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日テレ24年ぶり新報道番組スタート 元NHKの和久田麻由子アナが“新たな門出”「意欲に燃えています」【コメント全文】

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2026-04-25 06:00
日テレ24年ぶり新報道番組スタート 元NHKの和久田麻由子アナが“新たな門出”「意欲に燃えています」【コメント全文】
『追跡取材 news LOG』メインキャスターを務める和久田麻由子アナウンサー(C)日本テレビ
 日本テレビの24年ぶり新報道番組『追跡取材 news LOG』(毎週土曜 後10:00~後10:54)が、きょう25日から放送開始となる。それに先立って、同局の森圭介アナウンサーとともにメインキャスターを務める今年3月いっぱいでNHKを退職した和久田麻由子アナウンサーのコメントが到着した。

【全身ショット】気合十分!番組ロゴと共にガッツポーズをする和久田麻由子アナ

 これまでのニュース番組が主に「結果・結論」を伝えてきたのに対し、同番組はそこに至るまでの「LOG(ログ)」“取材の記録”にこそ、見えてくる真相があると考え、記者はいつ、どこへ行き、何を感じ、どう判断したのか、交渉の緊張感、張り込みの孤独、そして真相にたどり着いた瞬間の熱狂など、一つひとつの「LOG」を丁寧にひも解き、積み重ねていくことで、情報の断片があふれる現代で、どこよりも「真実味」と「信頼感」のある確かな結論を視聴者に届ける。新番組は、記者の膨大な「LOG」と共に、視聴者と一緒にニュースの本当の意味に迫る。

【コメント全文】
――2011年の春にNHKに入局され、今年でアナウンサー歴15周年を迎えられました。この節目のタイミングでフリーに転身された一番の理由を教えてください。
NHKでは朝や夜のニュース番組をはじめ、紅白歌合戦、東京2020オリンピック・パラリンピック、ドキュメンタリー番組のナレーションなど多岐にわたる番組を担当させていただき、アナウンサーとして育てていただきました。そうした経験や日々のすべてがかけがえのない財産であり、今の私があります。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。

一方、プライベートでは2人の子供を授かり、育児をするなかで、家族と過ごす時間と仕事とのバランスを漠然と考えるようになりました。そうして自分の働き方を見つめ直す機会が増え、もう少し柔軟な働き方をしたいとの思いが、葛藤がありながらも徐々に膨らんでいったというのがNHK退職の大きな理由です。

――公共放送と民放の違いを感じる点はありますか。
まだフリーになったばかりですので、それほど違いは感じていません。日本テレビに伺った印象は、社屋がガラス張りで自然光がたっぷり入るので、物理的にも明るくて気持ちいいですね。

『news LOG』の制作陣からは、これまで以上に「生活者の目線」を捉えることが求められていると感じます。番組側が一方的にニュースを発信するのではなく、ご覧いただいている皆さんとともに考え、感情を分かち合う。そして明日どう行動するか、どう生きていくか、誰かのキッカケや道標になりたいという熱意にあふれたチームで、私もメンバーの一員としてとても共感しています。

――新しい環境でのスタートに不安もあるかと思いますが、期待や希望が勝っている点をお聞かせください。
ズバリ、『news LOG』という番組そのものですね。私は長年さまざまなニュース番組に携わってきましたが、放送にいたるまでの「プロセス」を大切にし、ありのままを包み隠さず公開したうえで結論を届けるというアプローチは非常に斬新ですし、自分にとっても大きなチャレンジです。導き出された結果を述べるだけでなく、記者たちの情熱や葛藤、執念、泥臭さまでも、私も一緒になってお伝えしていけるはずだと意欲に燃えています。

――テレビを通しての「アナウンサー・和久田麻由子」のイメージは広く知られています。対して、ひとりの生活者としての素顔も気になります。
仕事に関しては、入念に準備して抜かりなく放送に臨みたい慎重派です。けれど、普段は結構のんびりした性格ですね。取るに足りないことですけど、たとえば自宅の郵便受けの前を毎日通るのに郵便物を取り忘れて、次の日もまた忘れて、重要書類を何日間も置きっぱなしにしてしまうことがあったりします。ようやく回収してもキッチンに一旦置いて、またしばらく放置したり(笑)。

あとは、日用品のストックをよく切らしてしまいます。明日買おうと思いつつも先延ばしにして忘れて、結局はなくなるまで動かない。すると、いざ必要なタイミングで替えがなく、急いで買いに走る羽目に。家族のサポートにも支えられながら、そんな暮らしを送っています。

――日本テレビの番組をご覧になることもありますか。
もちろんです。森アナもメインキャスターを務める『news every.』、NHK出身の有働先輩が担当されていた『news zero』といったニュース番組のほか、大好きなバラエティ番組もたくさんあります。『世界の果てまでイッテQ!』や『上田と女が吠える夜』を見て笑ってストレス発散させていただいています(笑)。

――家庭を持って母となり、これまで以上に「生活者としての視点」が加わったことで、ニュースの捉え方、世の中の見え方に変化はありましたか。
特に考えるようになったのは、未来を担う世代にどんな社会を残していけるか。環境問題教育、子育て支援といった分野は自分事として関心が高まり、より切実かつ地続きのこととして意識するようになりました。

紛争のニュースについても捉え方が変わりました。番組では国際社会の動向のような大きな枠組みをお伝えせざるを得ず、そこに時間を割くことになります。私自身も、いちアナウンサーとして関係国の動きや思惑、今後の展望などに目を向けていました。ですが今は、我々と何ら変わらない日常を送っていた一人ひとりが凄惨な状況下にあることに、しっかり心寄せたいと思うようになりました。犠牲になるのは一番弱い立場にある子供たちであるという事実に、これまで以上に深く心が痛み、いたたまれない気持ちになります。

――『追跡取材 news LOG』が、ほかの報道番組と一線を画す見どころを教えてください。
この番組ではニュースの結論だけでなく、その取材の記録=「LOG」も表に出していきます。記者たちは一体どんな問題意識で取材を始め、いつ、どこへ行き、何に迷い、どんな壁にぶつかり、どう判断して真相にたどり着いたのか、裏側の物語までも公開する。言わばそれは「顔の見える報道番組」を突き詰めることだと私は解釈しています。

過程までも大切にする前例のないスタイルだからこそ、見えてくるニュースの新しい価値、透明性、信頼性があると信じていますし、そこに注目していただきたいですね。自分が培ってきた伝え手としての経験を、これからはプロセスという新しい情報のカタチに注ぎ、これまで以上に飾らない言葉で皆さんにお届けしたいと考えています。

――メインキャスターとしてバディを組む、森圭介アナの印象は。
画面を通して皆さんが抱かれるイメージそのままの方ですね。とても温かく明るいだけでなく、抜群に視野が広い。そしてコミュニケーション能力も卓越しています。常に視聴者の目線に立ってニュースを捉える姿勢を忘れず、どんな話題でもご自身の言葉で語ることをプロフェッショナルなレベルで徹底していらっしゃる。自分の言葉で話すことはアナウンサーにとって意外と難しいので、そうした姿は同じ伝え手として本当に尊敬します。

そんな人柄やスタンスがあるからこそ、視聴者の皆さんは信頼や親しみを感じるのだと思います。私も森さんの隣であれば、肩の力を抜いて素直な言葉でニュースをお届けできるはず。本当に心強い先輩です。

――放送される土曜日の夜は、週末の真ん中。多くの視聴者にとっては心身を休息させるリラックスタイムです。そうした時間帯に難しいニュースに触れ、世の中を知り、思いを巡らせて考えることは、ある意味で「頭と心を使う」ものです。

番組では取材現場のリアル、記者たちが思い悩む姿や葛藤、そうした軌跡を視聴者の皆さんと一緒にのぞいてたどります。まるでドキュメンタリー番組のような没入感も味わっていただけるはずです。ニュースを見て勉強しようと身構えるのではなく、思わず見てしまう、気がついたら目が離せない、そんな番組になることを私自身も期待していますし、とても楽しみです。

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