エンタメ
2026-06-25 08:00
映画『黒牢城』の公開を記念した舞台あいさつが20日、兵庫県伊丹市で行われ、主演の本木雅弘、吉高由里子、青木崇高、黒沢清監督が登壇。舞台あいさつ後には、映画の舞台となった有岡城跡や、主人公・荒木村重ゆかりの荒村寺(こうそんじ)を訪れ、“聖地巡礼”を果たした。
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米澤穂信の同名小説を実写映画化した本作は、密室と化した“黒牢城”を舞台に、不可解な連続怪事件の謎と真相を描く戦国ミステリー。黒沢監督にとってキャリア初の時代劇としても注目を集めている。
TOHOシネマズ伊丹で行われた舞台あいさつでは、満席の観客から大きな拍手で迎えられた本木が、地元の観客に向けて「村重は歴史上『城を捨てて逃げた卑怯者』というレッテルを貼られがちですが、地元の皆さんはどう思われていますか?」と逆質問。会場から温かい拍手が送られると、「村重は再発掘されるべき新たなヒーローだと思っています。そんな彼のゆかりの地で皆さんに作品を届けられたことは、本当に大きな喜びです」と作品への思いを語った。
村重の妻・千代保役を演じた吉高は、「この土地で村重や千代保が生きていて、その命のバトンが今の皆さんへつながっていると思うと感慨深いです。“村重は人を殺さない、生かしている武将だ”ということを、お心広く観ていただけたら」と語った。
村重の腹心・荒木久左衛門役の青木は、「伊丹に来た瞬間、ふわっと温かい空気に包まれる感覚がありました。街全体が応援してくれているのを感じます」と地元の歓迎に感謝した。
黒沢監督は、伊丹での上映に「感無量です」と喜びを語り、「戦うことしか考えていなかった時代において、自分のやりたいことを純粋に追求し、生き抜いていった村重の姿は本当に格好いい。現代を生きる私たちにとっても、これからの生き方の参考になればこれ以上幸せなことはありません」と締めくくった。
舞台あいさつ後、一行は伊丹市内に現存する有岡城跡を訪問。伊丹市文化財担当・中畔明日香氏の案内で、発掘調査によって見つかった石垣などを見学した。この場所は、床が土間になっており、石垣がそのまま室内の壁として機能し、その上に瓦葺の屋根が載っていたという。いわば「地下室のような強固な構造」で黒田官兵衛が幽閉されていた場所だった説があるという説明に、本木は「ロマンがありますね」と感慨深げに語った。
さらに、荒木村重の名にちなんで建立され、村重の位牌が祀られた「荒村寺」を参拝した一同。村重が幼少期に遊んだとされる船の船底の現物を紹介されると、本木は目を輝かせながら見入っていた。
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村重の妻・千代保役を演じた吉高は、「この土地で村重や千代保が生きていて、その命のバトンが今の皆さんへつながっていると思うと感慨深いです。“村重は人を殺さない、生かしている武将だ”ということを、お心広く観ていただけたら」と語った。
村重の腹心・荒木久左衛門役の青木は、「伊丹に来た瞬間、ふわっと温かい空気に包まれる感覚がありました。街全体が応援してくれているのを感じます」と地元の歓迎に感謝した。
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さらに、荒木村重の名にちなんで建立され、村重の位牌が祀られた「荒村寺」を参拝した一同。村重が幼少期に遊んだとされる船の船底の現物を紹介されると、本木は目を輝かせながら見入っていた。
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