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2026-02-05 15:41
歌舞伎俳優の市川中車(60)、市川團子(22)が5日、都内で行われた歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』の製作発表会見に登壇した。
【写真】スーツ姿で製作発表会見に臨んだ市川團子&市川中車
今年5月3日から26日にかけて東京・THEATER MILANO-Zaで歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』が上演される。本作は文政10年(1827)に江戸河原崎座で初演。作者は『東海道四谷怪談』や『桜姫東文章』などを手掛けた四世鶴屋南北です。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。永らく上演が途絶えていたが、昭和56年(1981)に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋の中でも特に人気が高く、これまで12回再演された本作は『三代猿之助四十八撰』のひとつに数えられている。
本作において屈指の人気を誇る「岡崎無量寺の場」では、十二単をまとって宙を飛ぶ猫の怪を、数多くの話題作にも出演、映像でも活躍を続ける市川中車が初役で勤める。THEATER MILANO-Zaで宙乗りを行うのは初の試みとなる。大詰は、常磐津を用いた舞踊『写書東驛路』をお届け。スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』でヤマトタケルを演じ、家の芸である『義経千本桜』にも挑戦した歌舞伎界のホープ團子が十三役を早替りにて勤める。
中車は「埋もれていた古狂言を江戸時代から100年ぶり、あるいはそれ以上ぶりに復活させようと父が1980年代に躍起になっていた演目の1つ『獨道中五十三驛』を私と息子の團子でやらせていただきますこと本当にありがたく光栄に思っています」と心境を語る。「泉下の父がどういう思いで見ているか、もちろんわかりませんけれども、きっと見守ってくれていると思います。その思いでの澤瀉屋一門一丸となって、この5月、MILANO-Zaにおきまして大きな正念場ということで、たくさんの方に来ていただけますよう、本当に1人でも多くの方に歌舞伎を見ていただけますように、その一端と澤瀉屋なれますように頑張ってまいります」と決意を語った。
会見が行われたのは渋谷・Bunkamura。中車は「東急Bunkamuraさんは、このシアターコクーンで歌舞伎に入る前に1番思い出に残り、本当に命を費やした思い出のある蜷川幸雄さんの演出のチェーホフの『桜の園』という作品で、主演のラネーフスカヤを麻実れいさんが演じられて、その中でロパーヒンという商人の役を演させていただいた。本当に蜷川さんの一言一言が血となり、肉となり、その時に本当に舞台に立ててよかった。毎日本当に楽しくて、面白くて、毎日いろいろ悔しいこともあったけれども思い出に残るBunkamuraさんとのお仕事がこのような形でまた再開する。しかも、歌舞伎の演目、父が作った演目に化け猫として、十二単を着て宙乗りをさせていただく。蜷川さんはどう思っているか(笑)。本当に聞いてみたいなという思いがございます」と思い出を語る。「本当に一生懸命勤めて『澤瀉屋ここにあり』ということをこの2026年5月の新宿にて打ち込んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」と発信した。團子は「今回、MILANO-Zaということもあって、これまで歌舞伎を観たことない方も来ていただけると思う。観たことある方、ない方、どちらにも楽しんでいただける公演を精いっぱい勤めていけたらと思っております」と気を引き締めた。
また、今回の上演では「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎」とのコラボレーションをする。「こえかぶ」は、古典歌舞伎を人気声優陣が語り演じる松竹のオリジナル朗読劇。人気声優が複数役演じ分ける「声の歌舞伎」にも注目だ。5回目となる「こえかぶ」。中車は「今回特色があるのは、1人の声優さんが義太夫の語りのように老若男女をいろいろ渡り歩く。声の早変わりをそこでやるのがテーマ。声優さんにとってはハードルが上がる。それが『獨道中五十三驛』という演目が持つ鶴屋南北のスピリットとも合致していると思う。それが反映している」と聴きどころを語っていた。
■「こえかぶ」出演(日替り・出演日順)
置鮎龍太郎(3日 11:00、4日 11:00/16:30)
福山潤(3日 16:30、10日 11:00)
細谷佳正(5日 11:00/16:30)
小林裕介(6日 11:00、10日 16:30)
内田直哉(8日 11:00/11日 11:00)
櫻井孝宏(9日 11:00/16:30)
石谷春貴(12日 11:00)
蒼井翔太(13日 11:00/16:30、16日 16:30)
野島健児(14日 11:00、16日 11:00)
山口勝平(15日 11:00、22日 11:00)
速水奨(17日 11:00/16:30)
内田夕夜(19日 11:00、21日 11:00)
東地宏樹(20日 11:00/16:30)
関智一(22日 16:30、26日 11:00)
岡本信彦(23日 11:00/16:30)
森久保祥太郎(24日 11:00/16:30)
吉野裕行(25日 11:00)
【全身ショット】凛とした立ち姿を見せる中村壱太郎&市川團子
【写真】市川團子&中村壱太郎、麗しのフレッシュ2ショット スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』
【写真】演目に思い入れが深いとしみじみと語った市川團子
【写真】6人を演じ分けた異色作で主演する香川照之
【写真あり】「なんかワイルド」“茶髪ロング”姿の香川照之、我が子と2ショット
【写真】スーツ姿で製作発表会見に臨んだ市川團子&市川中車
今年5月3日から26日にかけて東京・THEATER MILANO-Zaで歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』が上演される。本作は文政10年(1827)に江戸河原崎座で初演。作者は『東海道四谷怪談』や『桜姫東文章』などを手掛けた四世鶴屋南北です。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。永らく上演が途絶えていたが、昭和56年(1981)に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋の中でも特に人気が高く、これまで12回再演された本作は『三代猿之助四十八撰』のひとつに数えられている。
本作において屈指の人気を誇る「岡崎無量寺の場」では、十二単をまとって宙を飛ぶ猫の怪を、数多くの話題作にも出演、映像でも活躍を続ける市川中車が初役で勤める。THEATER MILANO-Zaで宙乗りを行うのは初の試みとなる。大詰は、常磐津を用いた舞踊『写書東驛路』をお届け。スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』でヤマトタケルを演じ、家の芸である『義経千本桜』にも挑戦した歌舞伎界のホープ團子が十三役を早替りにて勤める。
中車は「埋もれていた古狂言を江戸時代から100年ぶり、あるいはそれ以上ぶりに復活させようと父が1980年代に躍起になっていた演目の1つ『獨道中五十三驛』を私と息子の團子でやらせていただきますこと本当にありがたく光栄に思っています」と心境を語る。「泉下の父がどういう思いで見ているか、もちろんわかりませんけれども、きっと見守ってくれていると思います。その思いでの澤瀉屋一門一丸となって、この5月、MILANO-Zaにおきまして大きな正念場ということで、たくさんの方に来ていただけますよう、本当に1人でも多くの方に歌舞伎を見ていただけますように、その一端と澤瀉屋なれますように頑張ってまいります」と決意を語った。
会見が行われたのは渋谷・Bunkamura。中車は「東急Bunkamuraさんは、このシアターコクーンで歌舞伎に入る前に1番思い出に残り、本当に命を費やした思い出のある蜷川幸雄さんの演出のチェーホフの『桜の園』という作品で、主演のラネーフスカヤを麻実れいさんが演じられて、その中でロパーヒンという商人の役を演させていただいた。本当に蜷川さんの一言一言が血となり、肉となり、その時に本当に舞台に立ててよかった。毎日本当に楽しくて、面白くて、毎日いろいろ悔しいこともあったけれども思い出に残るBunkamuraさんとのお仕事がこのような形でまた再開する。しかも、歌舞伎の演目、父が作った演目に化け猫として、十二単を着て宙乗りをさせていただく。蜷川さんはどう思っているか(笑)。本当に聞いてみたいなという思いがございます」と思い出を語る。「本当に一生懸命勤めて『澤瀉屋ここにあり』ということをこの2026年5月の新宿にて打ち込んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」と発信した。團子は「今回、MILANO-Zaということもあって、これまで歌舞伎を観たことない方も来ていただけると思う。観たことある方、ない方、どちらにも楽しんでいただける公演を精いっぱい勤めていけたらと思っております」と気を引き締めた。
また、今回の上演では「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎」とのコラボレーションをする。「こえかぶ」は、古典歌舞伎を人気声優陣が語り演じる松竹のオリジナル朗読劇。人気声優が複数役演じ分ける「声の歌舞伎」にも注目だ。5回目となる「こえかぶ」。中車は「今回特色があるのは、1人の声優さんが義太夫の語りのように老若男女をいろいろ渡り歩く。声の早変わりをそこでやるのがテーマ。声優さんにとってはハードルが上がる。それが『獨道中五十三驛』という演目が持つ鶴屋南北のスピリットとも合致していると思う。それが反映している」と聴きどころを語っていた。
■「こえかぶ」出演(日替り・出演日順)
置鮎龍太郎(3日 11:00、4日 11:00/16:30)
福山潤(3日 16:30、10日 11:00)
細谷佳正(5日 11:00/16:30)
小林裕介(6日 11:00、10日 16:30)
内田直哉(8日 11:00/11日 11:00)
櫻井孝宏(9日 11:00/16:30)
石谷春貴(12日 11:00)
蒼井翔太(13日 11:00/16:30、16日 16:30)
野島健児(14日 11:00、16日 11:00)
山口勝平(15日 11:00、22日 11:00)
速水奨(17日 11:00/16:30)
内田夕夜(19日 11:00、21日 11:00)
東地宏樹(20日 11:00/16:30)
関智一(22日 16:30、26日 11:00)
岡本信彦(23日 11:00/16:30)
森久保祥太郎(24日 11:00/16:30)
吉野裕行(25日 11:00)
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