エンタメ
2026-02-26 17:10
アニメ『銀魂』の完全新作映画『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』が全国公開中。これに先立ち、おなじみの万事屋キャストである杉田智和(坂田銀時)、阪口大助(志村新八)、釘宮理恵(神楽)がインタビューに応じ、まさかの完全新作公開への率直な思いを明かした。
【写真】もはや家族写真!クールな表情の杉田智和、阪口大助、釘宮理恵
『銀魂』は、2003年12月から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートした空知英秋氏による漫画が原作。架空の江戸を舞台に「天人」と呼ばれる異星人らによって支配された世界で、何でも屋の坂田銀時とそれを取り巻く人々が織りなすSF時代劇コメディーとなる。19年6月に完結し、コミックスは累計7300万部を突破する人気作品で、06年4月にテレビ東京系でテレビアニメの放送がスタートし、劇場アニメ化、小栗旬主演で実写映画化もされている。
今作の物語の舞台は地下遊郭都市・吉原桃源郷。万事屋の銀時・新八・神楽の3人が、“夜王”鳳仙に支配され、光を失ったこの街に足を踏み入れる、原作史上最も熱い珠玉の名エピソード「吉原炎上篇」が完全新作アニメとして映画化された。原作・スーパーアドバイザーゴリラは空知氏、監督は安藤尚也氏、監修は藤田陽一氏、脚本は岸本卓氏が務めている。
――映画『銀魂 THE FINAL』(21年)で完結したかと思いきや一転、20周年のここに来て完全新作アニメが公開されます。率直な今のお気持ちを教えてください。
杉田:“完全に完結した古い古文書”みたいな言い方しましたけど。あれだけ大々的に“ファイナル”って打ったものの記憶が薄まらないうちに次が出てくる。どういうことだろう。何かしらの時空が歪んだのか、新しい概念が生まれたのか、未だに受け入れられない状況ではあるんですけど(笑)この新しい『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』から参加するスタッフさん、役者たちの姿を見ていたら、素直に「新しいものを作り上げるんだ、ここから」っていう姿勢が決まったなって思いました。だから、新たに関わる人たちが『銀魂』へ分かりやすく入りやすい環境に、坂田銀時役として現場にいないとなって、考えるまでもなく自然と体が動いていました。
阪口:僕もどうにもぼんやりしていました。いや、だってね、やっぱり終わったと思い込んでいたので、やりますって言われても何のことやらと思っていて。前回の吉原炎上篇から16年経っているわけだし、「本当にやるんですかねぇ?」なんてぼんやりしていたんですけど、台本をもらって「本当にやるんだ…ああ、新八もしゃべってるわ」と。どういう切り口でやるのかなとは思っていたんですけど、台本読んで、本当に新しくリブートかけたんだな。そんな感じでぼんやりしつつも、収録は楽しみでした。
釘宮:最初はすごく驚きましたし、私たちキャストはこのままで、というお話を伺ってとてもうれしく思いました。作品自体が完全に最終回を迎えていたので、時を戻すのってどんな感覚なんだろう?と思いましたが、『銀魂』のみんなでまた一つ作品が作れると思うとすごく楽しみで、精一杯頑張りたいと思いました。
――原作史上最も熱い名エピソードが映画化となります。みなさんにとってこのエピソードはどんな存在ですか?
釘宮:テレビアニメで収録していた当時も、全編通してすごい“どギャグ”もあれば“どシリアス”もあって、魅力がたっぷり詰まったエピソードだなと思っていました。個人的には、神楽がギリギリまで痛めつけられて覚醒するという大変しんどいシーンがありましたので、その印象が強いですね。
阪口:銀魂らしい、ギャグとシリアスがほどよく混じったいいお話です。神楽の家族のお話や、銀時にしても最強レベルの敵である鳳仙との戦いがある中で、自分も当事者なんですけど、新八はより視聴者目線に近いのかなと思います。新八の目を通してこの2人を見ている感覚になりました。視聴者でも覚醒した神楽を止めたいだろうし、銀さんに「必ず生きて会おう」って言うと思うし。新八であり、第三者でありっていう、不思議な気持ちになったエピソードでした。
杉田:ジャンプの原則に則った内容を『銀魂』でやっても、しっかり“らしさ”が損なわれない、印象的なエピソードだと思います。キャラクターそれぞれを掘り下げたのも、この辺りからかな。そういえば神楽って夜兎族なんだ、地球人じゃないんだっていうのが、ここでわかるんですよ。向き合いたくない現実っていうのが、力という最悪の形を成した状態で現れる。
このエピソードの前に一度、星海坊主っていう父親が出てきたんですけど、そのときにはなんとなく温かく笑って終わったような状況が、「あ、命の危機なんだ」「やっぱり戦闘民族なんだ」ってことを力ずくで呼び起こされるのは多分おそらくここからだったと思います。新八にも別のエピソードで掘り下げがありますし。キャラクターを掘り下げて、銀魂らしさっていうのが重いものが重くなりすぎず、かといって柔らかく簡単に弾け飛ぶこともない内容の良さがよく表れていたというのが印象に残っています。
――メインキャラクターのパーソナルな部分が描かれたエピソードでもあったわけですが、2021年にいったん「THE FINAL」として最後を迎えるまでに一通りエピソードを演じられた上で、今回また改めてアフレコをされて変化したことはありましたか?
杉田:監督さんと音響監督さんが代わっていて、新体制で作る新しい新劇場版は、当時をコピーするように再現すればいいわけではないと思うんですよ。だから、(安藤)監督のインタビューを見るのが今から楽しみです。あの当時ではできなかった映像技法なども使っていると思いますし。
――原作には登場しない真選組と桂も出てきますよね。
杉田:そこも明確に変わっている要素なので、全く同じように再現しなくてもいいのかなって。コラボ元に怯えるゲームの収録みたいな感じにならないように(笑)。
阪口:難しい例え。わかりづらいな…。
杉田:コラボっていうのは…。
阪口:よし、一回黙ろうか。
(一同爆笑)
杉田:なぜ片方に怯えるんだ!っていう状況にはなってはいないので(笑)。
阪口:うん、なってないんですよ。
杉田:真面目な話、現在と過去を比較して過去に怯えるっていう状況は避けたいなと思っていました。昔の自分と今の自分との芝居の戦いだとか比較するとか、そんな性能比べをするためにレースやってんじゃねえんだって、ブリード加賀もキレてました。
阪口:『サイバーフォーミュラ』は関係ねえんだよな。
杉田:“過去”は立ち塞がる敵じゃないっていうことを認識として持ちたいというのは、最初からありました。新たに関わる人たちも、「銀魂だ、どうしよう」とか、「緊張するな」とか、「怖いな」っていう気持ちは本当に抱いてほしくなかった。その点にはかなり気をつけました。
阪口:単純にこなれた感を出したくなかったというか、時間が経ってしまった自分が「そんなに声張らなくてもいいっしょ」とか、「ここはもっと今ならうまくやれるよね」みたいな欲を出したくないなっていうのもあって。あの当時の熱量で、多少つたなくてもいいので、まずは新八らしさが伝えられればそれでいいのかなと思いました。本当にうまくやってやろうとは全然考えなかったですね。
「お前もう中堅とかベテランとか言える年齢なんだから、もっとうまいことやれよ」みたいに思われるのも嫌ですけど、そういうのではなくて、新八が持ってる初々しさとかみずみずしさみたいなのが出ればいいんだろうなっていうのだけぼんやり考えてます。あとは、画面見て喋ったら新八になるだろうなと思ってたので。
釘宮:私も理想を言えば、以前の映像をチェックせずに収録に臨みたかったのですが、しっかりきちんとチェックして準備もした上で当日を迎えました。16年という月日を経ての収録だったので、どうなることやらと思っていましたが、そこは当時は当時、今は今で完全に別物だと捉えて、今の自分にできる精一杯の体当たりで挑みました。
【画像】ギリギリアウト!禁断のパロディ満載の「1分でわかる『銀魂』」場面カット
【集合ショット】銀さんにエリザベスも登場!笑顔のSUPER BEAVER&杉田智和ら
【画像】炎上覚悟!『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』のビジュアル
【写真】大人っぽい…シックなジャケットを着こなした杉田智和
【写真】声優仲間と3ショット!誕生日記念でツイッター開設した釘宮理恵
【写真】もはや家族写真!クールな表情の杉田智和、阪口大助、釘宮理恵
『銀魂』は、2003年12月から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートした空知英秋氏による漫画が原作。架空の江戸を舞台に「天人」と呼ばれる異星人らによって支配された世界で、何でも屋の坂田銀時とそれを取り巻く人々が織りなすSF時代劇コメディーとなる。19年6月に完結し、コミックスは累計7300万部を突破する人気作品で、06年4月にテレビ東京系でテレビアニメの放送がスタートし、劇場アニメ化、小栗旬主演で実写映画化もされている。
今作の物語の舞台は地下遊郭都市・吉原桃源郷。万事屋の銀時・新八・神楽の3人が、“夜王”鳳仙に支配され、光を失ったこの街に足を踏み入れる、原作史上最も熱い珠玉の名エピソード「吉原炎上篇」が完全新作アニメとして映画化された。原作・スーパーアドバイザーゴリラは空知氏、監督は安藤尚也氏、監修は藤田陽一氏、脚本は岸本卓氏が務めている。
――映画『銀魂 THE FINAL』(21年)で完結したかと思いきや一転、20周年のここに来て完全新作アニメが公開されます。率直な今のお気持ちを教えてください。
杉田:“完全に完結した古い古文書”みたいな言い方しましたけど。あれだけ大々的に“ファイナル”って打ったものの記憶が薄まらないうちに次が出てくる。どういうことだろう。何かしらの時空が歪んだのか、新しい概念が生まれたのか、未だに受け入れられない状況ではあるんですけど(笑)この新しい『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』から参加するスタッフさん、役者たちの姿を見ていたら、素直に「新しいものを作り上げるんだ、ここから」っていう姿勢が決まったなって思いました。だから、新たに関わる人たちが『銀魂』へ分かりやすく入りやすい環境に、坂田銀時役として現場にいないとなって、考えるまでもなく自然と体が動いていました。
阪口:僕もどうにもぼんやりしていました。いや、だってね、やっぱり終わったと思い込んでいたので、やりますって言われても何のことやらと思っていて。前回の吉原炎上篇から16年経っているわけだし、「本当にやるんですかねぇ?」なんてぼんやりしていたんですけど、台本をもらって「本当にやるんだ…ああ、新八もしゃべってるわ」と。どういう切り口でやるのかなとは思っていたんですけど、台本読んで、本当に新しくリブートかけたんだな。そんな感じでぼんやりしつつも、収録は楽しみでした。
釘宮:最初はすごく驚きましたし、私たちキャストはこのままで、というお話を伺ってとてもうれしく思いました。作品自体が完全に最終回を迎えていたので、時を戻すのってどんな感覚なんだろう?と思いましたが、『銀魂』のみんなでまた一つ作品が作れると思うとすごく楽しみで、精一杯頑張りたいと思いました。
――原作史上最も熱い名エピソードが映画化となります。みなさんにとってこのエピソードはどんな存在ですか?
釘宮:テレビアニメで収録していた当時も、全編通してすごい“どギャグ”もあれば“どシリアス”もあって、魅力がたっぷり詰まったエピソードだなと思っていました。個人的には、神楽がギリギリまで痛めつけられて覚醒するという大変しんどいシーンがありましたので、その印象が強いですね。
阪口:銀魂らしい、ギャグとシリアスがほどよく混じったいいお話です。神楽の家族のお話や、銀時にしても最強レベルの敵である鳳仙との戦いがある中で、自分も当事者なんですけど、新八はより視聴者目線に近いのかなと思います。新八の目を通してこの2人を見ている感覚になりました。視聴者でも覚醒した神楽を止めたいだろうし、銀さんに「必ず生きて会おう」って言うと思うし。新八であり、第三者でありっていう、不思議な気持ちになったエピソードでした。
杉田:ジャンプの原則に則った内容を『銀魂』でやっても、しっかり“らしさ”が損なわれない、印象的なエピソードだと思います。キャラクターそれぞれを掘り下げたのも、この辺りからかな。そういえば神楽って夜兎族なんだ、地球人じゃないんだっていうのが、ここでわかるんですよ。向き合いたくない現実っていうのが、力という最悪の形を成した状態で現れる。
このエピソードの前に一度、星海坊主っていう父親が出てきたんですけど、そのときにはなんとなく温かく笑って終わったような状況が、「あ、命の危機なんだ」「やっぱり戦闘民族なんだ」ってことを力ずくで呼び起こされるのは多分おそらくここからだったと思います。新八にも別のエピソードで掘り下げがありますし。キャラクターを掘り下げて、銀魂らしさっていうのが重いものが重くなりすぎず、かといって柔らかく簡単に弾け飛ぶこともない内容の良さがよく表れていたというのが印象に残っています。
――メインキャラクターのパーソナルな部分が描かれたエピソードでもあったわけですが、2021年にいったん「THE FINAL」として最後を迎えるまでに一通りエピソードを演じられた上で、今回また改めてアフレコをされて変化したことはありましたか?
杉田:監督さんと音響監督さんが代わっていて、新体制で作る新しい新劇場版は、当時をコピーするように再現すればいいわけではないと思うんですよ。だから、(安藤)監督のインタビューを見るのが今から楽しみです。あの当時ではできなかった映像技法なども使っていると思いますし。
――原作には登場しない真選組と桂も出てきますよね。
杉田:そこも明確に変わっている要素なので、全く同じように再現しなくてもいいのかなって。コラボ元に怯えるゲームの収録みたいな感じにならないように(笑)。
阪口:難しい例え。わかりづらいな…。
杉田:コラボっていうのは…。
阪口:よし、一回黙ろうか。
(一同爆笑)
杉田:なぜ片方に怯えるんだ!っていう状況にはなってはいないので(笑)。
阪口:うん、なってないんですよ。
杉田:真面目な話、現在と過去を比較して過去に怯えるっていう状況は避けたいなと思っていました。昔の自分と今の自分との芝居の戦いだとか比較するとか、そんな性能比べをするためにレースやってんじゃねえんだって、ブリード加賀もキレてました。
阪口:『サイバーフォーミュラ』は関係ねえんだよな。
杉田:“過去”は立ち塞がる敵じゃないっていうことを認識として持ちたいというのは、最初からありました。新たに関わる人たちも、「銀魂だ、どうしよう」とか、「緊張するな」とか、「怖いな」っていう気持ちは本当に抱いてほしくなかった。その点にはかなり気をつけました。
阪口:単純にこなれた感を出したくなかったというか、時間が経ってしまった自分が「そんなに声張らなくてもいいっしょ」とか、「ここはもっと今ならうまくやれるよね」みたいな欲を出したくないなっていうのもあって。あの当時の熱量で、多少つたなくてもいいので、まずは新八らしさが伝えられればそれでいいのかなと思いました。本当にうまくやってやろうとは全然考えなかったですね。
「お前もう中堅とかベテランとか言える年齢なんだから、もっとうまいことやれよ」みたいに思われるのも嫌ですけど、そういうのではなくて、新八が持ってる初々しさとかみずみずしさみたいなのが出ればいいんだろうなっていうのだけぼんやり考えてます。あとは、画面見て喋ったら新八になるだろうなと思ってたので。
釘宮:私も理想を言えば、以前の映像をチェックせずに収録に臨みたかったのですが、しっかりきちんとチェックして準備もした上で当日を迎えました。16年という月日を経ての収録だったので、どうなることやらと思っていましたが、そこは当時は当時、今は今で完全に別物だと捉えて、今の自分にできる精一杯の体当たりで挑みました。
関連記事
【画像】ギリギリアウト!禁断のパロディ満載の「1分でわかる『銀魂』」場面カット
【集合ショット】銀さんにエリザベスも登場!笑顔のSUPER BEAVER&杉田智和ら
【画像】炎上覚悟!『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』のビジュアル
【写真】大人っぽい…シックなジャケットを着こなした杉田智和
【写真】声優仲間と3ショット!誕生日記念でツイッター開設した釘宮理恵
