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「金田一」「TRICK」堤幸彦監督がゾンビ連ドラ発表 THE JET BOY BANGERZメンバー主演『DARK13 踊るゾンビ学校』【コメント全文】

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2025-10-11 07:13
「金田一」「TRICK」堤幸彦監督がゾンビ連ドラ発表 THE JET BOY BANGERZメンバー主演『DARK13 踊るゾンビ学校』【コメント全文】
ドラマ『DARK13 踊るゾンビ学校』に出演するTHE JET BOY BANGERZ (C)DARK13製作委員会・ABCテレビ
 LDH JAPAN×ABCテレビの新プロジェクト『DARK13』の目玉企画として、来年1月クールドラマL枠『DARK13 踊るゾンビ学校』(ABCテレビ)の放送が決まった。プロジェクトアンバサダーのTHE JET BOY BANGERZ(TJBB)メンバー10人が、イケメンゾンビ役で連ドラ初出演&ドラマ初主題歌を担当し、堤幸彦監督がメガホンをとる。

【動画】THE JET BOY BANGERZがゾンビ化 ダンスティザー動画

 『DARK13 踊るゾンビ学校』は、プロジェクト発表(9月11日)から約1ヵ月のあいだベールに包まれていたが、10月10日の「世界ゾンビの日」に新情報として、堤監督が手がける前代未聞のホラーコメディーになることが明らかになった。イケメン人情派ゾンビ×ダンスが融合したストーリーで、配役も決定した。

 物語の舞台は、現世とあの世のはざまにある、まるで学校の教室のような閉鎖空間。いわば、“あの世”へと行く前に人間が罪を償う機会を与えられた“学校”のような場所。そこには、なんらかのトラブルを起こし自己本位に言い争う人間たちが送り込まれてくる。そんな人間たちを取り囲むのは、罪を裁くゾンビたちだった。

 個性も能力も十人(?)十色なゾンビたちは、民主主義のルールを守りながら、
時には人情味あふれる叱咤激励で、時には人間に寄り添いながらトラブルを解決に導いていく。上司・部下、仲間同士、夫婦間…トラブルをこじらせ口汚く罵り合っていた人間たちは、“ゾンビ学校”で何を感じていくのか。そしてゾンビたちがくだす裁きとは…。

 奇想天外なストーリーに加え、毎話登場する豪華ゲスト、そして裁きのフィナーレを飾るTJBBによるゾンビダンスも注目となる。

 『DARK13』プロジェクトテーマ曲&ドラマ主題歌は、TJBBのパーティーチューン「Let’s Dance」(11月19日リリース)。ハロウィンシーズンにピッタリな、皆で踊れるTikTok用ダンス動画が公開中。

■『DARK13 踊るゾンビ学校』 キャスト・登場人物
タイガー SHOW
ラビット TAKI
ドラゴン AOI
パイソン AERON
ウマ YUHI
ヒツジ KOTA
サル TAKUMI
チキン HINATA
ケルベロス NOSUKE
シシ SHIGETORA

■堤幸彦監督 コメント
――まずは、10月10日「世界ゾンビの日」にドラマ詳細解禁となりました。
堤 これはおめでたいですね。そんな日に『DARK13 踊るゾンビ学校』が大々的オープンになるなんてありがたいです。…しかし、「世界ゾンビの日」は誰が決めたんでしょうか。ジョージ・A・ロメロではないのかな(笑)。

――(笑)。本作の着想からお聞かせください。
堤 最初にHIROさんとドラマ企画のお話をした際に、群集劇で行きましょう、となりまして。群集劇を面白くするならゾンビはどうでしょうか、と申し上げたのが第一歩でした。実は、私が二十歳の時に専門学校の卒業制作で脚本を書いた作品が“死後の裁判劇”だったんですが、そんなことを本作のリハーサル中にふと思い出したんですよ。学生時代から“人生を終えた後に裁きを受ける”というようなイメージにずっと囚われていたんでしょうね。そこで降ってきたのが、ゾンビ×裁判劇。今回は、TJBBのみなさんをはじめ、ゲストも素晴らしいキャストでともに創り上げることができ、永く囚われていた想いがかなったなと感じています。

――ドラマの世界観について解説をいただけますでしょうか。
堤 なんらかの罪をみずからの中に含んだ人間たちが、教室のような閉鎖空間に瞬間移動してきて、この学校のような場所であぶりだされていき、最終的にゾンビたちがジャッジをするという密室の中での出来事です。罪を意識している人もいれば、無自覚な人もいる。そこが人間の愚かしいところでもあるのですが。ただ、これが他人事ではないのです。あなた自身の“心の罪”のようなものをテーマにしているんです。決して“重い作品”ではなく、明るく面白くて楽しい作品ですが、自分事と思ってみていただいても楽しんでいただける作品です。

――ドラマ初出演となったTJBBについてお聞かせください。
堤 とにかくパフォーマンスがものすごいグループ。今回は“踊るゾンビ学校”ですから。罪を持った人間たちがゾンビに裁かれ、最後に踊って解消していく…という作品でもあるのでTJBBのハイパフォーマンスはまさにピッタリでありました。
…ただですね、僕がいちばん言いたいのは、“それだけじゃない”と言うことです。

――と、言いますと?
堤 ドラマを撮り始めるとTJBBであることを一回すべて忘れて、演技をしてもらわないといけないんです。演技は、歌やダンスとは違う回路を使うわけです。私はこれまでに数多くの演技経験のない方々を撮影してきまして、たいがいの方はその場その場ではいい演技をするんです。ただ今回は、連続ドラマであり、ゾンビの動きをしながらセリフも続くので、最後までもたせるのはとても難しいことなんです。ところがですよ、ワンクールもの撮影をして、誰一人として不安を感じさせる人がいなかった。それだけでなく、演技に対してみなさんすごく貪欲で、こりゃとんでもない演技集団でもある、という印象を受けました。

――今回、ゾンビたちの和装ビジュアルも解禁されました。そのあたりの解説もお願いします。
堤 ゾンビと聞くと洋風のイメージを思い浮かべることが多いので、和のしつらえがいいのではと思っていました。また、私にとってゾンビは怖いものではなく、「面白いもの、かわいいもの、物悲しいもの」。というのも、本作のゾンビは、人間界から“あの世”や冥界へと向かう途上にある悲しき存在でもあるんです。一度は名前や素性を失った人間の“記号”としてゾンビたちの呼び名は十二支の動物たちから発想したんです。そこで、着物風のゾンビ集団となりました。ドラマを観ていただく際、裁く側のゾンビたちにある十二支の“記号性”も感じていただければ。

――では、『DARK13 踊るゾンビ学校』を楽しみにしているみなさんへ一言お願いします!
堤 観たこともないドラマだと思います。密室に突然、スネに傷をもつ人間が時空を超えてヒュウッと飛んできたかと思えば、学校のような場所でゾンビたちに裁かれる…というメチャクチャな設定です。ぜひ“わっはっは!”と楽しんでいただければ。ただ、人間の物悲しさがテーマでもあり、みなさまそれぞれに受け取っていただけるようなメッセージも絶対に込められていますので、ぜひドラマを観て楽しんでいただければと思います。

堤幸彦 プロフィール
映画監督・演出家。1955年生まれ、愛知県出身。
『金田一少年の事件簿』(95~97年)で注目を集め、『TRICK』シリーズ(00~14年)、『SPEC』シリーズ(10~13年)などの話題作を数多く手がける。2015年には『イニシエーション・ラブ』『天空の蜂』で第40回記念報知映画賞・監督賞を受賞。その他の作品に、『明日の記憶』(06年)、『20世紀少年 三部作』(08~09年)、『人魚の眠る家』(18年)、『ファーストラヴ』(21年)、『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』(21年)、『夏目アラタの結婚』(24年)など。2025年は『STEP OUT にーにーのニライカナイ』『Page30』、『THE KILLER GOLDFISH』が公開。『THE KILLER GOLDFISH』は世界11ヶ所の海外映画祭で上映された。その他に、配信ドラマ『ゲート・オン・ザ・ホライズン~GOTH~』、アイスショー『氷艶hyoen2025-鏡紋の夜叉-』の演出を手掛け、12月からの舞台公演『忠臣蔵』を控えている。

■『DARK13プロジェクト』発起人・EXILE HIROコメント
このたび、堤監督とのご縁から、EXILE TRIBE屈指のパフォーマンス集団 THE JET BOY BANGERZを起用し、新たなエンターテインメントを創り出すプロジェクトが始動いたしました。

堤監督からいただいたテーマは【ゾンビ】です。
以前より、ゾンビとダンスには非常に高い親和性を感じており、人間離れした動きを得意とするTJBBだからこそ、その世界観を圧倒的に表現できると確信しています。

堤監督のユーモアあふれるポップな映像表現と、TJBBのスタイリッシュかつ圧倒的なダンススキルが融合することで、ドラマの枠を超え、これまでにない新しいエンターテインメントの可能性が広がっていくと期待しています。

「DARK13」プロジェクトは、ファンの皆さまと共に創りあげていくエンターテインメントです。
ぜひその世界観を全身で浴び、存分に堪能していただき、ともにこのプロジェクトを盛り上げていければ幸いです。


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