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『お~いお茶 新俳句大賞』最高賞は15歳の力作「凍星や歴史に残らない仕事」

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2025-10-15 13:00
『お~いお茶 新俳句大賞』最高賞は15歳の力作「凍星や歴史に残らない仕事」
『第三十六回 伊藤園お~いお茶 新俳句大賞』表彰式に登壇した(左から)夏井いつき氏、阿見果凛さん (C)ORICON NewS inc.
 伊藤園は15日、都内で『第三十六回 伊藤園お~いお茶 新俳句大賞』表彰式を開催した。今回は、184万5983句の応募から最高賞である「文部科学大臣賞」には、大阪府高槻市の阿見果凛さん(15)による「凍星や歴史に残らない仕事」が選ばれた。

【写真】夏井いつき、いとうせいこうら豪華審査員も登場

 受賞にあたって、阿見さんは「歴史の教科書を見ていて、ふと、人類のこれまでの歴史には、後世に伝えられなかったすごい人々や仕事があったのだろうなと思いました。それと同時に、今世の中で活躍している人々でも、その名前や仕事が歴史に残るかは分からないのだと思うと、少し切なくなりました。そういう気持ちを『凍星』に託した句です」とのコメントを寄せている。

 同賞は、1989年に『お~いお茶』の発売とともにスタートした創作俳句コンテスト。入賞作品を商品パッケージに掲載することや、季語や五・七・五の定型文にとらわれず自由な感性で俳句を詠むというユニークさが特徴となっている。

 審査員は、写真家の浅井愼平氏、俳人の安西篤氏、神野紗希氏、夏井いつき氏、星野恒彦氏、堀田季何氏、作家でクリエイターのいとうせいこう、日本語学者の金田一秀穂氏、作家の宮部みゆき氏、詩人のアーサー・ビナード氏が務めた。

 また、33年間にわたって審査員を務めてきた吉行和子さんの訃報を受け、黙祷が捧げられた。

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