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柳楽優弥、有村架純、三浦春馬『映画 太陽の子』戦後80年“特別版”期間限定公開決定

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2025-07-04 12:00
柳楽優弥、有村架純、三浦春馬『映画 太陽の子』戦後80年“特別版”期間限定公開決定
『映画 太陽の子 特別版』8月29日期間限定公開へ (C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
 俳優の柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演し、2021年に劇場公開された『映画 太陽の子』が、戦後80年を迎える今年<特別版>として8月29日より期間限定公開されることが決定した。

【動画】『映画 太陽の子 特別版』メイキング映像入り予告編

 ”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻ろうされながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた本作は、76回目の“広島原爆忌”を迎えた21年8月6日に全国公開され、観客動員数は17万人動員、興行収入2億円、累計270館で上映された。公開から4年、戦後80年を迎える今年、未公開メイキング映像を加え、期間限定で映画館の大スクリーンで再上映されることになった。

 本作の監督・脚本は、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)など、多くの話題作を手がけてきた黒崎博。柳楽、有村、三浦のほか、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが出演。音楽は、アカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/ スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフも参加。主題歌は福山雅治が心に沁みるバラード「彼方で」を書き下ろした。

 今回の期間限定公開にあたり、黒崎監督は「この4年間で、私たちは少し歳を取り、世界のかたちも変わりました。『映画は時代を映す鏡』という言葉がありますが、今この映画がどんな風景を映し出すのか──。きっと、かつてと同じではないはずです。だからこそ、この夏の上映が、今を生きる皆さんに新しい意味で届き、寄り添えるもので あればと願っています」とコメントを寄せている。

 解禁された特別版の予告編では、本編後にスクリーンで上映されるスペシャルメイキング映像の一部を見ることができる。柳楽、有村、三浦の本作に対しての想いも垣間見ることができる。

■ストーリー

 1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽)と研究員たちは原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失なった幼なじみの朝倉世津(有村)が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之(三浦)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。

 ひとときの幸せkな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とは――?

■監督:黒崎博のコメント(全文)

 時が経ち、こうしてまた全国の皆さまにこの映画をお届けできることを、心から嬉しく思っています。観客の皆さん、そしてこの作品に関わってくれたすべての方々に、あらためて感謝の気持ちを伝えたいです。 物語に自身を重ねるように演じてくれた柳楽さん、有村さん、三浦さんたちキャスト、そしてスタッフ一人ひとりの思いが、この映画には確かに刻まれています。

 この4年間で、私たちは少し歳を取り、世界のかたちも変わりました。「映画は時代を映す鏡」という言葉がありますが、今この映画がどんな風景を映し出すのか──。きっと、 かつてと同じではないはずです。 だからこそ、この夏の上映が、今を生きる皆さんに新しい意味で届き、寄り添えるものであればと願っています。


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