれを壊さないであげてほしい」という言葉に報道マンとして心が揺れる。そんな上野の心の機微を見事に演じる桜井の姿がメイキングに収められている。

 実力派キャスト一人一人が演じたキャラクター、そしてそれぞれ“葛藤”したことに焦点を当てたメイキングとなっており、各キャストのバックショットで終わるのも印象的な映像となっている。映画の内容と合わせて6人分の視点で描いたメイキングもチェックしてほしい。


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