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テレビ東京、昼の映画番組『午後のロードショー』が「第19回淀川長治賞」を受賞 30年にわたる洋画文化への貢献を評価【過去の受賞者一覧あり】

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2026-06-19 17:37
テレビ東京、昼の映画番組『午後のロードショー』が「第19回淀川長治賞」を受賞 30年にわたる洋画文化への貢献を評価【過去の受賞者一覧あり】
テレビ東京(C)ORICON NewS inc.
 テレビ東京で放送中の映画番組『午後のロードショー』が、外国映画文化、芸術の振興に寄与した人物や団体に贈られる『第19回淀川長治賞』を受賞。18日に都内で授賞式が行われた。

【写真】前年受賞者のRHYMESTER・宇多丸から賞状を受け取るプロデューサーら

◆今年4月には放送30周年を迎え、ギネス世界記録にも認定

 『淀川長治賞』は、かつて映画誌『ロードショー』(集英社)が創設した賞で、同誌の休刊後に中断していたが、一般社団法人外国映画輸入配給協会へ事業継承され2024年に復活した。

 今回は、1996年4月の放送開始以来、30年にわたりアクションやサスペンスを中心とした洋画を届け続けてきた『午後のロードショー』が選ばれた。なお、同番組は今年4月に放送30周年を迎え、「世界で最多放送回数を誇る地上波映画番組」としてギネス世界記録にも認定されている。

 授賞式には、『午後のロードショー』を代表してテレビ東京 コンテンツ戦略局映画部部長の岡本英一郎氏と、プロデューサーの尾木和佳奈氏が出席。前年受賞者のラッパーでラジオパーソナリティーのRHYMESTER・宇多丸から賞状が授与された。

◆宇多丸「『午後ロー』がなかったら、いよいよ日本の映画文化はやべえぞと」

 選考委員を代表してあいさつした外国映画輸入配給協会 会長の山崎敏氏(※崎=たつさき)は、「30年にわたり、外国映画の魅力や楽しみ方を、テレビ放映を通じて届けられた実績は、故淀川長治氏の功績と重なる」と評価。「ぜひ40年、50年、放送を続けていただき、これからも、外国映画の発展のためにご協力いただければと思っております」と期待を寄せた。

 宇多丸も祝辞を述べ、「(受賞者が)『午後ロー』と聞いてもう大納得というか。僕らの周りの人間も、『もうそれしかないだろう!』という感じで、本当にうれしく思いました。すごく映画好きではなくても、映画について話す習慣がある人あるあるで、『午後ローであれやってて、途中から見始めたら最後まで見ちゃったよ』というセリフを絶対1回は言ったことがある」とコメント。

 「テレビ東京を見られる人が全員毎日『午後ロー』という“名画座”の前を通って、今日何やってるか何となく認識している。これは映画文化にとってすごく重要なことだと思う」と称賛した。

 さらに、「映画は、時間が自分で操作できない、始まってたらそれを見るしかないということがすごく大事。映画館の次に映画の本質に則っているのは、テレビ放映だと思うんです。『午後ロー』がなかったら、いよいよ日本の映画文化はやべえぞと。僕は国家予算を出すべきだと思ってますから!」とユーモアを交えながら語った。

◆今後も映画の楽しさや興奮を全力で届ける

 長年番組を支えてきた岡本氏は、「本日はこのような栄誉ある賞をいただき、歴代スタッフを代表して厚く御礼申し上げます」とあいさつ。

 続けて「映画はひとりの人生を一瞬で変えてしまう大きな力があると思っています。 読書が私達の知性を広げてくれるように、映画は圧倒的な映像と音響によって私達の世界をどこまでも広げてくれる。ハリウッドのスターが演じる魅力的な主人公は、僕にとって人生の教科書であり、背中を追い続けるメンターだと思っています。だからこそ私達はこの“テレビで映画を楽しむ文化”を、何があっても守り続けていかなければならない。サブスクで映画がいつでも見られる時代だからこそ、『映画ってこんなに楽しいんだ』という興奮を、平日の昼間から皆様に全力で届けていくのが、僕たちの使命だと考えております」などと、熱い思いを語った。

【「淀川長治賞」過去の受賞者】※敬称略

1992年:戸田奈津子(字幕翻訳者)
1993年:筈見有弘・渡辺祥子(映画評論家)
1994年:フランス映画社(映画会社)
1995年:山田洋次(映画監督)
1996年:井関惺(プロデューサー)
1997年:北野武(映画監督)
1998年:宮崎駿(※崎=たつさき)(映画監督)
1999年:古澤利夫(映画宣伝)
2000年:大島渚(映画監督)
2001年:原正人(プロデューサー)
2002年:久石譲 (映画音楽作曲家)
2003年:和田誠(映画監督/イラストレーター)
2004年:真田広之(俳優)
2005年:ジャッキー・チェン(俳優)
2006年:渡辺謙(俳優)
2007年:李鳳宇(プロデューサー)
2024年:LiLiCo(タレント、映画コメンテーター)
2025年:宇多丸(ラッパー、ラジオパーソナリティー)

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