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【 市村正親 】 昭和の喜劇王「エノケン」演じる 稽古前からチケット完売の報に「私の日ごろの努力の賜物かな?(笑)」

エンタメ
2025-07-30 04:00

市村正親さん、松雪泰子さん、本田響矢さん、豊原功補さん、脚本を務めた又吉直樹さん、演出のシライケイタさんが、音楽劇「エノケン」製作発表記者会見に登壇しました。
 


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本作は昭和の喜劇王として日本を笑いで照らし続けた「エノケン」こと榎本健一。全国区の人気者となったエノケンでしたが、晩年は病魔に襲われ過酷な現実に直面しつつも、不自由な身体をおして舞台に立ち続けた彼の人生を又吉直樹さんが新作戯曲として書き下ろした新作舞台です。
 



登壇した市村さんは、この日特別に招かれた観客の前でエノケンの代表曲「私の青空」を熱唱し、拍手喝さいを浴びました。
 



脚本を担当した又吉さんは“僕は1980年生まれなので、榎本健一という人のことは伝説として知っているくらいでしたが、資料を見ているうちに年表だけでは分からない生き様、芸人としての姿を含めてどんどん魅了されていきました”とエノケンさんの人物像について語りました。


また、演出を務めるシライさんは又吉さんが書いた劇中のエノケンのセリフを引用し“「自分は賢い人がしつらえる作品を作りたくない。誰もが笑える人間の血の通った作品を作りたいんだ。客を緊張させてもしょうがない、自分がバカをやらなければ始まらない。全部ひっくるめた人間の営みを表現したいんだ。」これが、この作品のテーマだと思っています”と意気込みを語りました。
 



市村さんはオファーを受けた際に“エノケンをどう演じるか?これは又吉さんのペン次第と思い楽しみに待っていました”と、又吉さんにプレッシャーをかけつつ、1か月ほど前に仕上がった台本を読んで“感動しました。いい本が出来ました。本当にありがとうございました。又吉さんは十分に責任を果たしたので、この後は僕らが作品を素晴らしいものにして皆さんにお見せしたい”と意気込みました。


これに司会から“又吉さん合格点、出ちゃいましたね”と呼びかけると、又吉さんは照れたように“はい、安心しました。良かったです”と答え、会場の笑いを誘いました。
 



エノケンの前妻・花島喜世子と後妻・榎本よしゑの2役を演じる松雪さんは“オファーを受けたときは、本当に飛び上がって喜びました”と笑顔を見せ、“こんな素敵な座組に参加でき、又吉さん本も、ずっとワクワクして待っていました”と稽古に入ることを心待ちにしていると明かしました。
 



エノケンの息子・榎本鍈一と劇団員・田島太一の二役を演じる本田さんは“この二役をやらしていただけると聞いたときは、すごくうれしくて、父としてのエノケンさんと大先輩のエノケンさんの2つの視点からエノケンという、この大きな人物を見ることが出来るので、これから稽古がすごく楽しみです”と期待を語りました。
 



そしてエノケンの座付き作家として活躍した菊谷榮役を演じる豊原さんは“菊谷は酒場でエノケンと知り合い信頼を得て座付き作家になるわけですが、この人はその後戦地に向かうわけです。ちょうど今年は戦後80年。喜劇を書くという事と、戦争の中にあるという狭間の中の人間をどう演じるか?又吉さんが本を書いてシライさんが演出されて皆さんと共演する中で責任重大だな思っています”と緊張感を漂わせました。
 



またこの日、すでに東京公演がチケット完売したことを受け、東京有楽町のシアタークリエ、10月16日の夜6時からの追加公演が決定したことが発表されました。
この発表を受け市村さんは“すごいですね!まだ稽古もしていないのに”と驚きつつ、続けて“完売したという事を聞いて、原因は何かな?と思っていろいろ探ったけど、私の日ごろの努力の賜物かなと思います”と語って笑わせました。



【担当:芸能情報ステーション】


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