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有田哲平“推し”を広める技術と熱量 異色の“おしゃべりラジオ”でビートルズの魅力を伝える【独占インタビュー】

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2026-04-25 06:00
有田哲平“推し”を広める技術と熱量 異色の“おしゃべりラジオ”でビートルズの魅力を伝える【独占インタビュー】
有田哲平 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平がパーソナリティを務める、ニッポン放送『有田哲平 おしゃべりMUSIC』が、25日に放送される(後4:50)。オリコンニュースでは、このほど行われた収録に独占密着した。

【写真】有田哲平“おしゃべりラジオ” 今回はビートルズ特集

 有田は同局で、ソロとして2005年6月まで『目からウロコ!24』、コンビとして2008年12月まで『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』でレギュラーパーソナリティーを担当。プロレス、アニメ、ゲーム、映画など多岐にわたる趣味をもつ有田が長年愛するのが「音楽」だ。

 特に洋楽に造詣が深く、1年間にリリースされた楽曲の中から優れた作品を「アリデミー賞」として独断で選出。その愛の深さを受け、2021年以降毎年、BSの人気洋楽番組にゲスト出演している。そんな有田がラジオならではの「おしゃべり」をしながら、自ら選曲していくのが同番組だ。

 昨年12月に「オアシス」を特集した第1弾がオンエアされ、好評を得て、今回第2弾が放送。特集するのは、有田哲平の「音楽の原点」となっている「ザ・ビートルズ」。今回も有田が自由にビートルズ愛を語り、選曲していく。番組をサポートするコメンテーターとして、「ロッキング・オン」元編集長で、音楽&映画ライターの粉川しの氏が登場する。

 収録を終えた有田がインタビューに応じた。

■「ロールプレイングゲーム的な感覚」で収録 さまざまなカルチャーを横断してトーク

――まずは、収録を終えた直後の感想を聞かせてください。

『おしゃべりMUSIC』は、まだ2回しかやっていないので、ルーティーンを決めているわけではないのですが、自分の中では事前に本読んできたり、選曲をしてきたりとかはしないようにしています。だから、きょうもスタジオに来てから「1曲目どうしようか?」と考えて(笑)。曲を聞きながら、しゃべりながら「そういえばあの曲どうしようかな?」とか、番組で用意してもらった資料を見ながら、その場で決めていきました。

なので、僕自身もワクワクしながら、ロールプレイングゲーム的な感覚でやっているので、リスナーのみなさんと割と近いようなスタンスで「きょう、何が来んのかな?」という感じでやるようにはしていましたので、きょうも蓋を開けてみたら、こういうラインナップになったなって、他人事のように感じていました(笑)。

そして、ニッポン放送にある『イマジンスタジオ』でやらせてもらっていますので、大音量で聴かせていただけるということで、大音量で聴きたい曲も選びました。粉川さんがいらっしゃるので、せっかくだったらこの曲の解説を聞きたいという視点もありますし。僕の好きな曲すべて流したということでもないラインナップになっているので、楽しかったですね!

――粉川さんも収録中におっしゃっていましたが、有田さんならではの角度からビートルズの魅力を探っていくのは、とても興味深い試みでした。有田さんご自身の映画体験なども含めて、さまざまなカルチャーを横断しながら聴くことができるのも、この番組の魅力だと感じました。

この番組を聴く方が、いわゆる「ビートルマニア」と言われるようなコアなファンなのか、もしくはビートルズのライトリスナーなのか、僕がラジオをやってるから聴いてみようと思っているリスナーなのか、さまざまな可能性があると思うんです。だから、きょうはビートルズの生い立ちや雑学なども話させていただきましたが、それよりも、僕がこれまで生きてきた中で、ビートルズと出会って、ちょっとビートルズから離れたと思ったら、引き戻されるみたいなのの繰り返しなんです。どのタイミングで、ビートルズに戻らされたのか、首根っこを掴まれたのか。それが映画を見たタイミングだったり、シルク・ドゥ・ソレイユだったり、そういうことも織り交ぜながら話しましたが、これも想定してやっていた流れではなかったので、面白い番組だなと思いました。

■「好き」を広める熱弁 フリートーク×音楽の新ジャンル誕生へ

――粉川さんの存在も番組の中で重要ですね。

本当におっしゃる通りです。僕は孤独なビートルズファンで、夜な夜なヘッドホンで自分で聴いたり、移動中に聴いたりしていて。きょうの収録でも「この間、聴いてめちゃめちゃ良かったんだよ」みたいなことも話したんですね。「僕はこう思った」ということを、粉川さんに話してみたら「実はそれって、こうなっていて…」と返ってきて、そのキャッチボールもすごく楽しかったです。

――有田さんの番組を見たり聴いたりしていると、プロレスなどもそうですが、ご自身が好きなものを語る時に、コアなファンのみなさんの心もつかみながら、初心者の人たちにとっても興味を持たせるようになっているように感じます。今回の特番もそのような仕上がりになっていると感じましたが、有田さん自身、トークをするうえで心がけていることはありますか?

今回で言えば、ビートルズなんて僕が今さら「これ、めっちゃいいよ!」と言わなくても、世界中で言われてきていることですよね。だけど、ビートルズのことがあまりよくわからない、聴いてこなかったっていう人は、僕の周りにもたくさんいて「昔のあれだよね?」みたいな感じの人が多いんですよね。だから、その人たちに向けて「この曲、聴いたことあるでしょう?」っていうのを探して、車の中でかけて「これ知ってる!」とかっていうことを、やってきたんです。そこでちょっとずつ興味を持たせて「オレ、この曲好きなのよ。これには、実はこういう裏テーマがあって…」みたいな話をして、ビートルズ側に引き寄せよう…みたいなことをやってきたんですよ。

プロレスもそうでした。自分の彼女に「長州対藤波」を、事前情報なしに見せたって絶対面白くないって言うから、その裏とか、流れとかをしっかり話したり(笑)。だから、基本的にはファンの人と一緒に過ごしたことがないんですよね。

――マイノリティーだったということですかね?

そうです!当時、おニャン子クラブを聴いているやつを捕まえて「ビートルズのこれ、聴いてみて!」って伝えたりしていたので。よく考えると、これまで初心者の人たちに「お願い!」っていう、その作業をずっとやってきているんですよね。ビートルズはもちろん、プロレスに比べると、メジャーもメジャーですけど、意外と全アルバム言えない人だってたくさんいるでしょうし。どっぷりハマってない人も意外と多いんだなっていうのを感じながら、なんかしゃべり続けてきたので、そのクセが出ているのかもしれないですね(笑)。知らない人たちに聴かせたいみたいな気持ちがいつもあるのかもしれない。「これ聴いてみて!」と伝えながら生きてきたのかもしれないです。

――ビートルズといえば、有田さんも長年共演されている堺正章さんは、かつてザ・スパイダースとして活動されていました。堺さんとビートルズについて話したりしたことはありましたか?

ありました!僕が1971年生まれで、いくら幼稚園の頃にビートルズの曲に触れたといっても、もう解散しているんですよね。だから、生で見たこともないし…ということで、堺正章さんに「ビートルズ見たことあるんですか?」と聞いたことがあったんです。そうしたら「武道館に行った」とおっしゃっていたんですよ。そんな話はしていましたし、みなさんよくおっしゃることですが、バンドを始めるにあたって、ビートルズって初心者がやりやすい曲が多いから、1回通る道みたいなんですよね。だから(堺が)「ビートルズのコピーやっていたよ」なんて話を伺ったりして、世代は違えどビートルズが好きなんだ…みたいな会話をしたことはありました。

――次回以降の構想についてもお話をされていたので、僭越ながら、プロレスラーの入場曲など、この番組で聴いてみたいなと思いました。

たしかに『おしゃべりMUSIC』だからできますよね!その発想はなかったな。プロレスにも名曲いっぱいありますもんね。ただ、オアシス、ビートルズときて、次プロレスって、ちょっとあまりに路線が変わりすぎる気もするので、どこかで実現させたいなと思います(笑)。

――改めて、リスナーのみなさんへのメッセージをお願いします。

僕は音楽の専門家では決してないので、音楽の技術とか、コードがどうとか、弾き方、演奏の仕方とか、その辺りのことはわからないですけど、だからこそ、逆にもしかしたらリスナーと近いかもしれません。言ってしまえば、ただのビートルズファンなので、専門的なことをつらつらと言えませんが、自分の武器というか職業でもあります“おしゃべり”。口先だけでおしゃべりをすることと音楽を合わせる。専門的な解説というよりは、雑談というか(笑)、フリートークとビートルズトークと音楽を掛け合わせたみたいなことが、ちょっと新鮮に聴いていただけたらいいなと思ってやっておりますので、ぜひお聴きください。

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