
THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんが、エリザベス宮地監督とともに映画『みらいのうた』公開記念舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【 イエモン・吉井和哉 】90年代の自分振り返り「もうあの人じゃないんです」 メンバーとは「絶妙な愛人みたいな関係」
映画は、3年以上にわたって吉井さんに密着したドキュメンタリー。撮影開始から数か月後に吉井さんの喉頭がんが発覚するなど、想定外のことがありつつも、吉井さんの人生と音楽のルーツに迫っています。
イベント冒頭、吉井さんが“いつものようにエゴサをしていると、あんまり酷評ないですね”と挨拶すると、客席からは笑い声。続けて、吉井さんは“ドキュメンタリーなのに何回も観たいと言ってくださる方がいる。たぶん、細かいツッコミどころがあるんでしょうね。感動しているけど、「細かいところめっちゃツッコミたい」というのがあるんですよ(笑)”と、イタズラな笑顔を見せていました。
撮影期間について、吉井さんは“自分が病気と向き合っている期間でもあったので、正直大変ではあった。その中で、武道館だったりファンクラブイベントだったり東京ドームだったり、パフォーマンスするという任務もあったのであっという間だった”と、回想。
“映画になるのか配信になるのか、はたまた僕のソロアルバムの特典になるのか、本当に着地点がわからないまま撮り溜めて3年が経ち、制作費がかさんできて心配だった(笑)。どうやら映画になるらしいということで驚きましたし、これで3年間の制作費が少し返って...グッズも売れれば...。いま、全員のアクスタを考えてますんで”と、冗談混じりに映画が無事に公開された安心を語りました。
宮地監督は、“THE YELLOW MONKEYのみなさんの会話が面白すぎる。本当に仲が良いんですよ。スタジオで練習が終わった後もみなさんでずっとアウトレットの話とかをしていて...”と、イエモンのメンバーに言及。それを受けた吉井さんは、“不思議なんですよ、THE YELLOW MONKEYって。幼稚園から一緒だとか、一緒に住んだことがあるとかそういうのが一切ない。本当に付かず離れずの、絶妙な愛人みたいな関係(笑)”と話し、ファンを笑わせていました。
また、吉井さんは“90年代の吉井和哉いましたよね。あの人、どこか行っちゃったんですよ。僕、もうあの人じゃないんです。あの人になろうと思ってもなれない。一生懸命あの人になろうとしていたところもあった。でも、あの人になろうとするのは前向きなことじゃないよなと思って、病気になってますますあの人から遠ざかっていった。それもすごく面白い人生だなと思った”と、過去の自分との決別を告白。“(人生)残りあと15年くらいかなと思っているんですけど、ここからどういう風に終わらせるかっていうのがすごく楽しみです”と、これからの人生を笑顔で語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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