エンタメ
2025-10-30 12:00
国民的バンド・スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案および主題歌とする映画『楓』(12月29日公開)より、第1弾カバーアーティストとしてシンガーソングライターの十明(とあか)の参加が発表された。
【動画】フィーチャレット映像 十明ver.
本作は、1998年にリリースされたスピッツの8thアルバム『フェイクファー』収録曲「楓」を出発点に、「喪失」と「再生」を描くラブストーリー。世代を超えて愛されてきた楽曲を、新たな形で映像作品として昇華する意欲的な試みとして注目を集めている。
監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲。脚本は『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などの高橋泉(※高=はしごだか)。音楽は藤井風らのプロデュースでも知られるYaffleが担当する。
すでに、主題歌としてスピッツの「楓」が本編で使用されることは発表されていたが、今回はさらに劇中歌として複数の「楓」カバーが登場することが明らかに。重要な場面ごとに異なるアレンジの「楓」が流れ、歌詞と物語が絶妙にリンクすることで、観客の記憶と感情を揺さぶる、楽曲原案の本作ならではの試みだ。
今回発表された十明は、TikTokに投稿した弾き語り動画がきっかけで、RADWIMPSの野田洋次郎に見出された実力派。映画『すずめの戸締まり』(2022年)の主題歌「すずめ feat.十明」で注目を浴び、その後も映画『違国日記』(24年)のインスパイアソング「夜明けのあなたへ」や、月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の主題歌「GRAY」など話題作とのタイアップが続く、今最も注目を集めるアーティストの一人。
公開されたフィーチャレット映像では、十明の透明感あふれる歌声とともに、登場人物の心情が交錯する印象的な映像が映し出されている。行定監督は「十明さんの歌声には語りかける力がある」と称賛し、Yaffleも「陰を帯びた清廉な歌声が曲全体を優しく包んでくれた」と語っている。
映画は、双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)と、亡くなった恵の恋人・亜子(福原遥)の“運命に翻ろうされる恋”を描く。スピッツの草野マサムネも映画へのコメントを寄せており、福士・福原の共演とあわせて大きな話題を呼んでいる。
フィーチャレット映像では、楓の花言葉「美しい変化」をモチーフに、音楽と物語が出会うことで生まれる“心の化学反応”をテーマに構成。十明は「純粋にうれしかったし、すごくびっくりしました」とオファー時の心境を語り、「いつもそばにいる感じがする楽曲をたくさんスピッツさんが作ってらっしゃって、自分の年齢や経験に合わせて重ねる部分が変わってくるのが素敵だなって思います」と、「楓」という楽曲への深い想いを語りながら、行定監督と真剣な表情で打合せをしたり、レコーディングに臨む様子など、前半は等身大な彼女の姿が映し出される。
映像後半では、まっすぐな表情で十明が歌う透明感に満ちた「楓」のメロディーに呼応するように、劇中の切なさが滲む印象的なシーンが次々と重なる。特に、今回映像内でフォーカスされるのは、亜子のさまざまな表情。恋人の恵を失くしたショックで混乱し、目の前に現れた兄の涼を恵だと思い込んでしまう亜子。病室で不安そうな表情の亜子や、泣きながら涼に駆け寄る亜子、心を落ち着けるように自分の頭に手を添える亜子など、揺れ動く感情が観るものに伝わり、物語の後半で明かされる、誰にも打ち明けられない亜子の“秘密”に迫る映像となっている。
また、登場人物たちの表情だけでなく、望遠鏡、カメラ、ポストカードなど本作を象徴するモチーフ、そして夜明けの海辺の空などの美しい風景が繊細に織り込まれ、物語の世界観をそっと彩っていく。
力強くも繊細な十明の歌声が映像と重なり合い、観る者の心に静かに寄り添いながら、美しい変化をもたらす。ラストの「この映画と出会う時。あなたの心にはどんなことが起こるだろう?」というメッセージからも、本作を通して生まれる私たちの心の化学反応を、そっと予感させる映像となっている。
映画の試写後、十明は「『楓』という作品は、かつての大切な人たちと過ごした時間を思い出させてくれました」と語り、「胸が苦しくいっぱいになるけれど、悲しみも切なさも、愛おしさも全て抱きしめて、今を生きていこうと思うことができる素敵な作品でした」とコメントを寄せている。
【動画】美しく切ないシーンの連続に早くも感動の予感!予告映像
【画像】解禁となった映画『楓』場面写真&ムビチケのビジュアル
【動画】大きな反響を呼んだスピッツ「楓」映画化アナウンス映像
福士蒼汰、日本人初『愛の不時着』プロデューサーの制作会社と直契約 Netflix『この恋、通訳できますか?』出演決定
スピッツの名盤『ハチミツ』30周年記念盤のリリース決定 ブックレットには秘蔵写真も
【動画】フィーチャレット映像 十明ver.
本作は、1998年にリリースされたスピッツの8thアルバム『フェイクファー』収録曲「楓」を出発点に、「喪失」と「再生」を描くラブストーリー。世代を超えて愛されてきた楽曲を、新たな形で映像作品として昇華する意欲的な試みとして注目を集めている。
監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲。脚本は『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などの高橋泉(※高=はしごだか)。音楽は藤井風らのプロデュースでも知られるYaffleが担当する。
すでに、主題歌としてスピッツの「楓」が本編で使用されることは発表されていたが、今回はさらに劇中歌として複数の「楓」カバーが登場することが明らかに。重要な場面ごとに異なるアレンジの「楓」が流れ、歌詞と物語が絶妙にリンクすることで、観客の記憶と感情を揺さぶる、楽曲原案の本作ならではの試みだ。
今回発表された十明は、TikTokに投稿した弾き語り動画がきっかけで、RADWIMPSの野田洋次郎に見出された実力派。映画『すずめの戸締まり』(2022年)の主題歌「すずめ feat.十明」で注目を浴び、その後も映画『違国日記』(24年)のインスパイアソング「夜明けのあなたへ」や、月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の主題歌「GRAY」など話題作とのタイアップが続く、今最も注目を集めるアーティストの一人。
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映画は、双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)と、亡くなった恵の恋人・亜子(福原遥)の“運命に翻ろうされる恋”を描く。スピッツの草野マサムネも映画へのコメントを寄せており、福士・福原の共演とあわせて大きな話題を呼んでいる。
フィーチャレット映像では、楓の花言葉「美しい変化」をモチーフに、音楽と物語が出会うことで生まれる“心の化学反応”をテーマに構成。十明は「純粋にうれしかったし、すごくびっくりしました」とオファー時の心境を語り、「いつもそばにいる感じがする楽曲をたくさんスピッツさんが作ってらっしゃって、自分の年齢や経験に合わせて重ねる部分が変わってくるのが素敵だなって思います」と、「楓」という楽曲への深い想いを語りながら、行定監督と真剣な表情で打合せをしたり、レコーディングに臨む様子など、前半は等身大な彼女の姿が映し出される。
映像後半では、まっすぐな表情で十明が歌う透明感に満ちた「楓」のメロディーに呼応するように、劇中の切なさが滲む印象的なシーンが次々と重なる。特に、今回映像内でフォーカスされるのは、亜子のさまざまな表情。恋人の恵を失くしたショックで混乱し、目の前に現れた兄の涼を恵だと思い込んでしまう亜子。病室で不安そうな表情の亜子や、泣きながら涼に駆け寄る亜子、心を落ち着けるように自分の頭に手を添える亜子など、揺れ動く感情が観るものに伝わり、物語の後半で明かされる、誰にも打ち明けられない亜子の“秘密”に迫る映像となっている。
また、登場人物たちの表情だけでなく、望遠鏡、カメラ、ポストカードなど本作を象徴するモチーフ、そして夜明けの海辺の空などの美しい風景が繊細に織り込まれ、物語の世界観をそっと彩っていく。
力強くも繊細な十明の歌声が映像と重なり合い、観る者の心に静かに寄り添いながら、美しい変化をもたらす。ラストの「この映画と出会う時。あなたの心にはどんなことが起こるだろう?」というメッセージからも、本作を通して生まれる私たちの心の化学反応を、そっと予感させる映像となっている。
映画の試写後、十明は「『楓』という作品は、かつての大切な人たちと過ごした時間を思い出させてくれました」と語り、「胸が苦しくいっぱいになるけれど、悲しみも切なさも、愛おしさも全て抱きしめて、今を生きていこうと思うことができる素敵な作品でした」とコメントを寄せている。
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