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福士蒼汰が撮影した共演者の素顔と絶景 映画『楓』撮影現場の温度が伝わるオフショット解禁

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2025-12-17 08:18
福士蒼汰が撮影した共演者の素顔と絶景 映画『楓』撮影現場の温度が伝わるオフショット解禁
映画『楓』(12月19日公開)の撮影現場で共演者にカメラを向ける福士蒼汰(C)2025 映画『楓』製作委員会
 俳優・福士蒼汰が、福原遥とダブル主演する映画『楓』(12月19日公開)の撮影現場で撮りためた、共演者たちの“素顔オフショット”が公開された。本作の主人公・須永涼は「カメラマン」として働く青年。その設定さながら、福士は撮影の合間にもレンズを手にし、共演者の自然な表情や、ニュージーランドの雄大な自然を収めていた。

【画像】福士蒼汰が撮影したオフショット

 まず目を引くのは、ヒロイン・亜子役を演じた福原遥の一枚だ。ニュージーランド・テカポ湖を背景に、楓の葉をそっと手にした姿は、柔らかな風と穏やかな時間の流れを感じさせる。福士とともに現地ロケに参加した福原が、美しい湖や山々に囲まれた環境に心を躍らせながら撮影に臨んでいた様子が、写真からも伝わってくる。

 双子の兄弟・涼と恵(けい)の幼なじみ・梶野役を演じた宮沢氷魚は、劇中のクールで寡黙な印象とは対照的に、福士のカメラに向かって屈託のない笑顔を見せる。初共演ながら、撮影を通して自然と距離を縮めていった二人の関係性が、その一瞬に凝縮されているようだ。

 涼の後輩で密かに想いを寄せる日和役の石井杏奈は、太陽の光を浴びた弾けるような笑顔を披露。役柄そのままの明るさとエネルギーが画面いっぱいに広がる、印象的な一枚となっている。

 また、亜子の行きつけの店の店長・雄介役の宮近海斗(Travis Japan)は、少し照れた表情でピースサイン。福士と宮近の共演シーンは多くなかったものの、福士のレンズは、宮近の柔らかな人柄がにじむ一瞬を確かに捉えている。

 物語の中では、それぞれが胸に秘めた想いを抱えながら生きる登場人物たち。しかし、福士が写し出したのは、飾らない素顔と無邪気な笑顔だった。リラックスした空気の中で互いを思いやりながら作品作りに向き合う――。現場の温度とキャスト同士の確かな絆が感じられるオフショットとなっている。

 あわせて公開されたのは、ニュージーランドでのロケ中に福士自身が撮影した風景写真だ。星空保護区「ゴールドティア」に認定されているテカポ湖の澄んだ空気、のびやかに広がる牧草地、元気に駆け回る羊たちなど、現地で過ごした日々の空気が、そのまま閉じ込められたような写真が並ぶ。

 なかでも、ファインダー越しに捉えたアルパカのポートレートは、思わず頬が緩む愛らしさだ。雪化粧をした山脈と、その麓に広がる青く静かな湖を写した一枚も、ニュージーランドならではの清々しい景色を印象づけている。

 こうした写真から浮かび上がるのは、ロケ地の自然の豊かさと、撮影チームが共有した穏やかな時間だ。キャスト同士の信頼関係や、心を解きほぐすような風景の存在が、作品の深い余韻を形作っていることが伝わってくる。

 映画『楓』は、スピッツの名曲「楓」を原案に、大切な人を失った男女の運命を描く心温まるラブストーリー。福士蒼汰がカメラに収めた“素顔の時間”とともに、観る人それぞれの記憶と感情に、そっと寄り添う一作となっている。

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