
俳優の坂口健太郎さん、小野桜介(おの・おうすけ)さん(12)と熊澤尚人監督が、映画「盤上の向日葵」公開御礼舞台あいさつに登壇しました。
【写真を見る】【 坂口健太郎 】少年期演じた小野桜介さんに “現場に入ると切り替わる” 掛け持ちでの演じ分けを明かす
坂口さんは天才棋士・上条桂介を演じ、小野さんはその少年時代を演じました。小野さんのキャスティングについて、熊澤監督は“桜介くんはまず、お芝居が良かった。泣きの演技も素晴らしかった”と褒め、さらに“どことなく坂口くんに似ているところも大切なポイントの一つだった”と説明。
小野さんは恐縮していましたが、坂口さんも“僕も映像を見ていて色の白さとかどことなく似ているなと感じていました”と明かし、監督からも“大きくなると坂口くんみたいになるかも”と称賛していました。
俳優としても育ち盛りの小野さんは、登壇前に坂口さんと身長の話になり、坂口さんは“「ジャンプするといいよ。ジャンプすると身長が伸びるよ」と、そこで会話してきました”とアドバイスを送っていたことを明かしました。
また撮影で印象的だった出来事について聞かれた小野さんは、“最後に泣くシーンを26回くらい撮り直しました”と告白すると、熊澤監督は“すごく大切なシーンでけっこう撮りましたけど、僕の中では8回くらいだと思ったんですけど…”と、トボけられてしまいました。
さらにお互いの演技で好きなシーンを聞かれると、坂口さんは“(少年時代は)セリフをあまり発しない、そのセリフの少ない中、点描でトントン進む中、桂介が心を開くさまがちゃんとわかった”と演技を讃えました。そんな小野さんは“素敵な話をいただいた後に申し訳ないんですが…”と恐縮しつつ、“(音尾琢真さん演じる)お父さんをボッコボコにしたシーンです”と語り、会場の笑いを誘いました。
坂口さんは“やっぱいろんな思いがあったんだね。幼少期には(笑)”と尋ねると、小野さんは“幼少期、演ってたのもあるんですけど、ボコボコにされてるの見て、ちょっと「よしっ!」って思っちゃった”と無邪気に明かしていました。
また小野さんが、坂口さんの3作品掛け持ちについてどう演じ分けているのかと質問。坂口さんは“衣装を着て、スタッフの方に整えてもらって現場に入ると切り替わっちゃうタイプなんです。100%この役を全うしようと思った時に、入れ込みすぎちゃうと抜けないんですけど、自分が34年間生きてきたものを考えて台本を読むことが多いので、ちょっとだけ僕のエッセンスが毎回あるんです。そうすると、切り替えができていることが多いです”と応えました。小野さんは“めちゃめちゃすごいなぁと思います”と尊敬のまなざしで坂口さんを見つめていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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