E START

E START トップページ > エンタメ > ニュース > 宮世琉弥、鋭い質問でキャメロン監督をうならせる「非常に重要な質問だ」

宮世琉弥、鋭い質問でキャメロン監督をうならせる「非常に重要な質問だ」

エンタメ
2025-12-10 20:49
宮世琉弥、鋭い質問でキャメロン監督をうならせる「非常に重要な質問だ」
鋭い質問でキャメロン監督をうならせた宮世琉弥 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の宮世琉弥が10日、都内で開催された映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)のジャパンプレミアに登壇し、憧れのジェームズ・キャメロン監督と初対面を果たした。鋭い質問を投げかけ、「非常に重要で、素晴らしい質問です」と直接称賛される場面もあり、宮世はうれしそうな表情を浮かべていた。

【集合ショット】憧れのジェームズ・キャメロン監督と初対面を果たした宮世琉弥

 キャメロン監督といえば、全世界歴代興行収入ランキング1位の『アバター』(2009年)、同3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)、同4位の『タイタニック』(1997年)を手がけた巨匠。今回の来日は3年ぶりとなる。

 最初のあいさつで宮世は、「今日こうして直接お会いできて本当に光栄です。緊張しすぎて、変なことを言わないように必死です」と緊張感をのぞかせていた。一足先に鑑賞した感想については、「映像美、役者さんのお芝居、ドラマ、アクション、そのすべてが人生最高峰のクオリティーでした。家族愛や環境問題など、多くのテーマが込められていて、それがもっと多くの人に届いてほしいと思います」と熱い思いを語った。

 その後、宮世はキャメロン監督に、「俳優の演技は本当に完璧だと感じましたが、それをパフォーマンスキャプチャーに落とし込む際、人間味をどのようなバランスで生かして作っているのか」と鋭い質問を投げかけた。

 これに対しキャメロン監督は、「非常に重要で、素晴らしい質問です」と笑顔で即答。「1作目はすべてが新しい挑戦だったが、まだ足りない、もっとできるはずだと感じていました」と振り返り、続く『ウェイ・オブ・ウォーター』に向けては、「5年間にわたりフェイシャルパフォーマンス技術の研究開発を重ね、表情を一つ残らずキャプチャーすることを追求しました」と明かした。

 さらに、「出演者はシガニー・ウィーバー、ケイト・ウィンスレット、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナといった世界最高峰の俳優たち。彼らの感情を100%余すことなく表現したかった。脚本を書いて俳優に渡し、解釈は委ねます。パフォーマンスキャプチャーは1年以上かけ、撮影やカメラワークはすべて収録後に私一人で行う。少し奇妙なプロセスですが、だからこそ独特の表現が生まれるのです」と制作の裏側を語った。

 「観客の皆さんは、美しい風景や新しい生き物だけでなく、“人と人の旅”を体験します。青い肌で身長3メートルのキャラクターでも、演じているのは人間の俳優です。それこそが、この作品づくりの一番の魅力だと思っています」と、作品の本質を強調した。

 宮世は、キャメロン監督の熱弁に何度も深くうなずきながら耳を傾け、イベントの締めくくりには「3時間があっという間でした。気づいたら泣いていました。若い世代にも必ず響く作品だと思います」と、改めて本作への強い思いを口にしていた。

関連記事


【動画】『アバター』シリーズによる史上最も壮大な戦い
【写真】初解禁された新作『アバター』のコンセプトアート!
【画像】プレゼンテーションを行うジェームズ・キャメロン監督
【写真】大人の魅力…白シャツでクールに佇む宮世琉弥
【写真】「お父さん絶対イケメン」家族と“お出かけ”のプライベートショットを披露した宮世琉弥

ページの先頭へ