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中島颯太、FANTASTICSメンバーから“ペリカン家族”と呼ばれる 小西詠斗と初タッグのドラマ『REVENGE SHOW』インタビュー

エンタメ
2025-12-05 18:00
中島颯太、FANTASTICSメンバーから“ペリカン家族”と呼ばれる 小西詠斗と初タッグのドラマ『REVENGE SHOW』インタビュー
オリジナルドラマ『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』に出演する(左から)中島颯太、小西詠斗
 FANTASTICS・中島颯太が主演し、俳優・小西詠斗とタッグを組むオリジナルドラマ『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』(縦型ショートドラマアプリ「タテドラ」で配信中)。とある因縁から大企業に潜入し、その闇を暴くこととなった暴露系配信者(中島)と、敏腕秘書(小西)を熱演した2人が、息の合った掛け合いや芝居に向き合う真摯な姿勢、そして作品に込めた想いを語った。

【写真】仲良さそう!身を寄せ合い笑顔の中島颯太&小西詠斗

■“暴露系配信者&敏腕秘書”のバディ 演技に込めた想いとは

――本作への出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

【中島】新作ドラマの主演と伺ったときは、もう本当にうれしかったです。そして、台本を読み進めていくうちに作品の世界観にどっぷりとハマっていきました。展開もどんどん進んでいくし、演じる役もこれまでにないタイプでしたし。観ている方の予想を裏切りながら、スカッと楽しめるストーリーになっていたので、「これを自分が演じられるんだ!」と思うとすごくワクワクしましたね。

【小西】僕もお話をいただいた時は本当にうれしかったです。縦型ショートドラマに出演するのは初めてだったので、「どんな感じなんだろう?」とドキドキしながら台本を読みました。颯太くんが演じる主人公のショウと僕が演じる高橋が協力して企業の闇を暴いていくんですが、その“闇”がすごく複雑に絡み合っていて、かなりドロドロで…。でも、それがまた面白いんです。最後にはスカッとする展開もあって、早く続きを見たくなる作品だと思います。

――テレビドラマとは異なる「縦型ショートドラマ」というスタイルの作品ですが、撮影の際に意識したことはありますか?

【中島】ショートドラマは他の作品でも出演したことがあるんですけど、やっぱりテレビとは違う部分が多いですね。画角の違いはもちろんですし、撮影のスケジュール感も独特です。たくさんのエピソードをまとめて撮影するので、その話ごとに周りのキャラクターとの関係性や状況を意識する必要があるんですよ。

シーンによっては結構長回しで撮影していくこともありますし、違う時系列のエピソードを連続して撮ったりもするので、「このシーンで自分の役は何を知っているのか」「他のキャラクターとの関係性はどうなっているのか」をすごく意識しながら台本を読み込むようにしています。

【小西】そうですね。やっぱり普通のドラマとも舞台ともすごく違います。ちょうど昨日が撮影初日だったんですが、颯太くんが言っていたように、長い尺で撮影するシーンがあったり、すごく速いテンポで撮影が進む場面もあったりして、瞬発力がとても重要になってくるなと思いました。どんな状況にも対応できるように、準備をしっかりして臨むことが大切だと実感しました。

――この作品で演じる役について教えてください。

【中島】僕が演じるショウは、“Wataridori”という暴露系配信者として活動しているキャラクターなんですが、この作品内では父親が会長を務める会社に潜入してさまざまな悪事を暴くことになります。彼は持ち前の頭脳を活かして社内で悪事の証拠を集めて、配信を通して会社をクリーンにしようとしていくんです。

とはいえ、ショウ自身は正義のヒーローというわけではないので、少し卑怯な手を使いながら相手との読み合いを繰り広げていくことになって…その駆け引きがすごく面白いんです。それに、ショウと高橋がバディとして徐々に信頼を深めていく関係性もこの作品の魅力のひとつだと思います。

【小西】僕が演じる高橋は、ひとことで言うと「超優秀で完璧な秘書」です。謎の多い人物ではありますが、本当に頼りになるし、何でも知っていて、何でもできるタイプですね。僕自身は普段ふわふわしているというか、大人っぽい雰囲気の役はあまりイメージにないと思うんです。なので、こういった素の自分とかけ離れているタイプの役を演じられるのはすごくうれしいですし、新たな挑戦の機会だとも感じています。

――特に注目してほしいポイントはありますか?

【中島】この作品は本当に面白いストーリーがスピーディに展開していって、何回もどんでん返しがあるので、ショウやWataridoriとしていろんな表情を見せられると思ってます。昨日の撮影でも、緊張感のあるシーンに高橋が登場した時の安心感がすごくあって。高橋とのバディ感というか、2人の絆や関係性の変化もうまく表現できていたらうれしいですね。

【小西】僕もやっぱりコンビ感、相棒感がすごく大事だなと思っているので、会話のテンポだったり目配せだったり、細かい部分の演出で2人の関係性を見せたいです。

【中島】ドラマを見るときに「このあたりで信頼するようになってきたんだ!」とか「お互いに背中を預けられるようになったんだな」とか、そういうところを意識して見るのもすごく面白いと思います。

【小西】そうそう!実はこの2人の関係には結構いろんな伏線が張り巡らされてたりするんです。お互いを認め合う瞬間や、徐々に変化していく感情の動きにもぜひ注目してみてほしいです。

――『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』はライブ配信を題材にした作品ですが、お二人は普段配信をご覧になりますか?

【中島】自分で配信することもありますし、見ることもあります!自分の配信では視聴者の方からのコメントにずっとツッコミを入れています(笑)。よく見るのは…なんだろう、お笑い芸人さんの配信とか動画が好きですね。

【小西】僕は、好きなチャンネルのひとつに、“砂漠に設置された定点カメラがずっと同じ場所を配信し続けてる”っていうのがあるんです。オアシスみたいなところにたまに動物が来るので、「あ、サイが来た!」「いまキリンが通った!」っていうのを見て盛り上がったり。あとは、町の定点カメラなんかもたまに見ます。

【中島】それはちょっとわかる!夜中にめちゃくちゃ酔っ払った人が歩いてたりするよね(笑)。

――もし誰にもバレずに好きな場所に潜入できるとしたら、どんなことをしてみたいですか?

【中島】それこそ町の配信じゃないですけど、人の多いところに行って人間観察をしてみるのも面白そうです。あとは一般企業で働いてみたり。僕は高校生の時にオーディションを受けて、この世界に入り、アルバイトもしたことがなくって。だから会社で同期と働くとか、新しい事業を立ち上げるとか、そういうことをしてみたいです。

【小西】僕は…アーティストさんへのリスペクトがすごくて。いつも「かっけえな!」って思って憧れてるんですよ。だから、もし潜入できるならアーティストさんのライブに紛れ込みたいですね。勝手にステージに立って、サポートメンバーのフリをして演奏するんです(笑)。楽器は演奏できないんですけど、やっぱりあんな広いステージでパフォーマンスしたら気持ちいいんだろうなって思っちゃいます。

――『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』は主人公が父親に呼び出されるところからストーリーが始まるなど、家族の形についても描いています。お二人は家族から影響を受けたり、似ていると思う部分はありますか?

【中島】親からは本当に、生粋のポジティブマンに育てられたと思います。そもそも、両親がめちゃくちゃポジティブなんですよ。だから僕もあまりネガティブな感情を持たないというか、落ち込むことがほとんどないんです。家族全員がそんな感じで明るいので、FANTASTICSのメンバーには“ペリカン家族”って呼ばれてます(笑)。ライブ後のあいさつのときも、大体の人は軽くあいさつだけして帰っていくんですけど、僕の両親は全然帰らないでずーっとしゃべってて。大阪出身なのもあって、みんなずっとボケてるし、しゃべることが大好きなんです。

【小西】僕の場合、顔は結構似てるかなと思いますね。

【中島】じゃあお父さん絶対かっこいいやんか。

【小西】そんなことないって…(笑)。両親のどちらかにすごく似ているっていうよりは、目とか輪郭とか、パーツごとにこっちは父に似てる、こっちは母に似てる、って感じです。妹とも笑った時の顔やしゃべり方がそっくりだったりします。ただ、颯太くんとは真逆で僕の両親はめちゃくちゃ心配性なんですよ。僕にもそれが遺伝したので、何事も「心配だからこそ事前にしっかり準備しておこう」と思うタイプになりました。

――どんな難題もスマートに乗り越えていくショウや高橋ですが、お二人はアーティスト・俳優として挑戦が求められる場面で過去の経験が役立ったことはありますか?

【中島】そうですね。僕は昔から趣味が多くて、ピアノやギターを小さい頃からやっていたんですけど、それ以外にもいろんなことを少しずつ経験してきました。当時はただ興味のままにやっていただけなんですが、今思うと、それらの経験が全部つながる瞬間があるんですよ。

この仕事だからというのもあると思うんですが、小さな経験がより良い表現につながったり、別の仕事で「これ前にやったことあるな」ということもあったりして。だから、興味がある・ないにかかわらず、いろんなことに挑戦してみるのはすごく大事だと思います。その時は長続きしなかったとしても無駄にはなりませんし、経験しておくこと自体がいつか何かにつながるはずです。

【小西】確かに僕も、子どもの頃は親にいろんなことをさせてもらったんですが、当時は「やりたくないな…」と思いながらやってたことも多かったんです。でも、それが今の仕事につながっていたり、自分の中で活きている実感はあるんですよね。
だからこそ、体力も時間もある若いうちに、いろんなことに挑戦してみるのがいいんじゃないかと思います。

――今後の目標や、やってみたいことを教えてください。

【小西】活動全体としては、やっぱり役者として、ドラマや映画を観て心が動く瞬間が好きなので、僕自身も多くの人の心を動かせるようなお芝居や作品にたくさん出演できたらと思っています。

今回の作品でもそうですが、自分とは真逆の役を演じられる機会が少しずつ増えてきて、そういう経験がすごく楽しいですし、幸せでもあります。今後も演技や表現の幅を広げて、もっといろんな役に挑戦していきたいです。あと、目標とは少し違うかもしれませんが、この作品をたくさんの方に見てもらいたいです!

【中島】僕はアーティストとしても俳優としても、根本には「自分の活動を通してメッセージを届けたい」って気持ちがあるんです。例えば、『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』には自分のことだけを考えて悪事を働くキャラクターがたくさん出てきます。だから、自分のためだけじゃなく、誰かのために動くことの大切さを、演技やせりふで表現したり、アーティストとしては楽曲を通して届けられるような表現者になれたらいいなと思っています。

――最後に、作品をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします。

【小西】やっぱり一番見てほしいのは、この2人のコンビ感です。ストーリーももちろん面白いんですが、この2人の心情や関係性の変化にぜひ注目して見ていただけるとうれしいです。

【中島】一度見始めたらやみつきになって、きっと続きを見るのを止められない作品になると思います。ぜひ全力で楽しんでください!そして、もしかすると皆さんの身の回りにもWataridoriのような存在が現れるかもしれません。誰も見ていないと油断せず、良い行いをいつも心がけてくださいね。

■『御曹司はお忍び清掃員 REVENGE SHOW』あらすじ

登録者数200万人を超える暴露系覆面配信者“Wataridori”として活動するショウ。ある日、年商1兆円を超える日本最大手のエンタメ会社の会長である父親に呼び出された。

「この会社の問題を、秘書の高橋と一緒に解決してほしい。お前の力を貸してくれないか?」

表向きは華やかな業界のトップ企業。だがその裏では、セクハラ、パワハラ、派閥争い、そして闇の人事操作が渦巻いていた。ショウは、清掃員に変装し正体を隠して会社に潜入することに。

「お前はゴミだ」と平然と言い放つ上司。
未来を人質にされるシングルマザー。
組織に取り込まれ、腐っていく人材。

高橋と協力し、次々と明らかになる会社の「ゴミ」を回収しながら、ショウは配信者Wataridoriとして、その闇を暴いていく。

そんな中、病に伏していた会長が亡くなった。残された遺言書には「消えた会社の10億円の行方を2人で追ってほしい」と書かれていて…

父親が残した会社はどうなる?
消えた10億円はいったい?
父親はなぜショウと高橋に会社を託したのか?

リベンジショーが今、始まる。

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