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『アバター』最新作、J・キャメロン監督&主要キャストが語る迫りくる決戦”とは――コメントまとめ

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2025-11-28 17:00
『アバター』最新作、J・キャメロン監督&主要キャストが語る迫りくる決戦”とは――コメントまとめ
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
 歴代興行収入全世界No.1映画シリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)より、監督ジェームズ・キャメロンをはじめ、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、ウーナ・チャップリンら主要キャストが、本作で迎える脅威と“迫りくる決戦”を語ったコメントが解禁された。

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 神秘の星パンドラへ“アバター”として潜入した元海兵隊員のジェイクは、先住民族ナヴィのネイティリと恋に落ち、人類と戦う決意をする。2作目『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では家族を築いたジェイクらが海へと戦いの場を移し、愛する者のために人類と対峙。侵略を退けることには成功したものの、家族の命を奪われるというあまりにも大きな犠牲を払うことになった。そして、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、アッシュ族のヴァランが人類と手を組み、かつてない“炎の決戦”が始まる。

 「これは家族が戦いの意味と向き合う物語」と語るキャメロン監督は、本作に待ち受ける熾烈な戦いとスペクタクル満載のアクションについて次のように語る。

 「ジェイクはみんなを救った伝説の戦士。でも、家族を犠牲にはできません。死ぬかもしれないとわかりつつ、戦争をさらに進めていきたくもありません。そういう葛藤が、この物語にはあるのです。そこへ今回はアッシュ族という敵が登場します。彼らはすごく興味深いキャラクターです。とくに、ウーナ・チャップリン演じるリーダー、ヴァラン。映画を見た人はみんな、『彼女に釘付けになった』と言いますよ。そしてアクションについてはハラハラさせるものがたっぷりあります。『アクションとはこうやるんだよ』と、しっかりお見せします」

■復讐に燃えパンドラを狙う者 ヴァランとクオリッチ

 ジェイクたちに迫るヴァランは、パンドラの調和を保つ神のような存在“エイワ”に「見放された」と復讐心を燃やすアッシュ族の長であり、“炎を操る力”を持つ。予告編では、幼いころに故郷を失った際、民たちが助けを求めたにもかかわらずエイワは何も差し伸べてはくれなかったと、怒りをあらわにする。さらにヴァランは、自身に協力を持ち掛けてきた最強の傭兵クオリッチをはじめ人類が備える圧倒的な軍事力と共にパンドラを狙い、戦いは壮絶な“炎の決戦”へと発展していく。

 クオリッチはかつてジェイクの上官としてナヴィたちの情報を流すように命じるも、ナヴィの生き方に共鳴したジェイクがクオリッチ率いる人類へ反撃をする。自身の部隊を壊滅させられたことで復讐を誓い、執念深くジェイクたちを追跡し続ける因縁の相手だ。

 “喜劇王”チャールズ・チャップリンの孫であるウーナ・チャップリン(ヴァラン役)は、「この部族はいままで観客が愛してきたパンドラの世界に、違った雰囲気や複雑さといった新たな層を持ち込みます。大自然とのつながりをなくした時、人は対立をしがちです。ヴァランは対立を好みます。このキャラクターは一筋縄ではいかないですよ」

 スティーヴン・ラング(クオリッチ役)は「この作品は大規模かつ立体的なチェス盤のようだと思います。ジェイクたちは違う方向から、違う手段で攻撃されるのです。たくさんのキャラクターがいてそれぞれが目的を持っているため、もはや敵はひとつのグループではありません」

■神秘の星パンドラと家族を守るために戦うサリー家

 そんなヴァランたちの脅威にさらされるのはジェイク率いるサリー家。ジェイクはパンドラで築いた家族というかけがえのない存在を束ねる一家の長として、愛する星を守るために戦いに赴く。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で家族の命を失った際には、悲しみを抱えながらも妻ネイティリに声をかけ、我が子を守るために共に再び戦いの地に向かう強さを見せた。

 サム・ワーシントン(ジェイク・サリー役)は「この家族は悲しみを抱えたまま戦うのです。この映画を『喪失についての映画』とは言いません。そこからどう立ち直るのか、立ち直るためにはどんな強さが必要とされるのかについての映画です。愛する家族のために戦うこと、彼らはなぜ戦うのか、そのことについての映画なのです」

 ジェイクの妻ネイティリは神秘の星を侵略する人間に対し強い敵意を持つ。ジェイク同様、家族の命を奪われた悲しみに打ちひしがれながらも、戦士としての力強さを見せ囚われの身となっていた子どもたちの救出を見事に果たした。

 ゾーイ・サルダナ(ネイティリ役)は「この映画ではこれまでよりずっと大きな危険が迫り、サリー家にとって非常に重要な瞬間が訪れます。スカイピープル(人間)はまだあきらめておらず、そこにアッシュ族という新たな試練が加わります。ネイティリも、彼女の周囲も、他の部族とここまで衝突したことはありません」

 ジェイクとネイティリの養女キリは、エイワとの深い結びつきを持っており、家族の命が危機に瀕した際にはエイワの力を借り、取り残された家族のもとまで助けに向かう頼もしい姿も見られた。

 シガーニー・ウィーバー(キリ役)は「私たちが出会う新しいキャラクター、ヴァランや彼女の部族はエイワに見捨てられました。この暴力的な部族に、私たちは大きな衝撃を受けます。またアッシュ族はエイワにコネクションを感じておらず、エイワを信じていません。私たち家族にとっては、エイワとつながらない世界なんて想像するだけで恐ろしいことです」

 そしてスパイダーは幼いころからサリー家の子どもたちと共に育ち、ナヴィ語や弓矢の扱いなどにも長け、ナヴィと同じ生活を送っている。戦いに敗れた父クオリッチを助け出すも、行動を共にはせず決別している。

 ジャック・チャンピオン(スパイダー役)は「サリー家は考えられない悲劇を体験しそこから立ち直ろうとしています。そんなところへ、かつてと同じ危険、さらには新しい危険が迫ってくるのです。クレイジーです」

 パンドラに生きる者、奪おうとする者――双方の思惑が激突し、史上最大の戦いが描かれる最新作。キャメロン監督が追求し続けてきた革新的映像体験と、普遍的なテーマの先にあるオリジナリティあふれる物語が、さらにエモーショナルに、壮大に進化する。

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