エンタメ
2025-11-18 19:47
俳優・綾野剛が18日、都内で行われた映画『星と月は天の穴』(12月19日公開)の完成披露上映会の舞台あいさつに登壇した。
【写真】監督も思わず笑顔に…耳打ちで確認する綾野剛
主人公・矢添克二を演じる綾野。これまでにない“枯れかけた男の色気”を発揮し、女性を恐れながらも求めずにはいられない矛盾を抱えたキャラクターを体現した。綾野は本作について「この作品を試写で観た時に、目で観るというより、耳で聞く映画、読む映画と感じています」と明かす。荒井晴彦監督に恐縮しながらも、綾野は「珍味な映画だと思います。現場で感じられなかった味わいを感じられました」と話していた。
OKシーンかどうかわからない、とキャスト陣が話題に出していたというトークを荒井監督が披露。初の荒井組だった田中麗奈は「本当に大丈夫かな?」と不安になる瞬間もあったそう。5分ほどの長回しをよくすると明かしながら、綾野は「朝も早いですし、カットが掛かってからOKか、OKじゃないか、ぽや~っとする時があるんです。監督を見に行くと『寝てる?』みたいな(笑)。観ている間に心地よくなっているんじゃないか」と冗談めかして話す。荒井監督は「起きてるよ」と返すと、綾野は「知ってますよ」と笑っていた。
また、田中は「綾野くんが『OKでしたよね?』とスタッフさんに言ってましたよね」というエピソードも。綾野が演出を提案したシーンも採用されたそう。荒井監督は「監督はあっちですから」とにやり。綾野は「違いますよ(笑)。とてつもなく優秀な助監督さんと共に監督の話を聞いて『たぶん、こういうことを言っているよね』として、それを伝えにいくんですよ」と裏話を話していた。
本作は、『ヴァイブレータ』(2003年)、『共喰い』(13年)などで知られ、キネマ旬報脚本賞を5度受賞した脚本家・荒井氏が監督を務める。半世紀にわたるキャリアを誇る荒井監督が、長年の念願であった吉行淳之介の同名小説(講談社文芸文庫)を映画化した。
舞台は激動の1969年。過去の離婚経験から女性を愛することを恐れながらも、愛されたい欲望を拗らせる40代小説家の姿を、エロティシズムとペーソスを交えて描く。私的な日常を映し出しながら、一人の男の滑稽で切ない矛盾を通して、日本映画の滋味深い伝統と温故知新の精神を感じさせる作品となっている。
舞台あいさつには、咲耶も登壇した。
【写真】仲良し!笑顔で写真に応じた堂本剛と綾野剛
【写真】「すっかりお母さんの顔」1歳長女との親子ショットを公開した田中麗奈
【写真】カメラ目線の”どアップ”に照れる綾野剛
【写真】医師と結婚の田中麗奈、指輪輝かせ“花嫁姿”を披露
【全身カット】渋カッコイイ!黒革ジャケット姿で登場した綾野剛
【写真】監督も思わず笑顔に…耳打ちで確認する綾野剛
主人公・矢添克二を演じる綾野。これまでにない“枯れかけた男の色気”を発揮し、女性を恐れながらも求めずにはいられない矛盾を抱えたキャラクターを体現した。綾野は本作について「この作品を試写で観た時に、目で観るというより、耳で聞く映画、読む映画と感じています」と明かす。荒井晴彦監督に恐縮しながらも、綾野は「珍味な映画だと思います。現場で感じられなかった味わいを感じられました」と話していた。
OKシーンかどうかわからない、とキャスト陣が話題に出していたというトークを荒井監督が披露。初の荒井組だった田中麗奈は「本当に大丈夫かな?」と不安になる瞬間もあったそう。5分ほどの長回しをよくすると明かしながら、綾野は「朝も早いですし、カットが掛かってからOKか、OKじゃないか、ぽや~っとする時があるんです。監督を見に行くと『寝てる?』みたいな(笑)。観ている間に心地よくなっているんじゃないか」と冗談めかして話す。荒井監督は「起きてるよ」と返すと、綾野は「知ってますよ」と笑っていた。
また、田中は「綾野くんが『OKでしたよね?』とスタッフさんに言ってましたよね」というエピソードも。綾野が演出を提案したシーンも採用されたそう。荒井監督は「監督はあっちですから」とにやり。綾野は「違いますよ(笑)。とてつもなく優秀な助監督さんと共に監督の話を聞いて『たぶん、こういうことを言っているよね』として、それを伝えにいくんですよ」と裏話を話していた。
本作は、『ヴァイブレータ』(2003年)、『共喰い』(13年)などで知られ、キネマ旬報脚本賞を5度受賞した脚本家・荒井氏が監督を務める。半世紀にわたるキャリアを誇る荒井監督が、長年の念願であった吉行淳之介の同名小説(講談社文芸文庫)を映画化した。
舞台は激動の1969年。過去の離婚経験から女性を愛することを恐れながらも、愛されたい欲望を拗らせる40代小説家の姿を、エロティシズムとペーソスを交えて描く。私的な日常を映し出しながら、一人の男の滑稽で切ない矛盾を通して、日本映画の滋味深い伝統と温故知新の精神を感じさせる作品となっている。
舞台あいさつには、咲耶も登壇した。
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