
「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の漫画「満州アヘンスクワッド」の作画を担当していた漫画家・鹿子さんが、2025年11月8日に脈絡膜悪性黒色腫のため死去したことがわかりました。37歳でした。
【写真を見る】【訃報】漫画家・鹿子さんが37歳で死去 『満州アヘンスクワッド』作画担当 脈絡膜悪性黒色腫のため
ヤングマガジン編集部は12月22日、公式X(旧Twitter)アカウントを通じて鹿子さんの訃報を発表しました。投稿では「読者のみなさまへ 大切なお知らせ」として、「鹿子先生の素晴らしいご活躍に感謝と敬意を表すると共に、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼の意が記されています。
原作の門馬司さんもコメントを寄せ、「『もう鹿子先生の描く世界を見られない』
頭にあるのはずっとその悲しみです。毎週ネームと原稿で語り合っていた大切なパートナーを失った辛さは、言葉では表現出来ません。」と喪失感を吐露。
また、「今は鹿子先生と作り上げた『満州アヘンスクワッド』という作品を何としてでも完成させなければという強い気持ちを持っています。それが鹿子先生への追悼であり、天国の先生が喜んで下さると信じて。鹿子先生、出会って下さり、『満州アヘンスクワッド』を作って下さり、本当にありがとうございました。共に制作に向き合った強い絆を永遠に忘れることなく、歩んでいきたいと思います。」と綴っています。
今後の掲載について編集部は鹿子さんが生前に、「自分の身に何かあった場合は代筆の方を立てて物語を完結させてほしい」という言葉を預かっていたことを明かしました。「代筆をお願いする方については未定ですが、編集部として鹿子先生の想いを継ぎ『満州アヘンスクワッド』を完結まで導いていく所存です。」と伝えています。
鹿子さんの早すぎる旅立ちに、SNS上では、「鹿子さんの人物描写が大好きでした」「突然の訃報に驚いています」「37歳…若すぎですな ご冥福をお祈りします」「あの絵が好きで惹かれて漫画を買った。本当に残念」「本当に大好きな作品なので残念でしかありません…」など悲しみの声が多く寄せられています。
【担当:芸能情報ステーション】
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