エンタメ
2025-10-15 09:38

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)や『スパイダーマン』シリーズ(02年、04年、07年)などで知られるヒーロー映画の名匠サム・ライミ。その原点であり、ホラー映画史に名を刻んだ『死霊のはらわた』(1981年)以来、常に人間の恐怖と狂気を描いてきたライミが、新たな舞台として“無人島”を選んだ――最新作『HELP/復讐島』(原題:Send Help)が2026年1月30日より全国公開されることが決定し、あわせて特報映像が解禁された。
【動画】映画『HELP/復讐島』特報
物語の舞台は“無人島”。会社員のリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)のもとで鬱屈とした日々を送っていた。ある日、出張のために乗り込んだ飛行機が墜落し、目を覚ますと、そこは見渡す限りの孤島。生き残ったのは、よりによって大嫌いな上司と自分の2人だけだった――。
怪我で動けないブラッドリー。リンダは持ち前のサバイバルスキルで食料を確保し、火を起こし、状況の立て直しを図るが、次第に二人の“力関係”が逆転し始める。「忘れるなボスは私だ、私のために働け」と無人島でもいばり散らすブラッドリーに対して「もうオフィスはないのよ」とバッサリ切り捨てるリンダ。やがて彼女の中に抑え込まれていた怒りと復讐心が、静かに、しかし確実に膨れ上がっていく。誰もいない無人島で、立場も理性も崩壊していく先に待つのは――想像を絶する結末だ。
先行して行われた米国でのテストスクリーニングでは、「サム・ライミにしか許されないラスト」「ジャンルの枠を超えた快感」と絶賛され、サバイバル・スリラーを超えた“新感覚の復讐エンターテインメント”として高い評価を得ている。
リンダを演じるレイチェル・マクアダムスは、『アバウト・タイム』『スポットライト 世紀のスクープ』などで知られ、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた実力派。対するブラッドリー役には、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンが起用され、これまでにない憎たらしさと滑稽さを体現する。
音楽は、サム・ライミ作品の常連であり、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』など数々の名作を彩ってきた巨匠ダニー・エルフマン。ライミ×エルフマンによる重厚で不穏な旋律が、極限状態に追い込まれた人間の心理を鮮烈に描き出す。
サム・ライミ監督は、「キャラクターたちが極限状態に追い込まれる物語をいつも愛してきました。そして、この物語では力関係の変化が次々と状況をエスカレートさせ、予想外の展開とスリルに満ちたドラマを生み出しているんだ」とコメント。恐怖とユーモアが交錯する“ライミ印”の最新作として、公開への期待が高まっている。
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サム・ライミ監督は、「キャラクターたちが極限状態に追い込まれる物語をいつも愛してきました。そして、この物語では力関係の変化が次々と状況をエスカレートさせ、予想外の展開とスリルに満ちたドラマを生み出しているんだ」とコメント。恐怖とユーモアが交錯する“ライミ印”の最新作として、公開への期待が高まっている。
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