
俳優の賀来賢人さんが14日、自身が出演し、プロデューサーも務める映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』Q&A付 舞台挨拶に、デイヴ・ボイル監督と共に登壇しました。
ハンチング帽にチノパン、Tシャツとカジュアルな格好の賀来さんが登場すると、観客の一部から「キャー」という歓声が上がりました。
【写真を見る】【 映画プロデューサー・賀来賢人 】 妻・榮倉奈々の映画考察を面白がる 〝妻が全然意図していない考察を無限に…(笑)〟 観客からの質問で映画制作のこだわり明かす
6月5日に全国公開を迎えた本作は、死者の姉と生者の妹による霊媒師コンビが人里離れた洋館に巣食う凶悪な亡霊に立ち向かっていく…というホラー映画。今夏、カナダ・モントリオールで開催される北米最大のジャンル映画祭であるファンタジア国際映画祭への正式出品が決まっています。
冒頭の挨拶で賀来さんは、〝僕の妻がこの前、映画を観まして…〟と、妻で俳優・モデルの榮倉奈々さんが本作を鑑賞したことを明かし、〝妻が観たときに、僕たちが全然意図してない考察を無限に広げて…(笑)すごい新しい楽しみ方をしてたりとかしていて…〟と嬉しそうに話していました。
本イベントは、約180人の観客から募った質問に賀来さんとデイヴ監督が答えるというもの。〝質問ある人?〟と呼びかけると、観客から一斉に手が上がりました。
編集の仕方やセットの時代背景、様々な質問があがるなか、劇中、賀来さんが自身の歯を抜く衝撃シーンについての質問が集中。
裏話を問われると、〝映画の撮影も後半、朝4時(に撮影した)〟と撮影が夜更けだったと明かし、〝ピンセットで(自分の)歯茎をつままないといけない。頑張ってやるんですけど、デイヴ監督が僕に近寄ってきて「口の開け方が足りない」と指摘されて…朝6時ぐらいに終わったかな〟と、約2時間かけ丁寧に作り上げたシーンであると話しました。
また、作品をつくる上で苦労した点を問われると、〝今回、本当に(状況を説明する)セリフを減らしたんですよ。切ったんです。僕とデイヴ監督も「説明台詞」が嫌いだから〟と説明。〝素晴らしい映画って、説明台詞が無くても成立する視覚的な作り方もできるし、説明セリフですら面白い〟と持論を展開。
だからこそ、〝どこまでお客さんに伝えられるかってのは結構僕たちの中では「賭け」というか、「勝負」だった。お客さんに委ねるしかない状態だった〟と、映画公開前の心境を振り返りました。
さらに、昨今の日本映画のつくりについても触れ、〝僕的に、説明過多な物語に慣れてはいけないなって。お客さんたちは世界中の素晴らしい映画をたくさん観てるじゃないですか。だから一緒に考えて欲しい、この映画の意図を。お客さんの考える余地の自由さみたいなのを、今回信じて作った面はある〟と、プロデューサー目線で真摯に語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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