エンタメ
2025-11-28 15:27
俳優の岡田准一とお笑い芸人のケンドーコバヤシが武術の視点で身体の可能性に迫るNHKトークバラエティー『明鏡止水 武のKAMIWAZA』が2026年1月からスタートする。
【場面カット】様になる…なぎなたを構え、その間合いを味わう岡田准一
21年に特番としてスタートし、毎回一流の武術家たちが集結。熱いトークと秘伝の技を披露してきた。古武術、現代格闘技はもちろん、夏季オリンピック、ラグビー、野球など、さまざまなスポーツのトップアスリートによる身体操作の秘密に武術の視点で迫ってきた。武道格闘技好き以外でもカルト的な人気を誇り、芸能界や文化人にもファンが多い。
来年1月から始まる新シリーズでは、ついに大相撲をとりあげる。さらに漫画・アニメの世界で描かれる武術の超絶達人技は現実には存在するのかどうかを探るほか、ミラノ・コルティナオリンピックで注目のウィンタースポーツのトップアスリートを招いて跳躍や回転の最高峰の技術を武術の視点で解剖するなど、盛りだくさんな7本シリーズとなっている。
放送に先立って、MCを務める岡田とケンコバのコメントと1月に放送する4回のラインナップが公開された。
【コメント】
■岡田准一
30分番組ですが、どのテーマももっと時間がほしいと感じてしまうぐらい内容の濃い番組となっています。まず相撲ですが、日本の武術の極みがつまっています。日本のしゃがむとか座るという伝統的な暮らしの中の動きが、強さと同時に健康と活力を生む宝物だと思っていて、体が大きくて強いというだけではない文化的な背景からくる相撲のすごさを伝えたいです。そして、スキーとかスケートとか、一見武術とつながらなさそうなスポーツでも、極めようとする方たちは一番理にかなった体の使い方を追い求めるので、武術の英知と向き合ったときに何が起こるのか。体の中で起こるマジックに迫りたいですね。
■ケンドーコバヤシ
漫画の回ね、めちゃくちゃおもしろかったです。もっとやってくれっていうリクエストがきっときますよ。今回もすごい先生が出ます。パンチを打たれるお弟子さんが気の毒で、「昭和63年に収録しました」ってテロップ入れたくなりましたもん。でもあれで強くなるんですね。人は人にやられて、麦は踏まれて強くなります。ウィンタースポーツは自然環境とか、自分でコントロールできない条件とも戦うわけでしょう。武術も山籠もりしたり、昔から地形とか場を全部知って戦うというところがある。一方で、ウェアひとつとっても空力理論とか最先端のジャンル。うちの岡田君がどう切り込んでくれるか楽しみです。
【ラインナップ】
■1月6日放送:大相撲 力の秘密
大相撲力士の強さの源である「四股」「てっぽう」「すり足」。この伝統の鍛錬法が、筋トレで鍛えた力を、相撲に必要な力に変えると語るのが、1月末に断髪式を控えて、曲げ姿での貴重なテレビ出演となる伊勢ヶ濱親方。ほかに武術の伝統的鍛錬方法として、重さ16キロの振り棒で素振りを行う直心影流、鉄の砂や角材に拳足を打ち付け続ける倉本塾、四股にも似た馬歩という低い姿勢で立ち続ける陳式太極拳が登場。ゲストの松村沙友理も馬歩に挑戦。体の外側ではなく、内側の細やかな鍛え方と使い方を知ることで生まれる、人間の強さの限界を広げる鍛錬の秘密に迫る。
<ゲスト>伊勢ヶ濱親方/松村沙友理
<武術家>舩山嘉之(鹿島神傳直心影流)/倉本成春(総合武術鍛錬場 倉本塾)/安田洋介(陳氏太極門)
■1月13日放送:武の物語
「刃牙シリーズ」「あさひなぐ」「北斗の拳」「修羅の門」など、世代を超えて愛される、武術・格闘技をテーマにした漫画・アニメの数々。登場するスゴ技の数々は空想なのか、リアルなのか?漫画そのもののような、あるいは、想像もできないような達人たちの神業の演武を通して、武の世界の果てしない奥深さを垣間見る。岡田准一、ケンドーコバヤシ両MCも大興奮。SNSでバズること必至の回。
<ゲスト>拳王 <武術家>中山隆嗣(千唐流空手道連盟直真塾)/白川竜次(合気道神武錬成塾)/雨宮宏樹(影 武流合氣体術)/林田智笑(なぎなた)
■1月20日放送:スリル満点!スキージャンプ
時速90キロ以上で百数メートルも飛ぶスキージャンプ競技。わずかな風の影響で体勢を崩す可能性がある危険と隣り合わせの競技だ。助走・踏切・空中・着地のどの局面でも、身体の構造的な安定が求められる。どんな状況でも崩れないしなやかさで芯の強さを秘めた姿勢、そして力まずにベストなパフォーマンスをやり遂げるメンタル。トップジャンパーに求められる資質と、生死のはざまで磨き上げられてきた武術の極意の意外な共通点を探る。
<ゲスト>清水礼留飛/ハシヤスメ・アツコ <武術家>黒田泰正(振武舘 黒田道場)/伊与久松風(※風=異体字/吾妻傳甲陽流兵法)/三谷愛武(システマ・ロサンゼルス)
■1月27日放送:驚異の回転!スノーボード・ハーフパイプ
足にボードが固定されている状態で姿勢を制御し、空中で繰り出すダイナミックな回転技で観るものを圧倒するスノーボード・ハーフパイプ。滑走してブレなくトリック(技)を決めるには精緻な重心操作が必要だ。空中で回転する時は体の軸を保ち腕の力で回転力を生み出す。スタジオではトランポリンを使ったオフトレを通して、トップ選手の身体操作をひもとく。一方、滑走がない武術では、自らの推進力で跳躍する。跳ぶ時は隙が生じやすいため、予備動作を感じさせない流麗な動きを編み出してきた。現代的な回転概念とはまったく違う、古流剣術の「遠心力を使わない回転動作」も紹介する。
<ゲスト> 今井胡桃/ハシヤスメ・アツコ
<武術家>中野哲爾(躰道)/高無宝良(※高=はしごだか/是風会)/貴田菜ノ花(武術太極拳)
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21年に特番としてスタートし、毎回一流の武術家たちが集結。熱いトークと秘伝の技を披露してきた。古武術、現代格闘技はもちろん、夏季オリンピック、ラグビー、野球など、さまざまなスポーツのトップアスリートによる身体操作の秘密に武術の視点で迫ってきた。武道格闘技好き以外でもカルト的な人気を誇り、芸能界や文化人にもファンが多い。
来年1月から始まる新シリーズでは、ついに大相撲をとりあげる。さらに漫画・アニメの世界で描かれる武術の超絶達人技は現実には存在するのかどうかを探るほか、ミラノ・コルティナオリンピックで注目のウィンタースポーツのトップアスリートを招いて跳躍や回転の最高峰の技術を武術の視点で解剖するなど、盛りだくさんな7本シリーズとなっている。
放送に先立って、MCを務める岡田とケンコバのコメントと1月に放送する4回のラインナップが公開された。
【コメント】
■岡田准一
30分番組ですが、どのテーマももっと時間がほしいと感じてしまうぐらい内容の濃い番組となっています。まず相撲ですが、日本の武術の極みがつまっています。日本のしゃがむとか座るという伝統的な暮らしの中の動きが、強さと同時に健康と活力を生む宝物だと思っていて、体が大きくて強いというだけではない文化的な背景からくる相撲のすごさを伝えたいです。そして、スキーとかスケートとか、一見武術とつながらなさそうなスポーツでも、極めようとする方たちは一番理にかなった体の使い方を追い求めるので、武術の英知と向き合ったときに何が起こるのか。体の中で起こるマジックに迫りたいですね。
■ケンドーコバヤシ
漫画の回ね、めちゃくちゃおもしろかったです。もっとやってくれっていうリクエストがきっときますよ。今回もすごい先生が出ます。パンチを打たれるお弟子さんが気の毒で、「昭和63年に収録しました」ってテロップ入れたくなりましたもん。でもあれで強くなるんですね。人は人にやられて、麦は踏まれて強くなります。ウィンタースポーツは自然環境とか、自分でコントロールできない条件とも戦うわけでしょう。武術も山籠もりしたり、昔から地形とか場を全部知って戦うというところがある。一方で、ウェアひとつとっても空力理論とか最先端のジャンル。うちの岡田君がどう切り込んでくれるか楽しみです。
【ラインナップ】
■1月6日放送:大相撲 力の秘密
大相撲力士の強さの源である「四股」「てっぽう」「すり足」。この伝統の鍛錬法が、筋トレで鍛えた力を、相撲に必要な力に変えると語るのが、1月末に断髪式を控えて、曲げ姿での貴重なテレビ出演となる伊勢ヶ濱親方。ほかに武術の伝統的鍛錬方法として、重さ16キロの振り棒で素振りを行う直心影流、鉄の砂や角材に拳足を打ち付け続ける倉本塾、四股にも似た馬歩という低い姿勢で立ち続ける陳式太極拳が登場。ゲストの松村沙友理も馬歩に挑戦。体の外側ではなく、内側の細やかな鍛え方と使い方を知ることで生まれる、人間の強さの限界を広げる鍛錬の秘密に迫る。
<ゲスト>伊勢ヶ濱親方/松村沙友理
<武術家>舩山嘉之(鹿島神傳直心影流)/倉本成春(総合武術鍛錬場 倉本塾)/安田洋介(陳氏太極門)
■1月13日放送:武の物語
「刃牙シリーズ」「あさひなぐ」「北斗の拳」「修羅の門」など、世代を超えて愛される、武術・格闘技をテーマにした漫画・アニメの数々。登場するスゴ技の数々は空想なのか、リアルなのか?漫画そのもののような、あるいは、想像もできないような達人たちの神業の演武を通して、武の世界の果てしない奥深さを垣間見る。岡田准一、ケンドーコバヤシ両MCも大興奮。SNSでバズること必至の回。
<ゲスト>拳王 <武術家>中山隆嗣(千唐流空手道連盟直真塾)/白川竜次(合気道神武錬成塾)/雨宮宏樹(影 武流合氣体術)/林田智笑(なぎなた)
■1月20日放送:スリル満点!スキージャンプ
時速90キロ以上で百数メートルも飛ぶスキージャンプ競技。わずかな風の影響で体勢を崩す可能性がある危険と隣り合わせの競技だ。助走・踏切・空中・着地のどの局面でも、身体の構造的な安定が求められる。どんな状況でも崩れないしなやかさで芯の強さを秘めた姿勢、そして力まずにベストなパフォーマンスをやり遂げるメンタル。トップジャンパーに求められる資質と、生死のはざまで磨き上げられてきた武術の極意の意外な共通点を探る。
<ゲスト>清水礼留飛/ハシヤスメ・アツコ <武術家>黒田泰正(振武舘 黒田道場)/伊与久松風(※風=異体字/吾妻傳甲陽流兵法)/三谷愛武(システマ・ロサンゼルス)
■1月27日放送:驚異の回転!スノーボード・ハーフパイプ
足にボードが固定されている状態で姿勢を制御し、空中で繰り出すダイナミックな回転技で観るものを圧倒するスノーボード・ハーフパイプ。滑走してブレなくトリック(技)を決めるには精緻な重心操作が必要だ。空中で回転する時は体の軸を保ち腕の力で回転力を生み出す。スタジオではトランポリンを使ったオフトレを通して、トップ選手の身体操作をひもとく。一方、滑走がない武術では、自らの推進力で跳躍する。跳ぶ時は隙が生じやすいため、予備動作を感じさせない流麗な動きを編み出してきた。現代的な回転概念とはまったく違う、古流剣術の「遠心力を使わない回転動作」も紹介する。
<ゲスト> 今井胡桃/ハシヤスメ・アツコ
<武術家>中野哲爾(躰道)/高無宝良(※高=はしごだか/是風会)/貴田菜ノ花(武術太極拳)
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