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韓国のアワードで日本人初の快挙、『四度目の夫』本賞受賞に作者も感激

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2025-10-23 14:15
韓国のアワードで日本人初の快挙、『四度目の夫』本賞受賞に作者も感激
明生チナミ氏のwebtoon作品『四度目の夫』
 電子コミックサービス「LINEマンガ」のオリジナルwebtoon作品『四度目の夫』(作:明生チナミ氏)が22日、韓国・ソウルのロッテシネマワールドタワー店で開催された『2025 WORLD WEBTOON AWARDS』で、本賞を受賞した。日本人作家によるwebtoon作品の本賞受賞は、史上初のこと。

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 『2025 WORLD WEBTOON AWARDS』は、webtoon産業の発展に寄与した作品をグローバルに公募し、優秀作品を選定するアワードで、韓国の行政機関である文化体育観光部と、韓国コンテンツ振興院が主催・主管している。

 授賞式当日は、LINEマンガ担当編集者が登壇し、作者・明生氏のコメントを代読。手に持っていたイラストについて、「チナミさんの自画像のアイコンでございます」と紹介すると、会場が笑いに包まれた。

 本作は明生氏にとって初めてのwebtoon作品。その制作過程について、「最初は戸惑うことも多くありましたが、いちから学び、画面表現のすごさに触れるたびに、新しい発見と大きな刺激をいただきました」と振り返る。

 また海外での受賞に、「こうして評価をいただいたことを励みに、今後も読者の皆様に楽しんでいただける作品を書けるように精進してまいります」と喜びと抱負を伝えた。

 授賞式には、日本でも大人気となった『梨泰院クラス』作者チョ・グァンジン氏のバンド演奏も行われた。Netflixで配信されたドラマOSTの「始まり」では、サプライズ登場した歌手のGahoが熱唱し、会場を盛り上げた。

 日本人作家初の本賞受賞となった『四度目の夫』は、『ラブミーテンダーにさようなら』などの人気作を手がける作家・明生チナミ氏が、2024年12月より連載を開始した初のwebtoon。「LINEマンガ」オリジナルのwebtoon・横読みマンガを生み出す企画・制作・編集部門「LINEマンガ WEBTOON STUDIO」発の作品だ。「関わると早死にする」と噂される令嬢・藤林美音(ふじばやし みさお)と、それを承知で彼女を妻に迎えた大地主で豪商の富嶋基(とみしま はじめ)。2人のワケありな結婚から始まる美麗な和風ミステリーロマンス。

『2025 WORLD WEBTOON AWARDS』受賞作品一覧
<大賞>
『ミレの骨董品店』

<本賞>(10作品)
『四度目の夫』
『ミレの骨董品店』
『全知的な読者の視点から』
『悪霊狩猟団:カウンターズ
『怪力乱神~血に染まった本性~』
『瓜二つの娘』
『マルは子犬』
『枯れた花に涙を』
『父無双』
『鉄槌教師』

<読者人気賞>
『デビューできないと死ぬ病気にかかってしまいました』

<審査委員長賞>
『全知的な読者の視点から』

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