エンタメ
2026-05-02 08:35
映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』で話題となっているのが、任天堂のゲームシリーズ「スターフォックス」のキャラクター、フォックス・マクラウドの登場だ。異なるゲームシリーズのキャラクターが同じ作品に登場するという“異例の展開”は、どのように実現したのか。任天堂の宮本茂氏と、イルミネーションのクリス・メレダンドリ氏が、その裏側を明かした。
【画像】この記事に関連するそのほかの写真
宮本氏は、今回の決定についてこう振り返る。
「“マリオらしいギャラクシー”を作ろうという話をしていたときに、突然イルミネーション側から“フォックスを出したらどうか”という提案があったんです。これは面白いと思いました」
一方で、そこには大きな壁があった。
「任天堂には、異なるゲームのキャラクターを同じ世界に共存させないというルールがあるんです。僕自身がこれまで言ってきたことです(笑)。今回はそのルールを変えることになる。長年その考えを信じてきた人たちに“少し崩してもいいか”と、いわばロビー活動をしてきました」
シリーズの枠を超えた挑戦は、こうして実現に至ったという。
■グレン・パウエル起用の裏側「本人が“出たい”と」
さらに海外で話題となっているのが、フォックス役の英語版の声優を、『トップガン マーヴェリック』で新世代パイロットの一人・ハングマンを演じて大ブレイクしたグレン・パウエルが務めていることだ。
メレダンドリ氏は、その経緯について次のように明かす。
「前作のプロモーション中、グレン・パウエルさんから連絡をもらったんです。“自分はスターフォックスが大好きで、このキャラクターをもっと多くの人に知ってほしい”という“売り込み”でした」。
その後、キャラクターの方向性について議論が進む中で、「パウエルさんの声や人物像、そしてゲームへの理解も含めて、“フォックスを演じるのにふさわしいのではないか”という話になりました」と決定に至った経緯を説明。
実際のオファー時についても、「彼に電話して“ぜひスターフォックスを演じてほしい”と伝えたとき、本当に喜んでくれて。収録も心から楽しんでくれていたのが印象的でした」と振り返った。
■「出させてほしい」が殺到 ハリウッド・スターからの逆オファー
俳優側からの“逆オファー”は、グレン・パウエルだけではない。メレダンドリ氏は、「任天堂の映画に関わるなら出たい、という声がハリウッドの俳優たちからかなり来るんです」と明かす。
「通常は我々が出演をお願いする立場ですが、任天堂作品の場合は逆で、俳優や声優の側から“ぜひ参加したい”という連絡が来るんです。それが本当に特別なところですね」
実際にロゼッタ役のブリー・ラーソンも熱心な任天堂ファンで、参加を希望していた一人だった。こうした状況について宮本氏は、「本当にラッキーだなと思っています。イルミネーションのスタッフも、キャストの皆さんも、 “マリオファン”なんですよ」と実感を込める。
さらに、「もし自分ひとりでやっていたら、ここまでの広がりにはならなかったと思います。みんながマリオを好きで集まって作っている、そういう意味で、すごく新しいジャンルができたと感じています」と語り、その表情や語り口には高揚感がにじんでいた。
シリーズの枠を越えたキャラクターの共演や、世界中のクリエイターや俳優を巻き込む“マリオ愛”。その熱は、まだまだ広がっていきそうだ。
『スーパーマリオ』映画第2弾が大ヒット 宮本茂が語る“映画化での進化”と女性キャラクターの変化
映画『マリオ』新作、公開から3日間で興収16億円突破 2026年度公開の“洋画作品”としても好スタート
【きょうから】ユニクロ「UT」、映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』デザイン登場 MEN&キッズで展開
“マリオの生みの親”宮本茂氏、映画最新作“ヨッシー登場”の裏話明かす イベントにサプライズ登場
『ゼルダの伝説』実写映画の撮影開始 任天堂の宮本茂「撮影は順調に進んでいますので静かに見守って」
【画像】この記事に関連するそのほかの写真
宮本氏は、今回の決定についてこう振り返る。
「“マリオらしいギャラクシー”を作ろうという話をしていたときに、突然イルミネーション側から“フォックスを出したらどうか”という提案があったんです。これは面白いと思いました」
一方で、そこには大きな壁があった。
「任天堂には、異なるゲームのキャラクターを同じ世界に共存させないというルールがあるんです。僕自身がこれまで言ってきたことです(笑)。今回はそのルールを変えることになる。長年その考えを信じてきた人たちに“少し崩してもいいか”と、いわばロビー活動をしてきました」
シリーズの枠を超えた挑戦は、こうして実現に至ったという。
■グレン・パウエル起用の裏側「本人が“出たい”と」
さらに海外で話題となっているのが、フォックス役の英語版の声優を、『トップガン マーヴェリック』で新世代パイロットの一人・ハングマンを演じて大ブレイクしたグレン・パウエルが務めていることだ。
メレダンドリ氏は、その経緯について次のように明かす。
「前作のプロモーション中、グレン・パウエルさんから連絡をもらったんです。“自分はスターフォックスが大好きで、このキャラクターをもっと多くの人に知ってほしい”という“売り込み”でした」。
その後、キャラクターの方向性について議論が進む中で、「パウエルさんの声や人物像、そしてゲームへの理解も含めて、“フォックスを演じるのにふさわしいのではないか”という話になりました」と決定に至った経緯を説明。
実際のオファー時についても、「彼に電話して“ぜひスターフォックスを演じてほしい”と伝えたとき、本当に喜んでくれて。収録も心から楽しんでくれていたのが印象的でした」と振り返った。
■「出させてほしい」が殺到 ハリウッド・スターからの逆オファー
俳優側からの“逆オファー”は、グレン・パウエルだけではない。メレダンドリ氏は、「任天堂の映画に関わるなら出たい、という声がハリウッドの俳優たちからかなり来るんです」と明かす。
「通常は我々が出演をお願いする立場ですが、任天堂作品の場合は逆で、俳優や声優の側から“ぜひ参加したい”という連絡が来るんです。それが本当に特別なところですね」
実際にロゼッタ役のブリー・ラーソンも熱心な任天堂ファンで、参加を希望していた一人だった。こうした状況について宮本氏は、「本当にラッキーだなと思っています。イルミネーションのスタッフも、キャストの皆さんも、 “マリオファン”なんですよ」と実感を込める。
さらに、「もし自分ひとりでやっていたら、ここまでの広がりにはならなかったと思います。みんながマリオを好きで集まって作っている、そういう意味で、すごく新しいジャンルができたと感じています」と語り、その表情や語り口には高揚感がにじんでいた。
シリーズの枠を越えたキャラクターの共演や、世界中のクリエイターや俳優を巻き込む“マリオ愛”。その熱は、まだまだ広がっていきそうだ。
関連記事
『スーパーマリオ』映画第2弾が大ヒット 宮本茂が語る“映画化での進化”と女性キャラクターの変化
映画『マリオ』新作、公開から3日間で興収16億円突破 2026年度公開の“洋画作品”としても好スタート
【きょうから】ユニクロ「UT」、映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』デザイン登場 MEN&キッズで展開
“マリオの生みの親”宮本茂氏、映画最新作“ヨッシー登場”の裏話明かす イベントにサプライズ登場
『ゼルダの伝説』実写映画の撮影開始 任天堂の宮本茂「撮影は順調に進んでいますので静かに見守って」
