
俳優でありながら経営者で、大学教授もつとめ、更には東京大学大学院での研究生と多岐にわたる活躍をされる、いとうまい子さん(61)が、50代からの女性向け雑誌「ハルメク」が調査した「2025-2026 ハルメク シニアトレンド」記者発表会に登壇しました。
【写真を見る】 【 いとうまい子 】 「不良少女と呼ばれて」→「大学教授と呼ばれる」 “ 人生を少し変えたければ食指を動かせ! ”
「昭和100年」を迎えた今年、50歳以上の女性が女性全体の過半数を占めるなど日本社会の年齢構造は大きな転換点を迎えています。少子化と人口減少が進む中、家系金融資産の約6割を保有する経済的主役となった世代が、節約疲れから元気な今を楽しむための「イマ活」や、物価高でも納得できるものを買い、頑張った自分を甘やかす「ご自愛消費」。また当たり前と思っていた年賀状など過去の慣習から卒業する「ならわし卒業」など、現在のシニアトレンドを紹介しました。
いとうさんは“シニア世代だから、どれもフィットする言葉ばかり”と興味津々に語りました。そして“私は趣味がないから45歳から大学に行って今も研究を続け、それが趣味となっていました。細胞培養の実験とかすごく楽しくて、6時間でも8時間でもやっちゃうくらい楽しいんです”とはつらつと語りながらも、“これはあまり理解されない趣味です”と苦笑いで語り、会場の笑いを誘いました。
そこで去年から新たな趣味を見つけたと語り、“毎年、ドジャースの大谷さんを見に応援に行く。これが「イマ活」ですね。今年も主人と行きまして、来年も行こうと思っている”と明かしました。
きっかけは昨年、ニュース番組で球場で大谷選手のボブルヘッドを配布していることを知り、即座に調べて現地に飛んだそうです。
いとうさんは“私はやり残すというよりは、やりたいときにやってしまう。ライフステージの中で、いつかやりたいと思って過ぎてしまうことは特に女性に多いのでは?この年になったら思い立ったが吉日なんじゃないかなと思います”と同世代へ向けて背中を押しました。
また、いとうさんの豊富なバイタリティについて聞かれると“意欲がわかない大きな要因はいろいろと考えすぎること。「失敗しちゃうかな、情報が整ってからやろう」と悩んでいるうちに、まず第1歩がいけない。余り考えずに動くことが新しいことを続けられる秘訣かなと思います”と思いを伝授しました。
この日、同席した野際陽子さんの担当ヘアメイクアップアーティスト、化け子さんこと岸順子さんが、金髪にした時のことを語ると“私もやってみたいです。一度も、やったことがないので憧れます」と目を輝かせ、授業を受ける学生からも“「私も一度やってみたかった」って言ったら、学生に「マイマイさんもやった方がいいですよ。ドピンクがいいです」と言われて「原宿にいいお店がありますよ」と勧められました”と笑顔を見せていました。
ドラマ「不良少女とよばれて」(1984)で人気に火が付き、「大学教授と呼ばれる」現在の状況に、いとうさんは“あの作品があったから今がある。あの作品自体、もともと私がやる予定ではなかったのを、私がプロデューサーに頼んでそうなった。人生って少し変化を起こしたいなら、ちょっとだけヒントが来た時に食指を動かすと点が線としてつながる。私も40年前はまさか教授になるなんて思ってもいなかった”と振り返っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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