エンタメ
2026-04-28 08:30
NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で2019年から7年間、初代体操のお姉さんとして子どもたちに寄り添い続けた秋元杏月。卒業記念映像集『「おかあさんといっしょ」メモリアルベスト とびだそう どこまでも』(Blu-ray・DVD)の発売(6月24日)を控える中、“杏月お姉さん”として歩んだ日々と、子どもたちへの想い、そして新たな挑戦への決意を語った。
【画像】収録楽曲・特典映像一覧
――7年間お疲れさまでした。卒業された今のお気持ちはいかがですか?
【秋元】本当に夢のような、楽しくて幸せな7年間だったと感じています。そう思えるのも、子どもたちがいてくれて、“杏月お姉さん”と呼んでくれたこと、そして一緒に過ごしてきた仲間や心強いスタッフの皆さんのおかげです。本当に、すべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
――振り返って思い出されることはありますか?
【秋元】最初の頃は緊張もあり、無我夢中で過ごしていました。体調を維持することも簡単なことではなかったのですが、反省を生かすようにして、自分が体調を崩しやすいタイミングもわかるようになってきて、対策できるようになり、7年間やりきることができたと思います。振り返ると、本当に毎日が楽しかったです。
――視聴者から届いた反響で印象に残っていることはありますか?
【秋元】お手紙をたくさんいただき、それが大きな励みになっていました。「コンサートを観に行きました」「スタジオ収録に参加しました」といったメッセージや、お子さんのご家庭での様子を書いてくださる方も多く、読むのが楽しみでした。
特にコロナ禍の時期には、「番組に助けられていました」という声をいただくことが多く、当時は本当に子どもたちに届いているのか不安だったので、“やってきたことは間違っていなかったんだ”と感じることができて、私たち自身も救われた思いでした。
また、私の好きな紫色やイチゴの便せんを選んで手紙を書いてくださる方もいて、そのお気持ちが本当にありがたく、心に残っています。
――つらい時や、うまくいかないなと感じた時、どのように乗り越えていますか?
【秋元】人と話すことが自分の元気につながっているのだと、仕事を通じて感じるようになりました。うまくいかなかった…、体調がすぐれない…といった時に、一人で落ち込んでしまうことがあっても、翌日現場に行ってスタッフの皆さんやお兄さん、お姉さんたちに会って、たわいもない会話をするだけで自然と元気になれるんです。子どもたちからも、すごくパワーをもらっていました。卒業のタイミングで、それをより強く実感しました。これまで毎日のように会っていた人たちに会えなくなって、少し気持ちが落ち込んでしまったのですが、新たな出会いに救われています。改めて“人と会うこと”が自分にとって大きな支えなんだと感じました。
――卒業記念映像集『「おかあさんといっしょ」メモリアルベスト とびだそう どこまでも』が、6月24日にBlu-ray・DVDで発売されます。思い出が詰まった作品だと思いますが、ラインナップや内容をご覧になって、手応えはいかがですか?
【秋元】選曲にあたって、私の希望も聞いてくださり、好きな曲ばかりです。振り返るとすごく懐かしい気持ちになります。「ミライクルクル」は初めての“月のうた”だったので、イントロを聴くと、そのときの空気感というか、うまく言葉にはできないのですが、当時の思い出がふわっとよみがえってきます。「めだかの学校」も私のリクエストです。本当に思い出がギュギュッと詰まったものになっています。
――思い出が詰まったメモリアルベストを購入される方にはどのように楽しんでほしいですか?
【秋元】本当にいろいろな楽曲が収録されていて、元気な歌からしっとりした歌まで幅広く楽しんでいただけると思います。ぜひ一緒に歌ったり、踊ったりしながら観ていただけたらうれしいです。
――4月22日には、杏月お姉さんが登場する最後の月のうたベスト映像集『「おかあさんといっしょ」最新ソングブック だいすきがいっぱい』(Blu-ray・DVD)も発売されました。こちらは?
【秋元】ソングブックのために新たに撮影した映像が入っています。自然豊かなロケーションの中でお兄さん、お姉さんたちみんなでシャボン玉遊びやボール遊び、キャンプなどを楽しむ様子が収められていて、普段よりも少しオフに近い、自然体の私たちの姿が見られると思います。
――「おかあさんといっしょ」の“お姉さん”になることは、子どもの頃から思い描いていたことなのでしょうか?
【秋元】当時の私には、全く想像できないことでした。
――もともと子どもはお好きだったんですか?
【秋元】子どもは昔から好きでした。ただ、お姉さんになってから、より“子どもってすごいな”と尊敬するようになりました。番組をきっかけに子どもたちと触れ合う時間が増え、さまざまな経験をさせてもらったことで、自分ももっといろいろなことを学びたいという気持ちが芽生えました。
――ご自身はどんな子どもだったのですか?
【秋元】私はとても人見知りで、母から離れられない子だったんです。だから、スタジオに来て、知らない場所や知らないおともだち、たくさんの大人が見ている中でも、自然体で遊べる子どもたちを見て、本当にすごいなと感じていました。
――番組に出る側ではなかったんですね。
【秋元】はい。もし出ていたとしても、きっと母から離れられなくて、テレビには映れなかったと思います(笑)。
――歌や体操は、子どもの頃からお好きだったんですか?
【秋元】家の中では歌ったり踊ったりしていましたが、人前で何かをするのが苦手で、いわゆる“内弁慶”でした。新体操を始めてから少しずつ変わっていったんだと思います。大会では360度観客がいて、採点もされる競技なので、“人に見せる”という経験を通して、変われたんだと思います。
――今後の抱負を聞かせてください。
【秋元】子どもたちとこれまで以上に関わり続けたいという気持ちは、どんどん大きくなっています。より近い距離で、一緒に体験したり、学んだり、さまざまなことを共有していけたらと思っています。例えば、新体操を一緒に体験してみたり、何かを一緒に作ったり、山に行って花の名前を覚えたりと、何かを“共に経験する”ことをやってみたいです。私自身も一緒に学びたいですし、子どもたちにも「これ楽しい」「こういうことが好きかも」と感じてもらえるようなきっかけをつくれたらいいなと思っています。
――今後、挑戦してみたいことはありますか?
【秋元】今はまだ「これが得意です」と胸を張って言えるものはないのですが、自分が心から楽しめることや、自分に合っていると感じられるものを見つけていきたいと思っています。そのためにも、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。また、「声がいいね」と言っていただけたことがとてもうれしかったこともあり、声を使ったお仕事にも興味を持つようになりました。ラジオなどでも、上手にお話しできるようになりたいと思っています。
――秋元さんのように、新しい一歩を踏み出した方々へエールをお願いします。
【秋元】“楽しみましょう”とお伝えしたいです。大変なことや、うまくいかないことは誰にでもあるものです。どんな時でも楽しむ気持ちを忘れずに、向き合えたらいいなと思います。簡単なことではないかもしれませんが、人生はやっぱり楽しみたい。一日一日を大切に、今をしっかり感じながら過ごしていけたら――私自身も、そんな気持ちでいます。
撮影:松尾夏樹
スタイリスト:山崎厚見(※崎=たつさき)
ヘアメイク:安藤千浪
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――7年間お疲れさまでした。卒業された今のお気持ちはいかがですか?
【秋元】本当に夢のような、楽しくて幸せな7年間だったと感じています。そう思えるのも、子どもたちがいてくれて、“杏月お姉さん”と呼んでくれたこと、そして一緒に過ごしてきた仲間や心強いスタッフの皆さんのおかげです。本当に、すべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
――振り返って思い出されることはありますか?
【秋元】最初の頃は緊張もあり、無我夢中で過ごしていました。体調を維持することも簡単なことではなかったのですが、反省を生かすようにして、自分が体調を崩しやすいタイミングもわかるようになってきて、対策できるようになり、7年間やりきることができたと思います。振り返ると、本当に毎日が楽しかったです。
――視聴者から届いた反響で印象に残っていることはありますか?
【秋元】お手紙をたくさんいただき、それが大きな励みになっていました。「コンサートを観に行きました」「スタジオ収録に参加しました」といったメッセージや、お子さんのご家庭での様子を書いてくださる方も多く、読むのが楽しみでした。
特にコロナ禍の時期には、「番組に助けられていました」という声をいただくことが多く、当時は本当に子どもたちに届いているのか不安だったので、“やってきたことは間違っていなかったんだ”と感じることができて、私たち自身も救われた思いでした。
また、私の好きな紫色やイチゴの便せんを選んで手紙を書いてくださる方もいて、そのお気持ちが本当にありがたく、心に残っています。
――つらい時や、うまくいかないなと感じた時、どのように乗り越えていますか?
【秋元】人と話すことが自分の元気につながっているのだと、仕事を通じて感じるようになりました。うまくいかなかった…、体調がすぐれない…といった時に、一人で落ち込んでしまうことがあっても、翌日現場に行ってスタッフの皆さんやお兄さん、お姉さんたちに会って、たわいもない会話をするだけで自然と元気になれるんです。子どもたちからも、すごくパワーをもらっていました。卒業のタイミングで、それをより強く実感しました。これまで毎日のように会っていた人たちに会えなくなって、少し気持ちが落ち込んでしまったのですが、新たな出会いに救われています。改めて“人と会うこと”が自分にとって大きな支えなんだと感じました。
――卒業記念映像集『「おかあさんといっしょ」メモリアルベスト とびだそう どこまでも』が、6月24日にBlu-ray・DVDで発売されます。思い出が詰まった作品だと思いますが、ラインナップや内容をご覧になって、手応えはいかがですか?
【秋元】選曲にあたって、私の希望も聞いてくださり、好きな曲ばかりです。振り返るとすごく懐かしい気持ちになります。「ミライクルクル」は初めての“月のうた”だったので、イントロを聴くと、そのときの空気感というか、うまく言葉にはできないのですが、当時の思い出がふわっとよみがえってきます。「めだかの学校」も私のリクエストです。本当に思い出がギュギュッと詰まったものになっています。
――思い出が詰まったメモリアルベストを購入される方にはどのように楽しんでほしいですか?
【秋元】本当にいろいろな楽曲が収録されていて、元気な歌からしっとりした歌まで幅広く楽しんでいただけると思います。ぜひ一緒に歌ったり、踊ったりしながら観ていただけたらうれしいです。
――4月22日には、杏月お姉さんが登場する最後の月のうたベスト映像集『「おかあさんといっしょ」最新ソングブック だいすきがいっぱい』(Blu-ray・DVD)も発売されました。こちらは?
【秋元】ソングブックのために新たに撮影した映像が入っています。自然豊かなロケーションの中でお兄さん、お姉さんたちみんなでシャボン玉遊びやボール遊び、キャンプなどを楽しむ様子が収められていて、普段よりも少しオフに近い、自然体の私たちの姿が見られると思います。
――「おかあさんといっしょ」の“お姉さん”になることは、子どもの頃から思い描いていたことなのでしょうか?
【秋元】当時の私には、全く想像できないことでした。
――もともと子どもはお好きだったんですか?
【秋元】子どもは昔から好きでした。ただ、お姉さんになってから、より“子どもってすごいな”と尊敬するようになりました。番組をきっかけに子どもたちと触れ合う時間が増え、さまざまな経験をさせてもらったことで、自分ももっといろいろなことを学びたいという気持ちが芽生えました。
――ご自身はどんな子どもだったのですか?
【秋元】私はとても人見知りで、母から離れられない子だったんです。だから、スタジオに来て、知らない場所や知らないおともだち、たくさんの大人が見ている中でも、自然体で遊べる子どもたちを見て、本当にすごいなと感じていました。
――番組に出る側ではなかったんですね。
【秋元】はい。もし出ていたとしても、きっと母から離れられなくて、テレビには映れなかったと思います(笑)。
――歌や体操は、子どもの頃からお好きだったんですか?
【秋元】家の中では歌ったり踊ったりしていましたが、人前で何かをするのが苦手で、いわゆる“内弁慶”でした。新体操を始めてから少しずつ変わっていったんだと思います。大会では360度観客がいて、採点もされる競技なので、“人に見せる”という経験を通して、変われたんだと思います。
――今後の抱負を聞かせてください。
【秋元】子どもたちとこれまで以上に関わり続けたいという気持ちは、どんどん大きくなっています。より近い距離で、一緒に体験したり、学んだり、さまざまなことを共有していけたらと思っています。例えば、新体操を一緒に体験してみたり、何かを一緒に作ったり、山に行って花の名前を覚えたりと、何かを“共に経験する”ことをやってみたいです。私自身も一緒に学びたいですし、子どもたちにも「これ楽しい」「こういうことが好きかも」と感じてもらえるようなきっかけをつくれたらいいなと思っています。
――今後、挑戦してみたいことはありますか?
【秋元】今はまだ「これが得意です」と胸を張って言えるものはないのですが、自分が心から楽しめることや、自分に合っていると感じられるものを見つけていきたいと思っています。そのためにも、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。また、「声がいいね」と言っていただけたことがとてもうれしかったこともあり、声を使ったお仕事にも興味を持つようになりました。ラジオなどでも、上手にお話しできるようになりたいと思っています。
――秋元さんのように、新しい一歩を踏み出した方々へエールをお願いします。
【秋元】“楽しみましょう”とお伝えしたいです。大変なことや、うまくいかないことは誰にでもあるものです。どんな時でも楽しむ気持ちを忘れずに、向き合えたらいいなと思います。簡単なことではないかもしれませんが、人生はやっぱり楽しみたい。一日一日を大切に、今をしっかり感じながら過ごしていけたら――私自身も、そんな気持ちでいます。
撮影:松尾夏樹
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