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横山裕、挑戦尽くしの1年…原動力はメンバー「自分を掻き立てているのは、SUPER EIGHTでいる意味なのかも」

エンタメ
2025-10-25 08:00
横山裕、挑戦尽くしの1年…原動力はメンバー「自分を掻き立てているのは、SUPER EIGHTでいる意味なのかも」
ABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』に出演する横山裕(SUPER EIGHT)撮影:山崎美蔓(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.
 SUPER EIGHTの横山裕が、11月19日午後10時から配信されるABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』(全6話・毎週水曜午後10時無料配信)に出演する。芸能事務所の“スキャンダル”をめぐる攻防をサスペンスフルかつリアルに描いた今作で、横山が芸能マネージャー役を演じることは大きな話題を呼びそうだ。今年はソロの音楽活動、夏には『24時間テレビ』でのチャリティーマラソンランナー、映像作品への多数出演と、“挑戦尽くし”の1年となった横山の原動力に迫った。

【写真】アンニュイな眼差し…横山裕の撮り下ろしカット

 誰しもどこか気になってしまう芸能界のスキャンダル。しかし、その裏側ではいったいどんな人たちの、どんなドラマが隠されているのか。今作は、一見華やかに見える芸能界の裏側を舞台に、いまだかつて描かれることのなかったスキャンダルの裏側、そして芸能界の深い闇へと切り込んでいく。

 俳優の柴咲コウが主演する今作は、独立して間もない芸能事務所社長・井岡咲(柴咲)が、川口春奈演じる芸能週刊誌記者・平田奏(川口)から所属俳優のスキャンダル記事掲載の告知を突きつけられ…記事が出るまで、あと72時間。スキャンダルの水面下で巻き起こる、事務所と週刊誌の熾烈(しれつ)な争いの行方が描かれる。

 横山が演じるのは、鈴木保奈美演じる児玉蓉子が社長を務める芸能事務所・KODAMAプロダクションのマネージャーで、咲の同期でもある明石隆之。大手プロダクションの社長・蓉子と、独立し夢を叶える咲の間で葛藤を強いられる難しい立場で、妻子ある身というキャラクターを等身大に演じている。

■「批判的な意見も絶対出てくる」それでも作品に飛び込んだ理由

――現役タレントでもある横山さんが、芸能事務所のしがらみやスキャンダルを題材としたドラマに参加することは大きな反響を呼びそうですが、台本を読んで今回のオファーを受けた理由を教えてください。

個人的に、グループが20周年を終え、マネージャーとも2025年は何をする?ってなったんです。ソロプロジェクトを立ち上げ、今年配信された『私の夫と結婚して』ではモラハラ夫という、これまで演じたことのない役柄に挑戦して、常に“挑戦”という意識は頭にありました。そうしたら、このお話がきたので、言霊じゃないですけど、そういうこともあるんだなと。“自分がやる意味があるんだ”と感じてオファーを受けることになりました。

――実際に現場に参加されてみて、制作陣の覚悟も感じられましたか。

芸能界もいろいろ動いたじゃないですか。でも、制作側はこの作品を前から考えていたそうで、(完成の)タイミングがこの時期になっただけ。描こうとしていたものがブレずに、芯のしっかりした骨太なドラマが出来上がったと思います。時間軸だけみると、後出しじゃんけんみたいに見えるかもしれませんが、何年も前から動いていた作品だとしたら、大変な覚悟だなと思いました。

――役作りで特に意識されたことはありますか?

柴咲コウさん演じる咲と、鈴木保奈美さん演じる社長・蓉子さんの間でずっと板挟みだったんです。自分の正義と葛藤しながら、その表現をすごく大事に監督と話し合いました。明石にも家族がいたりして、守るものがあるから、良くも悪くも保守的になると思うんですよ。でも咲みたいに、自分から前に出て飛び込んで夢に向かって行く姿がうらやましくもあって、でもそれは自分にはできない。でも自分の正義を貫かなきゃいけない…その塩梅が役とすごくリンクして、ずっとしんどかったですね(笑)。

――今回の役柄で、どんなところが特に挑戦だと思いましたか。

すごくセンシティブな部分がありますよね。どう言語化していいのか難しいですが、芸能界も過渡期で、変わっていかなきゃいけない状況ですよね。うちの会社(STARTO ENTERTAINMENT)もそうですし、芸能界全体もそうです。そこに飛び込んだというか、変わる時って賛否みたいなものが生まれるじゃないですか。この役を僕がやるということは、賛同もあるかもしれませんが、批判的な意見も絶対出てくると思います。そういう部分では挑戦だと思います。

――賛否がわかれそうだという予想もあるなかで、それでも出演を決めた理由は?

やっぱり自分の中で“挑戦”だと思っていたからです。信頼している(企画・プロデュースの)藤野良太さんの作品だったこともありますし、ストーリーが面白い。僕は芸能界の内側の人間なので“わっ!”と思うところがありますが、エンタメとして見たらすごく面白いと思うんですよ。フィクションとノンフィクションの狭間ぐらいで、リアルに描いて見せていると思いますけど、ノンフィクションの部分はもちろんあるし、「でもフィクションなの?」みたいな…そこが面白いですね。

――地上波ではなかなか扱えない内容ですが、そこは配信ドラマならではの強みですね。

確かにそうだと思いますが、本来はこれが地上波で放送できるようにならなきゃいけないんじゃないのかなとも思います。このお話も、そういう“しがらみのない芸能界”を目指しているということですよね。今、いろんなことが変わろうとしている。でも今のこのタイミングでは、配信だからこそできる強みが見えてきてるんじゃないのかな。

■現在だからこそ思うメンバーとの“特別”な関係性「同志というか戦友というか」

――先ほどソロプロジェクトも含めて、今年は挑戦の年だと話していましたが、演技や音楽以外で挑戦したいことはありますか。

(※インタビューは7月)そういうお話をいただいていて、具体的にはまだ言えないんですけど…今年、終わった時に“あいつ頑張ったな”って言ってもらえるくらいの量じゃないかなと思います。少なからず…すっげぇ働くな、と思ってます(笑)。

――その中で今、演技の仕事をどう捉えていますか。

演技をやりたいと言っても、お話が来なければできないわけで、ありがたいことにこうやってお話をいただいたり、自分では想像もつかないような、これまでやってこなかった役がこのタイミングで来ているので、ありがたいなと思います。飛び込んでから見えることもやっぱりあるので、“とりあえずやってみよう”で今、全部やってみています。僕も芸能を29年、30年くらいやっているので、自分が持っている引き出しを出せてきてるんじゃないかなと思います。人間としての年輪みたいなものも今出せているからこそ、いろんな役柄の話をいただけているんじゃないかなと思います。

――今年は演技以外にもさまざまな挑戦が話題になりました。“挑戦の年”に掲げたモチベーションはどこにありますか。

ベタですけど、メンバーかもしれないですね。恥ずかしいですけど(笑)。そもそも2025年にメンバーが「こんな仕事を考えています」って話をしているのを聞いて、「俺、何も考えてないやん!」と思ったんです。そこに刺激されてやったっていうのはありますね。

――他のメンバーの活動を見て、自分もやらなくてはと思った。

純粋にうれしいですけどね。みんなドラマやってんねや、映画やってんねや、舞台やってんね、AI?会社の取締役って何!?(笑)って。おもろいですよね。メンバーを驚かせたいというより、「甘んじてたらアカンな」と思うし、「甘えてられへんな」と思うというか。グループにいるからってあぐらをかくわけにもいかない。他のメンバーがやってるなら自分もやらなあかん。自分を掻き立てているのは、SUPER EIGHTでいる意味なのかもしれないです。他のメンバーがめっちゃ頑張ってるから「俺もやらな」って思ってるのがリアルかもしれない。他のメンバーが“ここからまだまだやったんぞ!”って感じでやってくれてるから、「じゃあ俺もやったるわ!」って火をつけてもらってる。多くの人に知ってもらいたいというより、カッコよくいたいなっていう感じですかね。

――メンバー同士、お互いの活動をチェックしたりは?

まったくしないです。ニュースでしか知らないんです。報告なんかしたことない。でも楽屋で台本を読む時があるので、「まだドラマ撮影終わってないんや」「違う違う、次の作品入ってて」「もう次の作品入ってるんや?」みたいなやりとりはあります。でも僕がこれからやる仕事は、他のメンバーはまったく知らんと思います。僕も知らないですし、今、言わないでしょう多分(笑)。「ドラマ出るんやけどな、俺」みたいな。言われへんわ(笑)。若い頃も…あったのかな?…なかったと思いますけどね。俺もそんな言われても困りますから。村上に「探偵ナイトスクープの局長決まってんねん」とか言われてもリアクションどうしたらええかわからへん(笑)。純粋にすげぇなと思うけど、直接言われたらリアクションの取り方わからんから。

――不思議な関係ですよね。友だちでもない。メンバーとはどんな関係性なんでしょうか。

メンバーはメンバーですし、いろんなグループの人たちがそのQ&Aをやってると思うんですけど、僕は結局、最終的には友だちにも戻れると思うんです。でも今はそうじゃなくて、やっぱり同志というか戦友というか…。でももしSUPER EIGHTが解散とかなくなったら、友だちになれるんやろうな、とも思う。いい関係性ですよね。バラエティーをやる分、一定の距離を空けておいた方がやりやすいこともあるし。僕は少なくとも他のメンバーがどう思っているかは知らないし、そんな話をしたこともないけど…特別ですよね。

スタイリスト
袴田能生
ヘアメイク
山崎 陽子※崎=たつさき

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