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マヂラブ野田クリスタル、生成AIでゲーム作りが快適に「かなり幅が広がる」 “役割分担”の必要性を説く「相乗効果で飛躍できる」

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2025-12-26 11:00
マヂラブ野田クリスタル、生成AIでゲーム作りが快適に「かなり幅が広がる」 “役割分担”の必要性を説く「相乗効果で飛躍できる」
マヂカルラブリー (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・マヂカルラブリーが、Googleの生成AI『Gemini』を活用する様子を伝える動画3本が、公開されている。オリコンニュースでは、マヂカルラブリーの2人にインタビューを敢行した。

【画像】生成された野田クリスタルのペットのカード

――プレゼン資料から、領収書の整理まで、さまざまな活用法が動画内で公開されていました。野田さんは、Geminiを普段から活用しているのでしょうか?

【野田クリスタル】僕は無限大喜利とかやっているので、より使うようになりました。本当ものすごくいろんなことできるので、まだまだ可能性が山ほどあるし、本当にどうなっていくのかと。人間が関与する部分としない部分が、より明確になっていくんだろうなと思います。

【村上】Geminiを使うことが当たり前になってくると、当然「これくらいは個人でできるよね?」という求められるものが、どんどん上がっていくと思っていて、それに乗り遅れるとやばいですよね。最低限はしっておかないと…っていう時代でしょうね。

――村上さんは、Geminiの活用について実際に経験してみていかがでしたか?

【村上】信用度は増しました。今までは、出てきた情報などに対して「本当なのか?」と確認しなければならないという、なんとなくのイメージがあったんです。でも、今回いろいろとやってみて、ほしい情報がちゃんとくるなと実感しました。

――野田さん個人では、ペットの写真を読み込んで「トレカ」にするゲーム「ペットカードジェネレーター」(※)もGeminiを使って作成されていましたね。

【野田】サイトに写真をアップして、それを読み込ませるって作業を(プログラミングで)どうやってやったらいいのか想像つかなかったのですけど、Geminiに「こんな風にしてほしい」と指示を出しただけで、できていたので、とんでもないことですよね。今回はアプリを作りましたけど、サイトを作ってみたりとか、いろんなものにも応用できるだろうから、専門的な知識がなくても簡単に作れちゃう時代になるんだろうなと。

(※自分の撮ったお気に入りのペットの写真をアップロードすると、ペットの表情や写真の構図、シチュエーションの珍しさなどを数値化。「攻撃力」「体力」などのステータスで評価しつつ、「レア」「スーパーレア」「ウルトラレア」などレア度にあわせてデザインしたトレーディングカードを作ってくれる。一般公開されるやいなや、SNSで話題沸騰。盛り上がりすぎたため一時停止となり、このたびアップデートして復活した)

――ゲーム作りのライバルが増えてしまうことへの懸念などは、ないですか?

【野田】むしろめっちゃ楽になったなと思っています。大手もそうですけども、特にほぼ個人開発に近いインディーズの人たちにとっては、かなり幅が広がるなと。(Geminiを活用することで)まるで1000人で作ったくらいの作業量になるので、ひとりで割と大型ゲームを作るような時代になってきそうですね。日曜大工ならぬ日曜プログラマーがマジで成立する時代になりそうです。

――村上さんも、自分が頭の中で思い描いている理想のゲームが作れることになりますが、どのようなゲームを作ってみたいですか?

【村上】おじさんがキャバクラでモテるゲームですね。こちらが指示を出せば、いろんなタイプのキャラクターを提示してくれると思うので、楽しみですね。おじさんのキャラクターは、空気階段のもぐらの写真を使わせてもらって(笑)。

【野田】やっぱり知れば知るほど深いっすね。どう動いてるのかとかもちょっとずつ理解するようになってくるんですけども、中の構造として人間みたいなことをやっているんですよ。要は人間とは何かを言語化してるんですよね。

【村上】『火の鳥』(※)みたいなことにならないんですか?(手塚治虫による、一大傑作長編。未来編には「人工生命」が登場する記述がある)

【野田】みたいなことなってます(笑)。

――お笑い界にもこの波は波及していきそうですね。

【村上】変顔とかも超強くなるかもしれないですよね。ロボができて、コロッケさん級に表情筋が動いたりしたら、もう勝てないです。それで、めちゃくちゃ賢いんでしょ。最強じゃないですか。

【野田】「僕はAIだから…」みたいな、メタ的な笑いもとったりするようになるかもしれない(笑)。

【村上】いろんなことにも応用できそうですよね。AIとの対話だけで完結できることが増えてくると、実際のコミュニケーションで無礼な人ばっかりになっちゃうかもしれないですよね(笑)。

【野田】これマジで本当にあって。今のGeminiだったら大丈夫なんですけど(過去に使っていた際には)前にこちらが伝えたことが反映されなくなってくるみたいなのがちょっとあったんですね。(その対策で)改めてこっちがルールを復唱する…みたいなことをやっていたんですけど、人間相手の打ち合わせとかもそれをやりそうになりかけたことがあって(笑)。「もう一度、定義づけると…」みたいなことを言いそうになっちゃいました。

――野田さんは「Geminiマスター」通称「ジェミマス」を目指すために奮闘されていますが、これからGeminiにふれる人がジェミマスを目指すために必要なことはありますか?

【野田】これはもう習慣にしていくことですね。困ったこととか、なんでもいいので、まず1回開いてみることから始まるのかなと思っています。どうしても、生成画像とかのトラブルばかりが一般的に話題になってしまいがちで。ネットとかも、炎上とか負のイメージ多いですけど、変な使い方をしなければ便利なものだと思うので、それと同じかなと。僕自身は、今インターネット作っているのと同じくらいの感覚で使っていますね。入力して作ってもらっている間に、別の作業ができるんですよ。もう楽すぎて…。なので、僕自身は、これから「世の中の理解」という点で、コンシェルジュ的に「怖いものではないよ」ということを伝えていきたいですね。

【村上】逆に、僕はGeminiに触れたことがないみなさんと同じくらいの立ち位置で「何もしらない君」みたいなキャラクターで(野田と)町の公民館とかを回っていきたいと思います(笑)。

【野田】懸念されている方が多いかもしれないのですが、全部AIがやるのか…といえばそうでもなくて、グラデーションだと思うんです。その人がやる必要がない部分を回して、最終的に「感性」の部分だけを人間がやるみたいな。創作活動って言っても、細かく分けていったら「これオレがやらないといけないことなのか?」っていうことがあると思うんです。それを(AIに)カバーしてもらって、核となる部分は自分がやる…みたいなスタイルになれば、AIに乗っ取られるどころか、相乗効果で飛躍できると思うんです。人間が介在しないといけないところは、この先もずっとあります。

【村上】人間同士のつながりを大事にしながら、使えるところはAIを使って…という形になればいいですね。仕事が効率化されると、酒を飲む時間が増えますから(笑)。

――結論がこれで大丈夫ですか(笑)?

【村上】コミュニケーションを取りましょうということで(笑)。

■1話:Geminiと仕事
1:プレゼン資料/ DeepResearch、Chat(Google slide連携) Deepreserachで深掘りしそれをスライド化
2:領収書・ネタ帳 / (Google spreadsheet連携)  動画や資料を読み込ませてスプシ化

■2話:Geminiと日常
1:イメチェン / Gemini Live,Nano Banana おしゃれに興味ない野田さんの私服と髪型をアップデート
2:性格診断 / Canvas オリジナルの質問項目や結果判定ロジックを含む性格診断をCanvas機能で作る

3話:Geminiで遊び
1:デフォルメ / Nano Banana 8bit化、フィギュアバケ、落書きを巨大化など
2:リバーシ2 / Canvas 通常のリバーシを作った上でさらに魔改造

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