
東宝版上演25周年を記念したミュージカル「エリザベート」の初日前取材会が9日行われ、エリザベート役の望海風斗さん、明日海りおさん、トート役の古川雄大さん、井上芳雄さんが登壇しました。
【写真を見る】【 古川雄大・井上芳雄 】不仲説を逆手に “断りますけど” で笑い誘う ミュージカル「エリザベート」開幕
初日を前に望海さんは “私たちも初めてで、お客様がどんな感じなのか? 初日をやってみて、どんなものなのか感じないとわからないですけど、とにかく落ち着いて一つ一つやっていこうと思います” と緊張した面持ちで答えました。
明日海さんも “私も初めてで、必死でいっぱいいっぱいなんですけど、客席から見させていただくと完璧なエリザベートの世界観が仕上がりつつあるので、さらにパワーアップして私も調整・挑戦をまだまだ続けて初日に臨みたいと思います” と意気込みを語りました。
古川さんは “今回、新しいエリザベートの二人と稽古をしてきて、素晴らしい、違うタイプの二人からたくさんの刺激を受け、新しいカンパニーが出来ましたので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです” とアピールしました。
井上さんは “東宝版25周年という記念すべき年にできるのもうれしいですし、僕もトートを10年ぐらい演らせてもらってますが、東京公演はほとんどが帝劇でやってきたので、初めてのシアターオーブと新しい二人を迎え入れ、長年やってきた役ではありますが、すごく新鮮な気持ちで稽古をしてきたので(開幕が)楽しみです” と笑顔を見せていました。
カンパニーの雰囲気について望海さんは“私たち(望海さん・明日海さん)は必死すぎて、でもお三方(古川さん・井上さん・山崎育三郎さん)は、それぞれのトート像を持っていて大きな懐で受け止めてくれるので、ぜんぜん殺伐とした感じはありません”と笑顔で答えました。
これに井上さんは、 “二人むっちゃ仲良いですよね。同期ですし助け合ってる感じがすごくしますね” と感嘆。すると古川さんも “ここ(望海さんと明日海さん)がバチバチだったらどうしようと思いましたよ” と返して笑わせました。
一方、そんな古川さんと井上さんはファンから不仲に見られているのか、古川さんは “「仲良くしてくださいね」って言われているから、必要以上に仲良くしています” と明かしました。井上さんは “無理して?” とツッコミつつ “今回、育三郎も同じ楽屋にいてすごく楽しかったです。古川くんも食べ物とかたくさんくれて” と楽屋の様子を紹介。すると古川さんは、 “でも(井上さんは)全然もらってくれない。ずっと断られるんです。でもこれからも渡します” とヤキモチ混じりの思いを告白。井上さんは、 “はい。でも断りますけど” と、いたずらっぽい笑顔で返して、笑わせていました。
1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年には東宝版が初演され、長きにわたり愛されてきた大ヒットミュージカル「エリザベート」。東宝版初演から25周年を迎える今年、3年ぶりに渋谷・東急シアターオーブにて今月10日に開幕しています。
【担当:芸能情報ステーション】
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