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三鷹の森ジブリ美術館で新企画「山脇百合子の仕事部屋」展開催決定 『いやいやえん』『ぐりとぐら』の絵を担当

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2025-08-09 09:00
三鷹の森ジブリ美術館で新企画「山脇百合子の仕事部屋」展開催決定 『いやいやえん』『ぐりとぐら』の絵を担当
三鷹の森ジブリ美術館で新企画展示「山脇百合子の仕事部屋」展開催決定(C)Kentaro Yamawaki (C)Akemi Yoshihara (C) Museo d'Arte Ghibl
 東京・三鷹の森ジブリ美術館で11月19日から、新企画展示「山脇百合子の仕事部屋」展が開催される。 入場は日時指定の事前予約制。

【画像】『たからさがし』『くじらとり』場面カット

 絵本『いやいやえん』『ぐりとぐら』で鮮烈なデビューを飾った中川李枝子(作)・山脇(大村)百合子(絵)姉妹。戦後の児童文学界に新風を吹き込んだ二人の作品世界には、アニメーション界の高畑勲・宮崎駿(※崎=たつさき)両監督の創作姿勢にも通じるものがある。ジブリ美術館は「多くの贈り物を届けてきた山脇氏の仕事を、美術館ならではの視点で紹介する」としている。

 館内のシアター「土星座」では、童話『いやいやえん』の一話「くじらとり」や、絵本『たからさがし』をもとにした短編映画を上映している。このほかジブリでは、2人の絵本『そらいろのたね』を、1話30秒・全3話(合計90秒)という形式で映像化もしている。

 これらは、宮崎監督に「どうしてもニメーションにしたい」と思わせた作品。展示では、高校時代から画業を続ける山脇さんの「仕事部屋」を忠実に再現し、創作過程や作品世界の秘密に迫る。机や画材、愛用の小物に囲まれた空間を通して、彼女の人柄や子どもたちへの深い愛情と創作への真摯(しんし)な姿勢を伝える。幅広い世代の来館者にとっても新たな発見のある展示になりそうだ。

 なお、11月入場分のチケットは10月10日よりローソンチケットにて発売。チケットは毎月10日に翌月分が販売される。

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