エンタメ
2025-08-26 12:00

俳優・坂口健太郎の主演映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)が、韓国・釜山で開催される「第30回釜山国際映画祭」(9月17日~9月26日)に正式出品されることが決定した。
【動画】映画『盤上の向日葵』予告編
釜山国際映画祭は、韓国・釜山(プサン)市で毎年秋に開催される、アジア最大級の国際映画祭。1996年に創設されて以来、アジア映画の発展と新しい才能の発掘を目的に国内外の多数作品が上映され、昨年の来場者数は約14万人を記録。世界から注目を浴びる映画祭の一つだ。
本作は、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品を上映するオープンシネマ部門に選出。メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて釜山最大の座席数(4500席目途)で上映される、映画祭を代表する部門だ。同映画祭による作品紹介では「坂口健太郎の魅力あふれる演技と渡辺謙の圧倒的な存在感が、観客の心を強くひきつけること間違いなし」と、大きな期待が寄せられている。
昨年に続き出演作が出品されることとなった坂口は「今回も、釜山国際映画祭へ招待いただき、とてもうれしく思います。『盤上の向日葵』は、時代に翻ろうされながら生きる男たちの悲しくも美しい人生の一瞬を切り取った作品です。多くの方に見ていただき、彼らの生き様を見届けていただければ幸いです」と、コメントを寄せた。
そして、原作の重厚な人間ドラマにほれ、7年の歳月をかけて完成までたどり着いた監督・脚本の熊澤尚人は「釜山国際映画祭に選出していただき、大変うれしく思います。将棋を知らない方が観ても存分に堪能できるよう演出しました。何か大切なものを見つけて打ち込む事は、これほど掛けがえのなく、魂を揺さぶるものなのかと、生き切ることの大切さが必ず伝わると思います」と語っている。
本作は、『孤狼の血』『朽ちないサクラ』などで知られる作家・柚月裕子による傑作ミステリーが原作。物語は、ある山中で発見された身元不明の白骨死体から始まる。唯一の手がかりは、遺体と共に見つかった高級な将棋駒。現存するのは世界にわずか7組のみという希少品で、その持ち主が将棋界に突如現れた異色の若手棋士・上条桂介(坂口)であることが判明する。
殺人事件の容疑者となった桂介は、かつて天才棋士として輝かしい活躍を見せていたが、その自信に満ちた姿からは想像できない壮絶な過去を背負っていた――寒さ厳しい諏訪湖畔に生まれ、酒とギャンブルに溺れる父・上条庸一(音尾琢真)と極貧生活を送る中で、唯一の救いが将棋だった。
桂介の才能を見抜き、将棋を教え、親のように迎え入れた唐沢光一朗(小日向文世)や、静かな愛で支える宮田奈津子(土屋太鳳)の存在が、孤独だった彼の人生に光をもたらす。
そして、賭け将棋の真剣師・東明重慶(渡辺謙)との出会いが、桂介にかつてない情熱と深い絶望をもたらすことになる。将棋駒を巡る事件の真相、桂介の過去、そして東明との関係とは――。
【画像】映画『盤上の向日葵』場面写真
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昨年に続き出演作が出品されることとなった坂口は「今回も、釜山国際映画祭へ招待いただき、とてもうれしく思います。『盤上の向日葵』は、時代に翻ろうされながら生きる男たちの悲しくも美しい人生の一瞬を切り取った作品です。多くの方に見ていただき、彼らの生き様を見届けていただければ幸いです」と、コメントを寄せた。
そして、原作の重厚な人間ドラマにほれ、7年の歳月をかけて完成までたどり着いた監督・脚本の熊澤尚人は「釜山国際映画祭に選出していただき、大変うれしく思います。将棋を知らない方が観ても存分に堪能できるよう演出しました。何か大切なものを見つけて打ち込む事は、これほど掛けがえのなく、魂を揺さぶるものなのかと、生き切ることの大切さが必ず伝わると思います」と語っている。
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