エンタメ
2026-03-06 07:00
ホラー作家・加門七海の代表作『祝山』(いわいやま)が映画化され、2026年初夏に全国公開されることが決定した。主演は橋本愛。あわせてティザービジュアルと場面写真の一部が公開され、主演の橋本と原作者・加門からコメントが到着した。
【画像】映画『祝山(いわいやま)』ティザービジュアル
本作は、日本のホラー文学を牽引してきた加門が自身の実体験を下敷きに執筆した同名小説が原作。人が足を踏み入れてはならない“禁足地”にまつわる禁忌の記憶と、そこに触れてしまった人々の逃れられない運命を描いた作品で、刊行以来、多くの読者に戦慄を与えてきたロングセラーだ。
主演を務める橋本は、映画『告白』で注目を集め、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。小野不由美原作のホラー映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』では、静かに追い詰められていく恐怖を体現した演技が高く評価され、ホラーファンからも支持を集めている。本作では、不可解な出来事の真相を追うホラー作家・鹿角南(かづの・みなみ)役を演じる。
脚本・監督は武田真悟。これまでホラー作品で数々の映画祭受賞歴を重ねてきた新鋭で、本作が劇場長編デビュー作となる。緻密な心理描写と不穏な空気感の構築に定評のある武田監督が、原作の持つ“知的恐怖”を映像として立ち上げる。
物語は、鹿角のもとに旧友から届いた一通の手紙をきっかけに動き出す。廃墟での肝試しを境に、周囲で奇妙な出来事が続いているというのだ。取材半分の思いで関係者と会った鹿角だったが、それは自らをも巻き込む恐怖の始まりに過ぎなかった。
仲間の一人は不可解な死を遂げ、残された者たちも次第に理性を失っていく。禁足地に触れてしまった者たちに待ち受けるのは、後戻りのできない恐怖。静かに理性を侵食していく闇が、人々の運命を狂わせていく。
民俗学や呪術の知見を背景に独自の恐怖世界を描いてきた加門の原作と、新鋭監督による映像表現、そして橋本愛の存在感が融合する本作。日本ホラーの新たな注目作として期待が高まりそうだ。
■主演:橋本愛のコメント
久しぶりのホラー映画で、主演を務めさせていただきました。
私が演じた鹿角はホラー作家でありながら、現実の恐怖にはちゃんと怯えて、霊的な存在には敬意を払う。そんな彼女にシンパシーを感じながら演じていました。
時には泥だらけになりながら、ずっと誰かに見られているような。そんな違和感が付き纏っていました。
鹿角の同級生、矢口のキャラクターが鮮烈で、演じながらも、目に映る彼女の姿が本当なのか、よくわからなくなりました。
山のパワーはすごかったです。祝山。なんだかめでたい名前ですが、その真相。見てみぬふりをする、いや、見たまま景色の一部となっている、その恐怖。
どうかこの映画を見た人が、感染しないようにと祈るばかりです。
見終わった後に、ぜひ鏡を見てみてください。
■原作:加門七海のコメント
『祝山』は2007年に上梓された作品です。古いその作品を映画化したいとのお話をいただいた時は、正直驚きました。見つけてくださり、ありがとうございますという気持ちです。主演に橋本愛さんをお迎えできたことも感激でした。
私の作品には小説エッセイを問わず、自分の心霊体験がちりばめられていますが、本作は特に実際に起こったことが色濃く反映されています。自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である「山」に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております。
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主演を務める橋本は、映画『告白』で注目を集め、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。小野不由美原作のホラー映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』では、静かに追い詰められていく恐怖を体現した演技が高く評価され、ホラーファンからも支持を集めている。本作では、不可解な出来事の真相を追うホラー作家・鹿角南(かづの・みなみ)役を演じる。
脚本・監督は武田真悟。これまでホラー作品で数々の映画祭受賞歴を重ねてきた新鋭で、本作が劇場長編デビュー作となる。緻密な心理描写と不穏な空気感の構築に定評のある武田監督が、原作の持つ“知的恐怖”を映像として立ち上げる。
物語は、鹿角のもとに旧友から届いた一通の手紙をきっかけに動き出す。廃墟での肝試しを境に、周囲で奇妙な出来事が続いているというのだ。取材半分の思いで関係者と会った鹿角だったが、それは自らをも巻き込む恐怖の始まりに過ぎなかった。
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民俗学や呪術の知見を背景に独自の恐怖世界を描いてきた加門の原作と、新鋭監督による映像表現、そして橋本愛の存在感が融合する本作。日本ホラーの新たな注目作として期待が高まりそうだ。
■主演:橋本愛のコメント
久しぶりのホラー映画で、主演を務めさせていただきました。
私が演じた鹿角はホラー作家でありながら、現実の恐怖にはちゃんと怯えて、霊的な存在には敬意を払う。そんな彼女にシンパシーを感じながら演じていました。
時には泥だらけになりながら、ずっと誰かに見られているような。そんな違和感が付き纏っていました。
鹿角の同級生、矢口のキャラクターが鮮烈で、演じながらも、目に映る彼女の姿が本当なのか、よくわからなくなりました。
山のパワーはすごかったです。祝山。なんだかめでたい名前ですが、その真相。見てみぬふりをする、いや、見たまま景色の一部となっている、その恐怖。
どうかこの映画を見た人が、感染しないようにと祈るばかりです。
見終わった後に、ぜひ鏡を見てみてください。
■原作:加門七海のコメント
『祝山』は2007年に上梓された作品です。古いその作品を映画化したいとのお話をいただいた時は、正直驚きました。見つけてくださり、ありがとうございますという気持ちです。主演に橋本愛さんをお迎えできたことも感激でした。
私の作品には小説エッセイを問わず、自分の心霊体験がちりばめられていますが、本作は特に実際に起こったことが色濃く反映されています。自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である「山」に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております。
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